ワイン・クラウディ・ベイ

Cloudybay5月第二日曜日は母の日でした。
娘がワインを母(つまり私の妻)にニュージーランドの白ワインをプレゼントしたのです。
私にとってニュージーランドのワインは飲むのが初めてだったので、妻からお流れをいただいてみました。
Cloudy Bay・・・直訳すると「どんよりと曇った湾」となりますが、どんな地域なのか?
なんせニュージーランドは土地勘がないので、早速ネットで調べてみました。
Newzealandmap_large_ja_2ニュージーランドは、大まかにいえば首都のある北島と南島とに分かれていて、首都ウェリントンは北島の南端にあり南島との間の巾50km位の海域がクック海峡と呼ばれてます。そして首都の対岸にある南島の湾を「Cloudy Bay」といいます。・・・なおこの名称は1770年、あの有名なクック船長がニュージ-ランドに航海した時に付けたんだそうです。・・・当日は多分曇り空だったんでしょうね!!
Marlboruoghさて、ワイン「クラウディ・ベイ」は、このCloudy Bayから内陸に入ったワイラウ渓谷(Wairau Vally)で造られています。この地域はマールボロ(Marlborough)と呼ばれていて、Cloudy Bayから西に平野が伸び南北に山々が連なってます。この地域は海洋性気候で暖かく、空気は乾燥し長い日照時間があってブドウの生産に適しているとのこと。特にこの地域では、ソービニオン・ブラン種のブドウ栽培が盛んで秀逸な白ワインが造られているそうです。なおこの渓谷のブドウ園から見た周囲の山々がラベルにデザインされてます。
Cloudybay2この会社(正式の名前はCloudy Bay Vineyards です)は、1985年にオーストラリアの西部パースの南にあるCape Mentelle Vineyards によって設立されたとの記述がありました。ちょっと意外な感じですが、同じ南半球のお隣さん同士ですし、ニュージーランドは牧畜主体の産業を転換するため、例えばワインなどを産業として興す政策をとったのかもしれません。
いずれにせよ、いながらにして世界のワインが楽しめるのはありがたいことです。
早速、お流れをいただいてみました。
2008年のソービニオン・ブランで、少し濃いめの黄色がかった色をしてました。フレッシュなブドウの香りが感じられて、少し酸味を感じる味わいでした。辛口のあっさりしたテイストでした。

[メモ] 13度、 CLOUDY BAY Marlborough
     Sauvignon Blanc 2008
     http://www.cloudybay.co.nz

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ワイン・Tall Horse(トール・ホース)

Tallhorseワールドカップサッカー開催で注目が集まる南アフリカのワイン!
南アフリカのワインと言えば以前「パンゴリン」を飲みましたが(2009年10月6日付のブログを参照のこと)、今回は「Tall Horse」を飲んでみました。
先ずラベルのデザインが伝統的なフランスワインのものとは大きく違ってます。原色に近い色彩を使い、大胆なデザインのラベルです。更に「Tall Horse」・・・背の高い馬・・・と言いながら、ラベルに描かれているのはなんだかキリンみたいです。・・・ひょっとして南アフリカではキリンのことを「Tall Horse」というのかも・・・とか、スラングかな?・・・など、あれこれ考えて辞書で調べてみましたが、分かりません。
ところがインターネットで調べてみると、19世紀初頭にエジプト総督からフランス国王にキリンが送られ、このキリンを見たパリの人たちが「トールホース(のっぽの馬)」というあだ名を付けて一大ブームが起こった、と書いてありました。この故事からワインの名前が付けられたものと思いますが、何故南アフリカ産ワインの名前にエジプトに関する故事が使われたのか分かりませんね・・・まぁ、同じアフリカだから良いじゃないか・・・という発想からかもしれません。
Safricaさて「パンゴリン」のプログでも紹介したとおり、南アフリカのケープタウン周辺は地中海性気候で、更に冷たい海風がブドウ畑を適度に乾燥させることから、ブドウ栽培に最適な土地と言われています。南アフリカのワイン造りの歴史は古くて18世紀から19世紀にかけて欧州各国の宮廷で飲まれていたそうですが、この「Tall Horse」を造っているダグラス・グリーン・ベリンガム社(DGB)は1938年設立のダグラス・グリーン社とユニオン・ワイン社(1946年設立)が1991年に統合して出来たそうで、比較的歴史は浅いものの、現在年間約5千万本のワインを生産し約6割を輸出している、とのことです。
2010年4月調布パルコに「北野エース」が進出し、開店目玉商品として「Tall Horse」を4種類(赤3、白1種類)販売してたので、カベルネ・ソーヴィニオン(赤)とソーヴィニオン・ブラン(白)を購入してみました。
赤はフルボディと書いてあり豊かなアロマを感じましたが、味わいは渋味が強いもののミディアムとフルボディの中間位でしょうか、ちょっと若々しい感じがしました。
白は辛口でフルーツの香りも感じて、フレッシュな味わいでした。「Tall Horse」は、赤ワインを3種類出しています。南アフリカを代表するピノタージュ、それにメルローと今回飲んだカベルネ・ソーヴィニオンです。次はピノタージュの「Tall Horse」を飲んでみたいと思います。

[メモ]  12度、
W.O. Western Cape
Wine of South Africa


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グレイス・ワイン

Gracew先日温泉に行ってきました。
場所は甲府市内で談露館というホテルでした。入口に122周年と掲示されていたので、今年120年となる帝国ホテルよりも古いホテルになります。館内は最新のホテルに比べると古さは否めませんが、清潔感に溢れたホテルでした。源泉かけ流しのお風呂に入るといつまでも体がポカポカ!
さて夕食はホテル内のレストランでフランス料理のフルコース!量はそんなに多くなくて良かった!!・・・で、その時白と赤のワインを飲んだのですが、これが美味しかった!!聞けば中央葡萄酒に特別注文したホテルオリジナルのものとか!!なお、この酒造のワインは『グレイス・ワイン』として知られています。
早速翌日車を転がして勝沼にある中央葡萄酒へ。ワイン・ショップにはずらりとグレイス・ワインが並んでました。
Temdata1Temdata2さて2009年は勝沼のブドウの出来はかなり良かった、とのこと。それは栽培期間全体を通して・・・特に6月から9月にかけて雨が少なく病気を防げたことと、8月から10月は日照時間が長く夜間は冷えて寒暖の差が大きかったことがブドウを良く熟成させ、糖度が22~24度に達し酸とのバランス、色付きも良かった、そうです。2009年はビッグ・イヤーとなる可能性が大だろうとのことでした。
実はこの話は、「マイ・ワイン・システム」を利用しているまるき葡萄酒の方も同じことを話してましたので、間違いないと思います。『2009年の勝沼ワイン』と覚えておきましょう!
なお勝沼のアメダス気象データを元にグラフをつくってみたので参考にしてください。このグラフを見ると先程の話が裏付けられています。
では『ビッグ・イヤー』のワインはどんな味わいでしょうか?昨年秋の収穫ですから熟成はそんなに進んでいないと思いますが、その片鱗を味わうことが出来れば、と考えて飲んでみました。全体に若々しくフレッシュな印象でした。ブドウのふくよかな香りもしやや辛口でしたが、年月を経てどんな味わいになるのか?これからが楽しみです。
それから2008年の白ワインも試してみました。「グレイス甲州茅が岳」ですが、茅ケ岳(かやがたけ)山麓で栽培された甲州種をつかった限定醸造だそうです。こちらは辛口のしっかりした味わいで和食に良く合うと思いました。

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ワイン・TAKE-BOW

Takebowワインで「TAKE-BOW」?? 何?それは!
ご存じないのは当然です!何しろ私が勝手に命名したワインですから・・・実はこのワインはブドウの産地、山梨県甲州市勝沼でワイン造りで歴史のある「まるき葡萄酒株式会社」の『マイワイン・システム』に応募して手に入れたワインなのです。
このシステムについては、昨年のブログ(2008年9月21日付「勝沼新鮮組(甲州)」を見て下さい)で簡単に触れているとおり、「勝沼新鮮組」を飲んでみてこのシステムに応募してみようと考えたのです。
ではこの「マイワインシステム」を詳しく紹介しましょう!!
このシステムは、一言でいえばまるき葡萄酒(株)が造るワインの権利を買うものです。毎年10月に収穫した勝沼限定の甲州葡萄を醸造し、出来上がった白ワインを会社のセラ-または勝沼トンネルワインカーヴ(昨年参加したワインツーリズム2008のブログを見て下さい)で5年間にわたって貯蔵・管理し、応募会員は必要に応じて希望する本数を蔵出ししてもらうことが出来ます。希望すれば赤ワインやロゼワインに交換することも可能だそうです。
同じワインを5年間にわたって飲み続けることで、熟成によるワインの経年変化を愉しむことも出来ますし、更にうれしいことにラベルを自由に選ぶことが出来て、例えば誕生祝いに写真入りのラベルを作成して送れば、それを印刷してビンに貼って蔵出しをするサービス(ただし有料)もあります。正に世界で一つだけの「マイワイン」です!!!
Mywinemarukiこの「マイワイン・システム」は、2つのコースがあります。Aコースは甲州辛口を100本、Bコースは甲州樽熟成を60本、です。私は樽熟成のBコースを選びました。この方が熟成による変化を愉しめるのではないか、と考えたからです。なお1970年にこのシステムが始まり、昨年はA、B両コース合わせて100名の限定会員募集でした。
昨年申し込んで1年間、首を長くして待っておりました。11月下旬から蔵出し可能とのことだったので、ラベル作りの準備を始めました。ワインの名前はこのブログにちなんで「TAKE-BOW」とし、まるき葡萄酒の担当者からアドバイスをいただきながら、『秋』をテーマにデザインしてみたのが写真のラベルです。印刷がきれいなので、ちょっと怪しげなデザインもりっぱに見えるから不思議です。
早速マイワインを飲んでみました。
色はやや薄い透明な黄色で、ほんのりブドウの香りを感じましたが、辛口であっさりした味わいでした。くせのない辛口の白ワイン!魚などの日本料理にも良く合うのではないでしょうか?そして年を経るに従って味わいがどのように変わるのか楽しみでもあります。

「余談」 まるき葡萄酒株式会社について
 日本のワイン産業の始まりは明治10年に「大日本山梨葡萄酒会社」が創業にあたって2名の青年をフランスに派遣したのが始まり、と言われています。そのうちの1人土屋氏が中心となって1891年に設立した「マルキ葡萄酒」が現在のまるき葡萄酒株式会社の前身となるそうで、100年以上の歴史があるワイナリーです。
Marquis1_2Marquis2写真で見ると醸造場の上にオレンジ色の建物が立っている構造で、建物は横から見ると三角屋根になってます。建物は1階が売店、2階がホールとなっていて2階のテラスに出るとワイン畑が一望できました。なお案内板の横にワインの銅像??がありました。なかなかユニークですね!
そうそう、売店でワインを買ったら忘れずに『たくあん』を買うことをお勧めします。スモークした『燻製たくあん』ですがワインと良く合いますし、これだけあれば他のおつまみはいりません。

[メモ] 12%、
     まるき葡萄酒株式会社
     山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488
     Tel 0553-44-1005 http://www.marukiwine.co.jp

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ワイン・蔵王スター

Zaou1わが国でワインの生産地としては山梨の勝沼町(現甲州市)が良く知られています。一方ワインは『日本のものよりフランスに限る』という信仰に近い考えがあって、国産のワインは低く見られた時期があったように思います。しかし現在では、例えば勝沼の甲州種のブドウから造られるワインは和食によく合っていると思うし、カルフォルニア、チリー、南アフリカなどそれぞれの地域の土壌に合ったワイン造りが盛んになり実績を上げています。
さて今日取り上げる「蔵王スター」は、山形県のタケダワイナリーが造る山形ならではの土壌に合ったワインの一つです。山形と言えば、以前高畠ワインを飲んでみましたが・・・興味のある方は2008年10月12日のブログを見てください・・・、山形の気候・風土がワイン造りに合っているように思います。
タケダワイナリーは、1920年(大正9年)に大地主であった武田重三郎氏が蔵王連峰のふもとに土地を求め、当時としては珍しいブドウ酒を造ったのが始まりだそうです。その息子の重信氏は東京農業大学醸造学科を卒業し・・・この醸造学科から薩摩焼酎・西酒造の西社長など逸材が輩出しています・・・本格的なワイン造りに取り組んだのです。そして約20年の歳月をかけ土壌の改良を行い、15ヘクタールの広大な土地で出来るだけ農薬を使わない自然農法栽培でブドウを育成しワインを造っています。
この他タケダワイナリーの特徴として、山形県産のブドウを100%使用していることでしょう!そして良質のブドウ造り、人手による選別、独自の醸造技術でろ過を最小限にする、など! 更に一部のワイン造りでは行われている、輸入ワインや濃縮果汁を混ぜたりする手法を一切取っていない・・・など。
こうした努力の結果が「蔵王スター」と言うワインに結実している訳ですが、お値段は意外と安く朝日新聞の格安ワイン・ランキングで取り上げられていて評価も高いのです。
Zaou3Zaou2こういう評判を知ると早速試してみたくなります。
今回は2008年収穫の白と赤を飲んでみましたが、白はデラウェア種を70%、マスカット・ベリーA種を30%使用したものです。赤は完熟したマスカット・ベリーA種を100%使用しています。もちろんどちらも山形県産です。
飲んでみた感想ですが、どちらもマスカットの香りが心地よかったです。その上で、白はさわやかな酸味が印象的でしたし、赤はミディアムボディでしたが、果実の香りと良くバランスが取れた味わいでした。格安ワインでありながら評判がいい理由が分かりました。

[メモ] 有限会社 タケダワイナリー
     山形県上山市四ツ谷2-6-1
     Tel 023-672-0040


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ワイン・ボージョレ・ヌーボー

Nouveau09111月の第三木曜日11月19日、今年のワイン・ボージョレ・ヌーボーの解禁日です。
ワインに特別のこだわりがあるのではないのですが、まぁ年に一度のお祭りですから酒のみの一員として当然のことながらヌーボーを飲んでみました。このブログを以前から読んでいただいている方はお分かりと思いますが、我が家の場合は毎年近所の酒屋さんからボージョレ・ヌーボーを届けてもらってます。
Nouveau092_2Nouveau093_2銘柄は「シャトーデュ・シャテラール」・・・イザベルとシルヴァン・ロジェール夫妻がオーナーで、裏のラベルに夫妻の写真が載っています。
このシャトーは歴史がありフランス革命で軍隊に攻撃・破壊されて18世紀になって再建されたそうです。現在のオーナーは前述のご夫妻で手造り少量生産を基本としてブドウの収穫は手摘みで行っているそうです。毎年同じ銘柄を飲む訳ですが、年によってワインの出来・・・すなわち葡萄の出来不出来・・・が分かって興味深いものがあります。今年はどうでしょうか?楽しみです。
さて今年のワイン・ヌーボーの話題で、私が注目したのは西友が格安のボージョレ・ヌーボーを出したことです。当初890円で予告した低価格を更に780円に値下げしたのは驚きです。安いからと言って馬鹿には出来ません。チリーや南アフリカの格安ワインはなかなかの実力でしたから・・・・で、私は購入しようと出かけたのですが、出遅れて既に完売でした。その代わり、変わったヌーボーを見つけました。
Nouveau094_2Nouveau095_2写真を見ただけで分かりますか?マコン・ビラージュ・ヌーボーで、特に変わっているようには見えませんね。違いはボトルにありました。普通ワインのボトル・・・ワインと限らずアルコール類はガラス瓶を使ってますが、このヌーボーではペットボトルなのです。ボトルの形は同じで見た目は変わりませんが、大きく異なるのが重さです。
フランスからワインを空輸しますが、ボトルが軽ければ大量に飛行機に積むことが出来て、昨年のように原油が高騰した時期には燃料代に多額の経費がかかったので、馬鹿には出来ません。これからはペットボトル化も自然の流れになるかもしれません。ただワイングラスに注ぐ時、ガラスのボトルとグラスが接触すると「チン!」とか「カチッ」という軽い音がでて雰囲気を盛り上げますが、ペットボトルでは音なしでいささかテンションが下がります。まぁ実質で楽しめれば良いのかもしれませんが・・・・
さて毎年飲んでいる「シャトーデュ・シャテラール」の今年の味わいは?
・・・・おっ!ちょっと甘さを感じるフレッシュな香りがしました!!かなり期待できそう・・・飲んでみるととても美味しかったです!柔らかな舌触り、あまり渋味が無く若々しい感じのワイン!ヌーボーだから当然かもしれませんが、それでいてまろやかさもあり、今年は大当たりでした。

[メモ] 13% Beaujolais Villages Nouveau
     Chateau du Chatelard

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ワイン・ヴァスコ・ダ・ガマ

Gama1今日飲んだのは「ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)」です。
ヴァスコ・ダ・ガマはポルトガルに生まれ、探検家であり航海者としてヨーロッパからアフリカ南岸を経てインドへ航海した記録が残っている歴史上の人物です。このインド航路の開拓によって、その後ポルトガルが海洋帝国として世界に君臨し発展していったのです。
さて、その人物の名前を冠したポルトガルの赤ワイン「ヴァスコ・ダ・ガマ」!さぞや高価なワインだろうと思って恐る恐る買い求めたところ、意外や意外お値段が千円以下という格安ワインでした。
でも気になるのは品質です。『安かろう、悪かろう』ではないだろうか?気になります。それにポルトガルのワインはなじみがなくてちょっと不安でもあります。
・・・・で、早速インターネットで調べてみました・・・が、何と!そのホームページはポルトガル語でした。『ウ~ン、これは困った。・・・どうしよう?・・・ そうだ! 翻訳機能を使ってみよう!』ということで、自動翻訳でポルトガル語を日本語に訳してみました。・・・しかし、直訳で単語の羅列!文章の意味が理解できません・・・結局、英語に翻訳するのが良かったです。まぁ、ポルトガル語と英語は文章の構造が似ているのかもしれませんが・・・
それでは私のつたない英語力で紹介しましょう!!
Gama3Gama5会社はCaves Arcos do Rei という名前で創業が何年か分かりませんが、3世代にわたるそうなので100年位続いているようです。ぶどう畑はDão地域にあって、ここは文化的にも豊かな地域で鉄器時代のモニュメントもあるそうです。『もっとより良く』が会社のモットーだそうで、ドイツやイギリスのワインの基準を満たしているとのことで、品質には自信を持っています。一例として、「日本ワイン・チャレンジ2006」で白銅賞を「Vasco da Gama Sparkling Rezerva REQ」で受賞しています。
こうした内容(?)でしたが、おぼろげながら品質の良いワインであることが分かってきました。
なおラベルには、「Dcnominação de Origem Controlada」と書いてあります。これは多分、フランスワインのAOC、イタリアワインのDOC、DOCG、等のワインの等級を表すものだと思います。品質管理に力を入れているのがうかがわれます。
さて、その味わいやいかに?
ラベルには2004年の表示がある赤ワインです。少し酸味を感じる強い香りがして、口に含むと強い渋味を感じました。全体としてしっかりとした味わいで、いわゆる「フルボディ」に近いと思いました。千円以下でこうしたフランスの高価なワインに近いテイストを味わえるなんて!なんだか得した気分になりました。

[メモ] Vasco da Gama RESERVA 2004
    DÃO Dcnominação de Origem Controlada


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格安ワイン・パンゴリン

Pangolin1格安ワインが評判となってます。
『安かろう、悪かろうだろう!』とか、『ワインは最低三千円は出さないと!』と、高価なワイン=高級ワインとの図式が一般的ですが、こうした考えが成り立たないワインがこれから紹介するPangolin(パンゴリン)です。(写真の左が赤、右が白ワインです)。
実はこの「パンゴリン」を知ったのは、朝日新聞の土曜版「beなんでもランキング」です。ここでは最近注目を集めている格安ワインのランキングが紹介されていて、その中に南アフリカ産の「Pangolin(パンゴリン)」がありました。・・・で、早速ネットで取り寄せてみた次第です。
南アフリカのワインはなじみがなくて、一体全体どんなワインか想像がつきません。
まぁ緯度が高くて(南緯35度位)、チリーのワイナリーが集中している地域とほぼ同じなので、可能性はあるだろうな、と思いましたが・・・調べてみると、南アフリカのワイナリーはケープ半島とその沿岸地域に集中しているそうですが、この地域は太西洋とインド洋の影響で地中海的な気候になっていて、日中は乾燥した熱気と強い日差し、夜間は冷たい気温が熟成と果実の豊かさと適度な酸味を持った葡萄が出来る、と言われています。
ところで「Pangolin」ってどんな意味なのでしょうか?
Ground_pangolin_1Ground_pangolin_2調べてみるとPangolinは動物でした。日本語で何というのか分かりませんが、写真があるので掲載します。左の写真で分かるように体全体が固い皮でおおわれていて、でも臆病な性格なので危険を感じるとくるりと右の写真のように丸まってしまいます。ワインのラベルには、この丸まった状態をデザインしたマークがあります。このPangolinは南アフリカでは、癒しのパワーを持っていると信じられているそうです。
Pangolin2さて今日飲んだ「パンゴリン」は、2007年、シラー種の赤ワインです。フルーティな香りがしてそれでいてしっかりとした味わいでした。タンニン酸の渋みが適度に効いたフルボディの赤ワインでした。これが千円以下なんて!ちょっと信じられません。
こうした高品質で格安のワインが気軽に楽しめるのはうれしい限りです。
Pangolin3少し日をおいて(10月4日)、黄色いラベルの2008年シャルドネ種の白ワインを飲んでみました。冷蔵庫でちょっと冷やしたのですが、フルーティな味わいで辛口のスッキリとした味わいでした。少し酸味を感じたもののメロンに似た香りがして、それでいて甘さが少なく口の中に残らない飲み心地の白ワインでした。

彼女とデートの時、無理して高価なワインを注文するよりも、こうしたワインを注文するのも良いですよ!それで『ケチな男!』と言うのなら、こちらからお付き合いは願い下げればいいのです。長く付き合うのなら、値段ではなく実質で評価できる女性が一番だと思います・・・・おっと!これは余談でした。

Spotlightwomen0903pp01余談Ⅱ ワインの裏のラベルに次のような英文があります。
In South Africa urban slang, it means "a drop-dead gorgeous woman". 文章の流れから、it はPangolinを指すと思いますが、この "a drop-dead gorgeous woman"の意味が分かりませんでした。・・・で、ネットで前記の英語を入れてみると右のような写真に行き着きました。
いいですねぇ・・・こうした "a drop-dead gorgeous woman"に会いたいものです!!!

[メモ] 14%、2007年、シラーズ種
    W.O.Costal Region-Wine of South Africa

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ワイン・ブルゴーニュとコノスル

Chardonnay1手元にワインが2本あります。
一本はフランス・ブルゴーニュのワインで、知人からいただいたものです。もう1本は、南米チリ・コノスルのワインです。どちらも「シャルドネ」の白ワインです。たまたま2本同じシャルドネの白ワインが手元にあるのでどんな特徴があるのか試してみました。

Bourgogne2先ずブルゴーニュの白ワインですが、地名は「Beaune(Côte-d'Or)」となっています。コート・ドール(Côte-d'Or)とは「黄金の斜面」を意味するブルゴーニュ・ワインの中心地で、フランスを代表する赤や白ワインを産出していて、土地土地によって土壌が異なるため多様なブドウ、すわわちワインができるとのことです。黄金の斜面は南北に分けられ、南がボーヌ(Beaune)の町を中心とするコート・ド・ボーヌ(Côte de Beaune)と呼ばれる地区になります。この地区には20位の村があると言われており、半分以上の村で世界の一流品と言われる白ワインが造られているそうです。
・・・とちょっと文献を当たっただけで、ブルゴーニュ・ワインに関する詳しい記述があることが、伝統のフランス・ワインらしいことなのかもしれません。
Conosur2一方、チリ・ワインは最近急速に人気が高まってきているワインです。いわば新興勢力のワインです。
「コノスル」は1993年の設立と言いますから、まだまだ若い会社です。この会社のモットーは、『価値のある、魅力的で革新的なワイン造り』、というものです。ラベルを見ると自転車のイラストが描かれています。これは、『革新、情熱、そして環境への配慮・尊重』を表すシンボルとして選んだと説明しております。
さてチリのワインは何と言っても地理的特徴が第一に挙げられます。チリは南アメリカ大陸にある南北に長く伸びた国ですが、東部はアンデス山脈、西は太平洋、北部はアタカマ砂漠、そして南は氷河、と四方が自然のバリアーとなってワイン造りの地を隔離・保護している、と言われてます。そしてこの自然環境を生かしたワイン造りで日本でも最近人気が急上昇しています。
『今注目は、チリ、南アフリカ、ポルトガルのワイン。低価格で良質!ランキングで上位を占めている。何故安くて美味しいのか?それは土地代や人件費などの生産コストが安く、更に先進国の栽培・醸造技術が導入され水準の高いワインが生まれているから・・・』(2009年6月27日付け朝日新聞より)。
さて、伝統のワインか新興のワインか?!
両方飲んでみましたが、どちらも美味しかったです。・・・なぁ~んだ・・・と言われそうですが、どちらも特徴がありました。ひとことで言うと、ブルゴーニュはほんのり香る辛口ワイン、コノスルはフルーツを想わせる香りで若々しいワイン、でした。ブルゴーニュは2006年、コノスルは2008年、という違いがあるかもしれませんが・・・。気になるお値段はコノスルが1000円以下なので多分倍以上の差がありますが、味わいは値段ほど違いがありません。
伝統のフランス・ワインを記念日に飲むのもよし、新興のワインを仲間でワイワイ飲むのも良し、・・・その逆もまたOK。今まではワインと言うといろいろな決まり事があって、何となくとっつき難くて高尚な?感じがしたものです。そしてワインは高くて当然との考え方もありますが、これからはコノスルのような安くても高品質のワインをもっと気軽に楽しむスタイルが定着していくことでしょう!

[メモ]  Bourgogne 2006 Appellation Bourgogne Controlee
Mie en bouteille par
les Caves de la Colombe
a Beaune(Côte-d'Or) France

Cono Sur 2008 Wine of Chile
Adolfo Hurtado、Winemaker

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ワイン・山ソービニオン

Ysobini明日はクリスマス・イブ!
キリスト教徒ではない私でも何かしなくては・・・妻へのクリスマス・プレゼント!?・・・という気になるから不思議です。もしかしたら妻にしつけられた長年の習慣か?それとも商業主義に毒されてしまったのか!?coldsweats01
まぁ、あまり堅苦しく考えずにワインでも飲もうか、と思って取り出したのが「山ソービニオン」という聞きなれないワインです。
Ysobini1『山』という漢字が入っているから、日本のワインであることは想像できるかもしれません。
実はこの「山ソービニオン」は、先月山梨県勝沼で開催された『ワインツーリズム2008』に参加したとき買い求めたものです。
当日まるき葡萄酒のワインセミナーに参加し8種類ものワインのテイスティングをしてかなり酩酊したことをレポートしましたが(2008年11月9日のブログを参照してください)、この6番目にテイスティングしたのが「山ソービニオン」でした。そしてその時『もっとじっくり飲んでみたい』と思って買ったものです。
セミナーで紹介されたのですが、このワインのネーミングが面白いと思いました。それは山梨大学ワイン研究所の山川先生が、山梨県内に自生していた「山ぶどう」と赤ワインの定番「カベルネ・ソービニオン」種とを交配する研究を11年間にわたって続け1990年に誕生したので「山ソービニオン」と名づけたそうです。
このセミナーでは、まるき葡萄酒の名物男「モッチ」こと望月さんが、『フランス・ワインは味が濃厚なフランス料理に合うのであって、日本料理のようなどちらかと言うと淡白な料理に合う日本のワインがあるはず。われわれはそうしたワイン造りを目指している!』と熱っぽく語っていました。
Tonabe・・・・で、今夜の夕飯は豚ロースの鍋料理だから、「山ソービニオン」を合わせて飲むにはちょうど良いと考えた次第です。
さて、その味わいは?鍋料理とのマッチングは?
グラスに注ぐとフルーティで甘い香りがしました。ラベルにはフルボディと書いてありましたが、そんなに重厚な味わいではなく渋みが少なくてどちらかというと軽い感じ、でも個性のある赤ワインでした。
これなら豚や野菜の風味を妨げることもなくて鍋料理に合いました!「モッチ」さんが言う『和食にあうワイン造り』の努力が結実していると感じました。

[メモ] 12%、 2006 山ソービニオン、新樽熟成、限定醸造
     まるき葡萄酒株式会社
     山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488
     Tel 0553-44-1005 http://www.marukiwine.co.jp/

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