日本酒・豊明 ひやおろし

Sakaraij先日、茨城県坂東市にある逆井城址に行ってきました。
この城は戦国時代末期1500年代にこの地を逆井氏(さかさい)が治めていましたが、1536年に北関東進出を図る北条氏が攻撃し逆井氏は滅亡。この地は北側に「飯沼」という自然の要害があり堅牢な城と言われ、北条氏は拡充整備に努めました。しかし豊臣秀吉の北条攻めにより1590年に北条氏が滅亡すると、その後廃城となりました。
現在は発掘調査結果を元に、物見櫓(やぐら)、二層櫓門、井楼矢倉などが復元され、敵の攻撃を防ぐ土塁、堀などが現存し、これらを見学できる城址公園として整備されています。訪れたのは10月で紅葉が始まったばかりでしたが、緑豊かな公園に黒い櫓門がそびえ青空に映えていました。公園には桜の木が数多く植えられていたので、満開の桜の時にも訪れてみたいと思いました。
さて歴史に触れた後は、お楽しみの酒造巡りです。
Ishii1坂東市と接する埼玉県側の幸手市(さってし)に石井酒造があるので、立ち寄ってみました。
幸手市は江戸時代に日光街道の宿場町と栄えたことで知られてますが、日光街道が整備される以前から利根川水系による河川船運により栄えていたのです。幸手宿は日光街道で21ある宿場の日本橋から数えて6番目になります。1843年の記録によると幸手宿は道幅が6間(約11m)あって家屋数が約1000軒、約4000人が居住していて、城下町に併設された宿を除くと千住、越ケ谷に次ぐ道中3番目の規模を誇ったとのことです。
お目当ての石井酒造は1840年創業だそうですから、前述の記録にあったように幸手宿が繁栄していた時期と重なります。当然お酒の需要も多かったことでしょう!
さて現在の酒造は、意外にも地元スーパーの隣にありました。でも酒造の入り口には杉玉が飾ってあり酒造であることが分かります。
Ishii2さて店内に入ると【ひやおろし】の日本酒が置いてありました。「豊明 純米原酒」と「幸手 純米原酒」です。いぞれも【原酒】とあるようにアルコール度が高く豊明は16度、幸手は18度もあります。【ひやおろし】とは、一般に日本酒は酒造好適米を秋に収穫し冬から春にかけて仕込みますが、その新酒を暑い夏の間涼しい蔵内に置いてゆっくり熟成させます。そして秋になって涼しくなったころに蔵出しをするので、こう言われています。つまり【ひやおろし】は新酒の粗さが取れ程よく熟成し日本酒が最も飲み頃になったものなのです。
Ishiih1Ishiih2まず「豊明 純米原酒」ですが、埼玉県の酒造好適米「さけ武蔵」を使って三段仕込みによって特徴のある味わいを出しているそうです。日本酒の醸造では、元になる酒母に酵母と水と麹を加えてアルコール発酵を促しますが、これを3回に分けて行い(これを三段という)出来上がった「もろみ」を絞ると日本酒が出来ます。この仕込みの過程を【三段仕込み】といっております。
どんな味わいかぬる燗で試してみました。
ぽっと甘い香りが立ち込め口にする前から濃厚な感じがしました。アルコール度もやや高めの16度です。口に含むと濃淳で甘い味わいがしました。でも甘ったるいものではなかったので、後に残りませんでした。
Ishiis1Ishiis2次は同じひやおろしでも「幸手 純米原酒」です。このお酒は幸手で収穫された米を使っているので地名を冠した正に「地酒」です。でもアルコール度は18度と高く、更に日本酒度は+1とのことなので、数値的には濃醇だけど辛口となりますが、実際にはどうでしょうか?
ぬる燗の「幸手」は、「豊明」と違ってほんのりとした甘い香りを感じました。飲み口は濃厚な味わいだけどあっさり系?・・・ちょっと矛盾した表現かも!?・・・のど越しに甘さよりも少し辛口の余韻を感じました。
ラベルには、それぞれ味わいのチャートが付いてましたので、参考にしながら味わうのも一興です。

[メモ] 豊明 純米原酒  埼玉県産酒造好適米「さけ武蔵」100%使用
                 精米歩合 70%、16度、日本酒度-16
    幸手 純米原酒  米(国産)、米麹(国産米)
                精米歩合 70%、18度、日本酒度+1
    石井酒造株式会社  埼玉県幸手市南2-6-11
                  Tel 0480-42-1120 http://www.ishii-syuzou.jp/

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芋焼酎・天狗櫻 2012

Tengu02東京狛江の籠屋さんに行った時、2012と書かれた白い紙に包装された瓶がありました。『この2012って何ですか?』とお店の人に聞いたところ、『2012年のことで、この芋焼酎が造られた年です。』とのこと。一般に芋焼酎の原材料であるさつま芋は大麦等の穀類では無いので長期熟成には向かないとされています。
このためその年に収穫したさつま芋を処理して仕込んでいるので、「2012」ということは約5年間熟成していることになります。・・・で、『これは珍しい!』ということで、速攻購入しました。
Tengu04Tengu01_2白い包装を取り除くと緑色地に桃色の桜の中に天狗が描かれたラベルが目に入りました。あっと驚く演出ですね!この芋焼酎は明治27年(1894年)創業の白石酒造のものですが、4代目社長の白石康久氏は芸術系の大学を出られているそうなので、こうしたインパクトのあるパッケージを考えられたのかもしれません。
さてこの白石酒造!120年余の歴史がある酒造ですが、現社長の白石貴史氏は39歳と若く、でも東京農大醸造科学科を卒業して直ぐに実家の酒造に入ったので蔵人としての経験は長いのです。現社長は『美味しい焼酎造りには土地の歴史と風土を理解し向き合うことが大切と考え、試行錯誤の結果無農薬農法にたどりついた。』とおっしゃっています。この農法では肥料や除草剤は使わずにカキ殻と米ぬかを使用しています。その結果芋が野生化した状態となって葉などは虫に食われなくなったそうです。ただこの農法では雑草を取り除くのが大変とのこと。更に連作を避け土地を休ませるためさつま芋の収穫量は半減したとか。でも白石氏はさつま芋が美味しくなったので、造る焼酎もきっとうまいだろうと確信したそうです。
Tengu05この「天狗櫻 2012」は、和甕とホーロータンクで熟成し、それらを1対1でブレンドしてあるそうです。さつま芋は鹿児島県産、麹米も地元のいちき串木野産の米を使用しているそうで、地元にこだわった芋焼酎です。
5年熟成の芋焼酎!どんな味わいでしょうか?試してみました。
お湯割りにするとさつま芋のほんのり甘い香りがしました。口に含むと甘みの中に辛味も感じましたし、のど越しには辛口の余韻が残りました。【熟成】=【まろやか】というイメージがあるためか、刺激が少ないように私は感じましたが、皆さんはいかがでしょうか!?

[メモ] 25度、さつまいも、米こうじ(鹿児島県産)
     有限会社白石酒造
     鹿児島県いちき串木野市湊町1-342
           Tel 0996-36-2058

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ワインのお勉強・その3

Wstudy3ワインのテイストを表現する言葉に、『ジューシィ』、『黒系フルーツ』、『スパイシー』などの表現を目にします。ワインのお勉強として今回はこの3つの味わいについて、それぞれ代表的なワインがセットになっているので実際に飲んで確認をしようと思います。
実はワインの味わいを果実の味で表現することは多いようで、果実味が多いことを『ジューシィ』といい、カシスやブラックベリーなどの黒い実がなる果物を『黒系フルーツ』、そして黒コショウなどを感じるものを『スパイシー』と表現するそうです。このように言葉で表現されると何となく分かりますが、実際にその違いがわかるか試してみたいと思います。
Wstudy31『ジューシィ』な1本は、アルゼンチンの【アリド・マルベック】です。
南アメリカではチリ・ワインがよく知られていますが、私はアルゼンチンのワインは初めてです。アルゼンチンの主要なワイン産地はメンドーサ州ですが、地図で見ると隣国チリと国境を隔てるアンデス山脈がある標高の高い地域です。でもこの高さと湿度が低いためブドウの病害が少ないという利点があるとのこと。このワインのブドウ品種は「マルベック」ですが、アルゼンチンは高品質のマルベック種のワインを生産する地域として知られています。この品種は果皮が厚いため、ワインの色が濃くなりタンニンを多く含むと言われています。【アリド】とは『乾燥した』という意味だそうで、標高が高く雨量が少ない畑で育ったブドウを手つまみで収穫し、ステンレスタンクで発酵させているとのこと。
凝縮した味わいが楽しめる、とのことですが、さてどんな味わいでしょうか?確かに濃いルビー色でタンニン(渋み)もありましたが、全体にバランスがとれていてまろやかな赤!という味わいでした。アルゼンチンのワインは初めてでしたが、とても美味しく感じました。
Wstudy32南アフリカ産【ル・カフェ・ピノタージュ】は『黒系フルーツ』系です。
南アフリカのステレンボッシュという所はワインの醸造では有名だそうですが、そこのクロ・マルベルヌ(Clos Malverne)は、小さな家族経営の蔵元だそうです。収穫から醸造に至るまでブドウの状態を肌で感じながら手作業でワイン造りを行っているとのこと。このワインはオーク樽で9ヶ月間熟成させているそうです。なおブドウの品種は南アフリカの地場品種ピノタージュで、名前の【ル・カフェ】のとおりコーヒーのような香りに特徴があるとのこと。
では早速試してみましょう!    コーヒーのような香り?正直あんまり感じませんでした、ごめんなさい。強いてあげればコーヒー豆を焙煎するときのスモーキィな感じがあるような・・・。一番感じたのはタンニンが強くてしっかりとした豊かな味わいだったことでした。
Wstudy33『スパイシー』ものはカルフォルニア・ワインの【レンウッド・BBQ・ジンファンデル】です。
【BBQ】とはどんな意味なのでしょうか?まさかバーベキューでは無いだろうと思ったら、バーベキューに合うワインということでジンファンデルという品種のブドウで造られたのだそうです。さてこのユニークなコンセプトのワインを造ったのはレンウッド・ワイナリーで、ゴールドラッシュ時代からワインを醸造しているカルフォルニア州のアマドール郡にあります。先日山火事があって広大な面積が焼失しいくつかのワイナリーが被害にあったようですが、このワイナリーが無事であることを祈ります。
さてバーベキューに特化した?ワインですが、どんな味わいでしょうか?!
和食に合うのかな・・・。酸味を感じる香りがしてコクのある濃厚なテイストでした。やはり肉料理に合うワインです。フレンチ・オーク樽で14ヶ月も熟成したとのことなのでしっかりとした味わいでした。
こうして3種類のワインを試したのですが、それぞれ比べれば違いが分かるものの、単独で飲むとあんまり違いが分からないと思います。まぁ、いろいろ飲みくらべて自分が好きな1本を見つければ良いのだと思います。

[メモ]  【アリド・マルベック】
      13.5%  ARIDO Malbec、Mndoza Argentina、2015
      【ル・カフェ・ピノタージュ】
      14.5% Clos Malverne、Stellenbosch、 2015
      【BBQ・ジンファンデル】
      14% Renwood California、2014
      

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ワインのお勉強・その2

Tanin1デパートから購入した【ワインのお勉強セット】の第2弾として「タンニン」について取り上げます。
『このワインはタンニンがよく効いている。』などとワイン通の人・・・見かけだけかもしれません・・・が、もっともらしく話しているのを聞きます。一体全体『タンニンって何だろう?』と思った記憶がありますが、要するに【渋み】のことだそうです・・・なぁんだ!!
それでお勉強セットには、渋みの強いものと軽いものが用意されています。これ等を飲み比べて「タンニン」を実感してみようとの企画です。
まず最初は「タンニン」の少ない、渋みをあまり感じない、と言われるワインから・・・。
Tanin2チリの赤ワイン「Paso del SOL(パッソ デル ソル」です。
チリ・ワインは19世紀にフランスでブドウ栽培が害虫で大きな被害を受けて以来、苗木をチリで育てることから始まったとのこと。これはチリの気候が地中海性気候であることと、国土の東側に連なるアンデス山脈の雪解け水が豊かな恵みを与えてフドウ栽培に適してた土地であること。また一年を通して日照時間が長いことからワインに含まれるポリフェノールがチリワインには一番多く含まれている、という報告もイギリスの研究機関が行っています。
ブドウの品種はカルメネールでフランスでは結実が悪かったものの、チリではよく育って今や国を代表する赤ワインの品種となりました。チリの原住民は『生命は、母なる大地と太陽との結合で創造された。』と信じているそうです。この考えは正にチリのブドウ栽培にも当てはまるかと思います。
早速試してみました。
色はやや明るいルビー色で香りは少しツンとくる刺激がありフレッシュな感じがしました。口に含むとあまり渋みを感じなくて柔らかい舌触りでした。のど越しに渋みが残りましたが、全体にソフトでまろやかな赤ワインでした。…解説によると、こういうのを【タンニンが柔らかい】と表現するそうですが、私にはちょっと理解が難しい表現でした。
次に試したのは、スペイン産の「BALBAS(バルバス)」という赤ワインです。
Tanin3このワインには主にリベリア半島で栽培されている「テンプラニーリョ」という黒ブドウ品種が使われています。ここで「テンプラノ」とは「早熟の」という意味で大半の黒ブドウ品種よりも数週間早く熟すそうで、こうした名前になったとか・・・日本語の「天婦羅」とは関係ありませんので・・・。
さてこの醸造元はボデガス・バルバスといって、1777年からワインを造り続けている家族経営のワイナリーですが、最新の設備を導入し、フレンチ・オークとアメリカン・オークの樽で5ヶ月間熟成したものだそうです。解説では、『樽熟成によって複雑な味わいと共に豊かな渋みを感じる濃縮した味わい。』となっていますが、さてどんな味わいでしょうか!?早速味わってみましょう!!
色はやや明るいルビー色で、一口飲むと口の中に渋みが広がり、まるで舌全体で渋みを受けている感覚がしました。確かにチリ産の赤ワインとは違った味わいで、【これぞタンニン!】という存在感がありました。でも渋みだけでなく濃厚な味わいだったので、全体にバランスがとれていると思いました。
今回は【タンニン】すなわち【渋み】について比較してみました。ただ【渋み】に限って評価するのは簡単ですが、ワインの評価は渋みだけでなく全体のバランスが大事だと思うし、個人の好みもあるので一概に決め付けることは難しいと感じました。
まぁ、ソムリエではないので楽しく酔っ払えればいいのです。

[メモ]  「Paso del SOL(パッソ デル ソル」  2015年   12.5%
     Produced and Bottled by TerraMater
     Isla de Maipo Chile
     「BALBAS(バルバス)」    2015年 14%
     Balbas Barrica Family Wines since 1777
     Product of Spain
     

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日本酒・天明 純米火入れ

Tenmei1今回取り上げるのは福島・曙酒造の「天明」です。
ところで私は、『日本酒王国といえば新潟県』と思っていたのですが、何と今や福島県だそうです!明治から続く全国新酒鑑評会の都道府県別金賞受賞数で、福島が5年連続1位となっているのです。・・・県別の出品数が分からないので何とも言えません。
例えば出品数が多ければ受賞数も多いかも?・・・でも毎年最多金賞受賞とはたいしたものです。
今や【福島は日本酒王国】といってもいいでしょう!!
では何故王国が新潟から福島に代わったのでしょうか?それは酒の好みが「淡麗辛口」から「芳醇甘口」に代わったから、と言われています。日本酒は1980年代までは広島や兵庫などの酒処が中心でしたが、90年代に入ると「淡麗辛口」の酒が主流となり新潟がけん引役となりました。しかし近年米の旨味をしっかりと引き出す「芳醇甘口」が好まれるようになったので、福島が【王国】となったと言われています。
なお鑑評会に出品されるのは金賞狙いの大吟醸など蔵の一級品ばかりなので必ずしも実態にあっていないとの批判もあります。ただ酒造の力量を推し量れる物差しにはなっていると思います。
さて福島では、酒米は気候の影響を受けて年ごとに質が変わるので県の研究所が事前に分析し、米に合ったつくり方を蔵ごとにアドバイスし、官民一体となって完成度の高い酒をつくる努力を重ねています。このため全国的には日本酒の生産量は減少していますが、逆に福島では原発事故前と比べて1割も増えているとのこと。県酒造組合では、『原発事故後、酒米も水も厳しい基準で検査している』と安全性をPRし、人気の蔵と一緒に東京で福島の酒を宣伝し続けています。こうした不断の努力も見逃せません。
こんな訳で福島のお酒を飲みたいと思い、東京・狛江の籠屋さんで「天明 純米火入れ」を購入しました。もちろんこの曙酒造も今年金賞を受賞しています。
Tenmei3曙酒造は、1904年(明治37年)に鈴木幸四郎氏が会津坂下町で創業しました。彼は味噌造り蔵の大番頭でしたが、地元産米の質の良さに着目し酒造を興したのです。その後酒造は3代続けて女性が蔵元になり【女系の酒造】と言われています。しかし現在の蔵元鈴木明美さんの息子さんが2011年弱冠27歳で杜氏となったので、次期蔵元は男性になるかもしれません。丁度杜氏になった時東日本大震災が発生しました。酒蔵も被災し多くの貯蔵酒もなくなりましたが、『日本酒の輪で復興』との考えで【ハート天明】などを企画したり、求めやすい価格で吟醸酒を提供する【大吟醸ちょいリッチ】などのお酒をリリースしています。
Tenmei2さて今回の「天明 純米火入れ」は、麹米に会津坂下産山田錦磨き50%、掛米に同じ地元産の米磨き65%を使用し、酵母は県酵母「うつくしま夢酵母」とオリジナル自社酵母Nを使っています。これは酒造の【自分たちと同じ土地に立ち、水に恵まれ風に吹かれ陽に当たり、作り手が見える米達と酒造りがしたい。】との考えからだとか・・・。若き杜氏の想いがこもったお酒だと感じました。
ではどんな味わいでしょうか!?
ぬる燗で試してみましたが、純米酒らしい甘い香りが立ち込めました。口に含むと口の中に濃厚な甘く、でもしつこくない味わいが広がりました。のど越しにも甘い余韻が残りましたが、いつまでも残らないで以外にあっさりしたものでした。
「芳醇甘口」のお酒とはこういうものなのでしょうか?!一度お試しあれ!!

[メモ] 16度、米(国産)、米麹(国産米)、精米歩合65%
     曙酒造合資会社
    福島県河沼郡会津坂下町字戌亥乙2番地
    電話 0242-83-2065 http://akebono-syuzou.com/

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ワインのお勉強

私はお酒については雑食・・・というか何でも飲むので雑飲かも・・・で、1回の飲酒の量はそんなに多くありませんが、日本酒、焼酎、ウィスキー、それにワインと何でも飲んでいます。でもその中で特にワインは飲んでいても『いまいちよく分からない。』というのが本音です。ワインの産地はなんといってもフランスですが、その他イタリア、アメリカ、ペルーなど。更に南アフリカ、日本などもそれぞれに特徴があります。
Wstady1味わいについても、【重い】とか【軽い】、タンニンが【強い】とか【柔らかい】、【ジューシィ】とか【スパイシー】、など色んな表現がされますが、感覚的で具体的にどんな味わいかよく分からない、というのが私の本音です。まぁ、楽しく酔っ払えばいいんでしょうが、考えすぎると悪酔いしそうです・・・。
ところがあるデパートの『ワインのきほんの【き】』という企画で、【ビギナーでも違いがわかる、赤ワインの味わい別飲みくらべ】のワインセットが販売されているのを知りました。この企画はソムリエが選んだ赤ワインがセットになっていて、先ほど述べたワインの味わいを飲みくらべて違いを知ろうというものです。早速取り寄せて、先ずは赤ワインでよく言われている【重い】、【軽い】が分かるセットを飲み比べてみました。
セットの内容は、①基本ということで中庸でバランスのとれた赤ワイン。イタリアを代表するブドウの品種「サンジョヴェーゼ」を使用したものだそうです(写真・中央)。
②よく言われる【軽い】ワイン。フランス・ブルゴーニュ地方の「ピノ・ノワール」という品種を用いたものとのこと(写真・右)。そして③【重い】赤ワンの代表として、オーストラリアの完熟した「シラーズ」という品種から造られた赤ワインが選ばれてます(写真・左)。【重い】とか【軽い】は、感覚的なものだからどうなんだろう?と興味を感じつつ試してみました。
Wstudy11先ずは①のバランスがとれているというワイン「ラ・セルヴァ テルツオ」から・・・。イタリア・トスカーナ州のマレンマ地区が産地で近年有機栽培のぶとう産地として注目されているそうです。トスカーナ州はイタリア半島の中西部にあって州都はフィレンツェ、ルセッサンス発祥の地として日本人にはよく知られた都市す。以前のブログ(2017年6月19日)でこのトスカーナ州のワイン「フロレジア・ヴィオラ」を取り上げましたが、それはDOCGという一番高い格付けのワインでした。今回は格付けは書いてありませんが、どうなんでしょうか?グラスに注ぐと濃いルビー色で渋みが強い感じがしました。でも香りも豊かでしっかりとした味わいがあり、全体としてバランスがとれたワインとの印象でした。
Wstudy12次は②の【軽やか】なワインといわれる「メゾン・トラミエ・ブルゴーニュ・ラミネ」です。フランスで1800年代から続く歴史ある蔵元で、いまやブルゴーニュ地区のワインは高騰を続けているそうですが、比較的リーズナブルな価格で提供する努力を続けているとのこと。ピノ・ノワールというブドウ品種を使って、ブドウのフレッシュな味わいを残すためステンレスタンクで発酵させているそうです。グラスに注ぐと明るいルビー色で、ちょっと【軽い】味わいなんだろうなとの印象を持ちました。実際に飲んでみるとやや酸味があり、それと果実の香りがうまく調和していると感じました。
Wstudy13最後は【重い】といわれるワインで、オーストラリア「リッチランド・シラーズ」です。オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズで陽光を浴びて完熟したシラーズという品種(元々はフランスを原産地とする赤ワイン用のブドウ品種)で造られています。ニュー・サウス・ウェールズ州(州都はシドニー)は、キャプテン・クックが初めて上陸しイギリスの植民地とした地域です。シドニーの西方、南北に縦断するグレート・ディバイディング山脈は熱帯の降水からワイン畑を守る障壁の役割りを果たしブドウの栽培に適した気候となっています。1800年代に始まったワインの醸造は発展し、今やワインは世界に向けて輸出されています。
グラスに注いだ時の色は①と同じでしたが、味わいは濃いとの印象でした。確かに濃厚なブドウの旨味も感じましたが、②の中庸なワインと大きく違いがあるかというとそれ程の差を私は感じませんでした。やはりソムリエと凡人の私との味覚の違いかもしれませんが、まぁ楽しく味わえたので良しとしましょう!

[メモ] ①ラ・セルヴァ テルツオ、2016年 イタリア、トスカーナ
      13.5%  サンジョヴェーゼ種
    ②メゾン・トラミエ・ブルゴーニュ・ラミネ 2015年 フランス、ブルゴーニュ
      12.5% ピノ・ノワール種
    ③リッチランド・シラーズ 2016年 オーストラリア、
      ニュー・サウス・ウェールズ 14.5% シラーズ種

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ウィスキー・BenRiach(ベンリアック)

Benriach1スコッチ・シングル・モルトの「BenRiach」を飲んでみました。
一口に『スコッチのシングル・モルト』といってもスコットランドの地域によってそれぞれ特徴があります。今回取り上げる「BenRiach」の箱には【Heart of Speyside】と書いてあり、スペイサイドという地域にあることが分かります。でも世界地図の英国をみても【スペイサイド】という地名はありません。
「シングルモルトを愉しむ」(土屋守著、光文社新書)によると、【スペイサイド】はスコットランドの大都市グラスゴーから北へ200km位、北海へ注ぐスペイ川の周辺地域をいうそうで、50余の蒸留所がひしめいているとのこと。ただこの密集?した蒸留所から「BenRiach」を探し出すのは容易ではありません。・・・では奥の手・・・ということで【Whisky Map of Distillery】というホームページ(HP)を参照してみます。このHPは英国の蒸留所を網羅している優れもので、銘柄を選ぶと地図上に明示され更にその蒸留所のHPも参照できるのです。
Benriach01さてこの蒸留所は、John Duffが1898年に設立したものです。当時は【ウィスキー・バブル】時代のまっ最中で多くの蒸留所が開設されましたが、バブルは直ぐにはじけこの蒸留所も1900年に手放すことになりました。そしてBenRiachが引き継いだのですが、蒸留所はその後約半世紀以上休止せざるを得ませんでした。再開したのは1965年ですが、その間BenRiachは大麦を発酵させるモルティング作業をし、麦芽を他の蒸留所に提供してしのいでいたのです。
Benriach05Benriach06その後蒸留所はグレンリベット、シーグラム、シーバスなど、次々と経営が代わりましたが、大きな転機となったのが2004年にスコットランド人のBilly Walkerがオーナーになり、ラベルのデザインを変更(左写真から右写真へ、ボトル名を大きくし明確化)し、更に伝統的なスペイサイド・モルトが好まない【ピートの香り付け】をしたボトル(Curiositasシリーズ)を売り出すなど経営努力を重ね、『ヴァラエティに富んだウィスキー造り』との評価を得ていったのです。
スペイサイドではスペイ川という大きな川を中心にウィスキー作りが盛んに行われていますが、それはウィスキーの品質を決める水質の良さが決め手となっています。BenRiachも敷地に深い井戸を掘り良質の水を確保していますし、周囲にはこれまた良質の大麦畑が有る、という恵まれた条件にあります。
Benriach2Benriach04今回取り上げる「BenRiach」はピートを利かしてないものですがどんな味わいか早速試してみましょう!
ウィスキーの色は薄い黄金色で、刺激の少ない香りがしました。口に含んでも舌先に刺激が無くまろやかな感じがしました。そしてのど越しも柔らかな感触で、ほんの少し後に刺激が立ちあがってきて、くせの無い味わいでした。刺激を求めたい方には「Curiositas」(写真右)がお勧めかもしれません。

[メモ] 40%
    The BenRiach from the Heart of Speiyside
   Distilled and Bottled in SCOTLAND

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芋焼酎・烈吼(れっこう)

Rekkou1最近はスーパーでもお酒コーナーが充実していて、ウィスキー、ビール、日本酒、そして焼酎と多くの種類を取りそろえています。こうなると選ぶのも大変で何にしようか迷ってしまいます。
その中で今回特に目を引いたのが芋焼酎「烈吼」です。なぜ注目したかというと、先ずラベルに虎が大きく口を開け「激しく吼えている」様子が描かれています。そして白い糸が絵に貼り付けられていて、まるで吼えた声が空気を切り裂いて伝わっている様を表現しています。このようにラベルに立体的な工夫をこらしているのは初めて見ました。
次に注目したのは「烈吼」が佐賀県の宗政酒造によるものだということです。
Munemasa1一般に九州は『焼酎王国』と言われていますが、焼酎の中でも芋焼酎は鹿児島県と宮崎県の南部、麦焼酎は宮崎県と大分県、熊本県は球磨焼酎(米焼酎)、というのが私のイメージです。
そして福岡県は麦とゴマ焼酎(紅乙女)、長崎県は壱岐焼酎(麦)、ですが、佐賀県は・・・というと意外に思い浮かばないのです・・・スミマセン。
むしろ佐賀県は「天吹」の天吹酒造や「万齢」の小松酒造など日本酒のイメージがあり、「烈吼」が佐賀県の酒造の芋焼酎なので興味をそそられました。
さてその宗政酒造はどんな歴史があるのでしょうか?
Munemasa2創業は昭和60年(1985年)と言いますから、まだ32年位で歴史が浅い酒造です。最初に売り出した銘柄が「のんのこ」で、佐賀県産二条大麦を白麹で仕込んだ麦焼酎だそうです。そして5年後に清酒製造免許を取得し清酒「宗政」を売り出しています。
更に平成10年(1998年)には【伊万里ブルワリー】という工場を建設しクラフトビールの醸造も手掛けています。酒造として歴史は浅いものの、かなり積極的に事業を拡げているのですね!
Munemasa3なお本社を2002年に有田に移転しましたが、ご承知の通りこの地域は【有田焼】で有名な窯業の盛んな地で、宗政酒造では有田焼とお酒をテーマにした「有田ポーセリンパーク・のんのこの郷」を開園しています。なお「ポーセリン(Porcelain)とは陶磁器のことです。このパークには、江戸時代から明治までの有田焼を展示する【ツヴィンガー宮殿(18世紀ドイツの宮殿を模した建物)】(右写真上)、【バロック庭園】、【有田焼工房】と【登り窯】(右写真中)、そして宗政酒造の【有田蔵】(右写真下)にお食事処もあり、まさに一大レジャー公園となっています。(写真はホームページから拝借)。
さて今回取り上げる芋焼酎「烈吼」はどんな味わいでしょうか?
「烈吼」のラベルには、『黒瀬杜氏の流れを受け継いだ蔵人の伝統の技と杜氏の感性で完成。芋は黄金千貫、麹は黒麹、蒸留は常圧で芋焼酎本来の個性を引き出した。』、とあります。・・・なるほど黒麹、常圧蒸留となればかなりなガツン系で、虎が激しく吼える『烈吼』にふさわしい味わいになる・・・であろう、と思います。
Rekkou2早速試してみましょう!
9月に入って少し涼しくなったのでお湯割りで飲んでみました。
香りは芋焼酎独特の甘みを感じましたが、少し刺激のある匂いもありました。口に含むとそんなに刺激がなくまろやかな味わいでしたが、のど越しに辛口の余韻が残りガツンとまではいかないものの、しっかりとした味わいでした。
なお麦焼酎の「烈吼」もあるそうなので、飲み比べてみるのも一興でしょう。

[メモ] 25度、さつま芋、米麹(国産米)
    宗政酒造株式会社
    佐賀県西松浦郡有田町矢乙340-28
    電話 0955-41-0020 http://www.nonnoko.com/

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芋焼酎・HOUZAN MOJITO(宝山モヒート)

Mojito3例によって東京・狛江の籠屋さんにお酒を買いに行ったところ、スタイリッシュな瓶が目につきました。
ラベルはすべて横文字で書かれていて、「HOUZAN MOJITO」とあります。はて『ホウザン モジト』?何だろう??『ホウザン』といえば『宝山』、西酒造の銘柄についている名前だけど・・・などとあれこれ考えながら裏のラベルを見ると「宝山モヒート」と書いてありました。『なあんだ【モジト】でなくて【モヒート】か!』、と納得したものの、では【モヒート】とは何でしょうか?   ウィキペディアで調べてみました。
Mojito1MOJITOはスペイン語で発音は「モヒート」、ラム酒をベースとしたカクテルで冷たいロングドリンク。キューバが発祥で、標準的なレシピは、ラム酒(40ml)、ライムジュース(30ml)、ミント(6葉)、砂糖(スプーン2杯)、炭酸水少々、とのこと。ミントの香りがするさわやかなカクテルだそうです。一度お試しあれ!
またキューバには「モヒート」と似たカクテルで「ダイリキ」があり、ラム、ライム、砂糖、氷のカクテルです。これはキューバのダイリキ鉱山で暑さの中で労働する人が、リフレッシュするために発明された冷たい飲み物で、鉱山の名前を取って「ダイリキ」と命名されたものです。
Mojito2かの有名な文豪ヘミングウェイはこれらのカクテルを好み、『わがダイリキはフロリディータにて、わがモヒートはボデギータにて』と言ったそうです。なおブロリディータとボデギータはキューバの首都ハバナの旧市街にある有名なバーだそうで、文豪ともなると飲み物によって店を変えるんですねぇ・・・。キューバに行く予定のある方は立ち寄ってみることをお勧めします。(写真はボデギータの様子、ウィキペディアより)
さて「HOUZAN MOJITO(宝山モヒート)」はどのように造られているのでしょうか?
Mojito4この芋焼酎は、つくる過程のもろみ状態の中にミントを仕込み、蒸留したものだそうです。こうすることでミントの香り豊かな芋焼酎・宝山モヒートができる、という訳です。封を切って香りをかぐとかすかにミントの香りがしました。もっと強い香りがするかと思っていたのでちょっと意外でした。ただあんまりミントの香りを強く出すと芋焼酎独特の香り・テイストが損なわれるので、バランスが難しいのだろうと推察します。
ではさっそく試してみましょう!
アルコール度は20度なので、先ずはロックで。ミントの香りがほんの少ししますが、まぎれもない芋焼酎でした。暑い夏にはさっぱりした飲み物が好まれるので「宝山モヒート」は丁度良いと思いました。ただ個人的にはもう少しミントが強くてもよいのかも・・・ミントが手に入れば試してみたいと思います。

[メモ] 20度、薩摩芋(鹿児島県産黄金千貫)、米麹(国産米)、ミント
     西酒造株式会社  鹿児島県日置市吹上町与倉4970-17


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ウィスキー・Robert Burns

Robertburns2今回はスコッチ・シングル・モルトの「Robert Burns」です。
ラベルの【Robert Burns】の上に『1759-1796』の標記があることから、どうやら人の名前のようです。このようにスコッチ・ウィスキーで人名を銘柄名にするのは珍しいと思います。・・・で、そもそも【Robert Burns】とはどんな人なのか調べてみました。
するとRobert Burnsは、スコットランドの国民的詩人ということが分かりました。私の不明を恥じるのみです・・・。彼は1759年にスコットランドの南西部の貧しい小作人の家に7人兄弟の長男として生まれました。そして農場で働きながら15歳のときに詩作を始め、詩作の傍らスコットランド民謡の収集・改作を行ったのです。なかでもスコットランド民謡【Auld Lang Syne】は、日本に紹介された【蛍の光】として有名です。彼は詩作を通してスコットランドの人々の熱狂的な支持を得たのですが、心疾患により37歳の若さで亡くなりました。
Robert_burns1現在でも彼の人気は高く、毎年誕生日の1月25日頃に【バーンズ・ナイト】とか【バーンズ・サパー】という行事が行われています。これは夕食をしながらバーンズにちなむ詩や音楽を披露し、最後は【Auld Lang Syne】の大合唱で終わるとのこと。いかにバーンズが慕われているか分かります。
このウィスキーは、彼にちなんで醸造されたものと言えます。
さてこのウィスキーの蒸留所は、Isle of Arran Distilleryと言って2014年12月27日のブログでとりあげた「The Arran Malt」の蒸留所とおなじです。この醸造所はアラン島にありますが、この島はスコットランド最大の都市グラスゴーの南西、キンタイア半島で囲まれたクライド湾にあります。そして創業は1993年と歴史は浅いものの、アラン島では古くから大小さまざまな蒸留所があってウィスキー作りには歴史がある島です。
Robertburns4なおボトルには、二羽の鷲が刻印されてます。それはこの蒸留所を建設するときに鷲の巣が見つかり雛がかえるまで工事を中断したそうです。そしてオープンの式典が始まった時二羽の鷲が飛来したので、『鷲がお礼に来たのだろう!』ということで、ボトルに刻むことになったとか。なかなか興味あるお話です。
Robertburns3ところでこの「Robert Burns」はどんな味わいでしょうか?
一般に蒸留後ウィスキーの原酒を樽で寝かせますが、「Robert Burns」はバーボン樽とシェリー樽でそれぞれ熟成し、それらの原酒を7対3の割合でブレンドしているとのこと。バーボン樽では甘くフルーティな味わい、シェリー樽では深みと豊かな感じが出るそうですが、さてどんな味わいでしょうか?
色は薄い黄金色で香りはやや刺激のあるものでした。口に含むと刺激が口の中に広がりましたが、全体にまろやかな味わいでした。このウィスキーはスモーキィなフレイバーがなく中庸な味わいなので、食前や食事中に飲むお酒として丁度よいと思います。

[メモ] 43%、Robert Burns  
     Distilled Matured and Bottled in Scotland,
     Isle of Arran Distillers LTD, Arran

【余談】 島によって性格の異なるシングル・モルト
      スコッチ・シングル・モルトを区別するときに、【島嶼部】という分け方があります。この区分でアラン島の近く、キンタイア半島を挟んで反対側にアイラ島があります。この島では「ボウモア」などスモーキィなフレーバーが特徴のシングル・モルトが輩出しています。一方アラン島の「Robert Burns」は前述のように中庸な味わいで性格が異なります。      この違いは何からきているのでしょうか?
それはアイラ島が北大西洋に直接面しており厳しい自然に対峙しているのに、アラン島はキンタイア半島がいわば防波堤になり厳しさがやや和らいでいるからかもしれません。・・・これは私の想像です。とはいえ両島とも北緯56度にあるので、日本で言うと樺太の更に北になるので、厳しい自然の中にあることに変わりはありませんが。

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