泡盛・久米島の久米仙

Kumesen今日は琉球泡盛「久米島の久米仙」を飲んでみました。
ところで泡盛は沖縄の地酒といわれてますが、では「泡盛って何?」と聞かれると直ぐには答えられません・・・実は約1年前に泡盛の「於茂登」を飲んでいるのですが(2007年6月21日のブログ参照のこと)、もう忘れてます・・・いやはや、年はとりたくないですが、こればっかりは・・・衰退する脳との格闘の毎日、と言うことで泡盛についてもう一度調べてみました。
その手がかりは?一番手っ取り早いのはラベルを見るというか読むことでしょう!
先ず、原材料は純米製、米こうじ、となってます。次に目に付くのが「古酒」という文字。
純米という事はお米、すなわち日本米かと思ったらタイ米を使っているのですね!びっくりしました(というかすっかり忘れているんですね)。しかし沖縄の歴史的、地理的要件を考えるとある程度納得がいきます。つまり沖縄が琉球王国の時代(今から500年位前?)にシャム王国(現在のタイ)と交流があり、シャムから南蛮酒という酒を輸入したのが始まりで、その後琉球でタイ米を使った蒸留酒が造られ始めた、と言われています。なお現在、泡盛にはタイのインディカ米を使うことが規定で定められています。
次に米こうじですが、泡盛と名乗るには黒麹菌を使うことがこれまた規定されています。黒麹菌と言えば、先日飲んだ「佐藤 黒」でも使われていて「しっかりとした味わい」に特長があります。更に特徴的なのは、普通芋焼酎などは一次、二次と仕込んでいきますが、泡盛はいきなり原材料のタイ米を全て麹にして仕込みます。
最後のキーワードが「古酒」です。クースとも言うようですが、「仕次」と言って古い酒に新しい酒を注ぎ足してアルコールを補充するとともに古い酒を活性化させる、こうした過程を何年も繰り返し質を落とさずに長期貯蔵した結果、「古酒、クース」と言われる泡盛が出来上がります。
さてこの久米仙は35度、焼酎の25度と比べるとかなり高いです。
久米仙のお勧めはストレートかロックとなってますから、先ずはストレートで試してみました。
香りは米焼酎と同じで口に含んでもあまり味を感じなくて「無味無臭」ですが、久米仙が口の中で温まると刺激が広がりました。アルコール度が高いので、かなりガツンときました。喉越しも辛口の余韻とともに少し米の甘さが残る味わいでした。
ストレートは私にはきついので、ロックにしてみました。氷が解けて冷えた分だけ飲みやすくなったように感じました。ガツン度は下がるものの飲みやすくなって、ちょっぴり泡盛の甘さも感じてついつい量が増えてしまいました。

[メモ]  35度、米こうじ、3年古酒60%、一般酒40%
2008年3月28日瓶詰め
     (株)久米島の久米仙
     沖縄県島尻郡久米町字宇江城2157
     Tel 098-985-2276

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泡盛梅酒

Awamoriume6月に入り入梅宣言、次第に蒸暑くなってきますが、こうした時期には爽やかな梅酒がいいんですね、これが!・・・・
我が家の小さな庭に梅の木がありまして、毎年大粒の梅がなります。この梅を活用しない手は無い、と我が家では毎年梅酒を作っております。普通梅酒は、青梅、砂糖を瓶に詰めて、そこにホワイトリカー(焼酎甲類)を入れて1年以上寝かせておきますが、昨年は青梅に砂糖の代わりにグラニュー糖を入れて、その後泡盛を注いで造ってみました。
Kakuume_2焼酎と梅は意外に相性というか取り合わせが良くて、佐多宗二商店の「角玉梅酒」などが良く知られています。この「角玉梅酒」は、徳島産の鶯宿梅という風流な名前の青梅と砂糖、それに3年間熟成した米焼酎を使っているそうです。そして日本だけでなく昭和33年からアメリカに輸出されています。このように爽やかなテイストは世界でも認められているようです。
さて我が家では、3年物のホワイトリカー+砂糖の梅酒と1年物の泡盛梅酒とがあります。
Awamori泡盛梅酒の造り方は先ほど述べたようにとても簡単です。木から採ったばかりの青梅1.5キログラムを良く洗って広口瓶に敷き詰めグラニュー糖300グラムを入れ、それに泡盛1.8リットルを注ぐだけです。泡盛は、神村酒造の琉球泡盛を使いました。ラベルに大きく『泡盛で果実酒を造ろう!』と書いてありますが、アルコール度は35度ですからかなり強い梅酒が出来そうです。
今宵はこれ等二つの梅酒を飲み比べてみました。
先ず色合いですが、3年物の方が色が濃くて飴色です。これに対して泡盛梅酒は色が薄く透明感があります。
これは3年と1年の違いなのか、砂糖とグラニュー糖の違いなのか、よく分かりません。
3年ものの梅酒から飲んでみましたが、ひとことで言うと濃厚な感じがしました。酸味と甘味を感じましたが、甘さの方が若干強くて口の中に残りました。これに対して泡盛梅酒は、あっさりとした味わいでした。多分グラニュー糖を使ったので甘さ控えめとなったのでしょう。濃厚さがなく酸味も適度にあってあっさりとしてとても飲み易い梅酒が出来ました。これなら何杯でもいけますが、アルコール度が高いから要注意です。

[メモ] 琉球泡盛、35度
     有限会社 神村酒造
     沖縄県うるま市石川嘉手苅570番地
     Tel 098-964-7628
 神村酒造では、琉球泡盛「守禮」、「暖流」などを出しています。

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泡盛・於茂登

Omoto今回は泡盛に挑戦してみました。
泡盛はいわずと知れた沖縄の酒ですが、むしろ「琉球泡盛」の方が通りが良いかもしれません。詳しくは知らなくても「琉球泡盛」の名前は聞いたことがある人は多いと思います。実は私もその一人ですが、では「泡盛」とはどのような酒を言うのでしょうか?
早速その特長を調べてみました。
特長その① 黒麹菌を用いている。この菌の特長は、雑菌の繁殖を抑えるクエン酸を多く含んでおり、高温多湿な沖縄の気候でも腐敗が進まないことから使われたようです。酒税法上、「泡盛」を名乗るには黒麹菌で仕込まなければなりません。なお黒麹菌を使った焼酎ではしっかりとしたコクのある味わいに特長があり、多分同じ味わいと考えられます。
特長その② 原料にタイ米を使っている。沖縄が琉球王国と言われていた時代(今から500年以上前)にシャム王国(現在のタイ国)から蒸留酒の製法技術が伝わったとのことで、原料にはタイのインディカ米を使うことが規定で定められています。
特長その③ 原料のタイ米を全て麹にし一度に仕込む「全麹仕込み」方法を採用している。焼酎が、一次、二次と仕込んでから蒸留するのに対して、泡盛は一次仕込を行って蒸留する方法を採っています。この方法では仕込みの期間を短くすることができ(10~14日間)、腐敗が進むのを抑えることが出来るそうです。
このように、泡盛は沖縄の気候に合った製法の歴史のある酒、と言えます。
さて、早速飲んでみましょう。
ロックで飲みましたが、口に含むとトロリとした感触があり刺激が無いものの、のど越しに辛口の余韻が残りました。あまりくせの無い飲みやすい泡盛です。香りには少しミネラル系の匂いを感じましたが、これは石垣島の於茂登岳の伏流水を使って仕込んでいるためでしょうか・・・・。

[メモ]  30度、米こうじ、2005年2月18日瓶詰め
      有限会社高嶺酒造所
      沖縄県石垣市川平930-2  Tel 0980-88-2201

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