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日本酒 甲斐の開運 北嶺 特別純米

Kkaiun2 ここ数か月体調を崩してブログの更新が途絶えており、失礼しました。休んでいる間にコロナウイルスが蔓延し、不要不急の外出は控えるようにとのこと。そしてYouTubeを見ると黄色い帽子をかぶった【コロナ猫】まで登場するありさまで、いささか欲求不満状態が続いております。そこで、買い置きをしていた「甲斐の開運 北嶺 特別純米酒」を飲んでみました。このお酒は富士五湖巡りの途中、道の駅に立ち寄り買い求めたものです。数ある地酒の中でこの酒に注目したのは【甲斐の開運】(井出醸造店・山梨県富士河口湖町)という名前です。Kkaiun1_20200329215401 【開運】というのは静岡県掛川市の土井酒造場のものが全国的に知られていますので、重複を避けるために【甲斐の開運】としたのかもと考え調べてみました。するとこの井出醸造店は江戸中期(1700年頃)に醤油の醸造を始め、江戸末期(1850年頃)に16代井出與五右衛門が清酒の醸造を始めたと言われています。意外や意外、歴史ある酒造なんですね!!そして清酒醸造の時期が皇女和宮の婚姻と重なったことから、それにあやかって【開運】と命名(右にその時のラベルを掲示)、その後【開運正宗】とし更に昭和60年から【甲斐の開運】と名乗るようになったそうです。

Kkaiun1 さてこの酒造は富士河口湖町という標高850mの高所に位置し冷涼な気候の土地にあります。また富士山系の豊富に湧き出る清冽な水を酒造りに生かしているとのこと。     詳しく見ていきましょう!先ず水は、冬に積もった雪が解け山の内部にしみこみ、天然の濾過層である溶岩層を通って湧き出ているのでミネラルを豊富に含んだものとなってます。また酒造好適米については精米と洗米に力を入れているとのこと。まず精米段階で米粒の表面に付いている雑味成分を除くため精米歩合は40%(60%を捨てる)等とし、更に洗米では米粒を壊さないように手洗いで行っていて、寒い冬場に5度位の水の中で行うのはつらい作業になるそうです。富士河口湖町の平均気温は11月が7度、12月2度、1月-1度、そして2月は0度、と冷涼な気候の中で酒の仕込みが行われます。このため酒造が最も心がけているのは温度管理で、例えば特別純米や吟醸系のお酒は火入れは一度だけで火入れ後すぐに冷やして高温状態を2分以内にする、また貯蔵・熟成は温度管理した部屋で行う、など品質の維持向上に努めているそうです。

Kkaiun3 さて早速試してみましょう!特別純米酒ですから、先ずは酒造お勧めの冷や(8~12度で、と書いてありました)で飲んでみました。酒造によると『なめらかな口当たりに果実のような含み香。軽快感としっかりした味わいを両立』とあります。私はそんなに繊細な感覚をもってませんが、トライしてみました。・・・で、かすかに香りがするものの全体としてあっさりとした味わい、淡麗辛口の味わいでした。   次に酒造のお勧めにはありませんが、ぬる燗で試してみました。ほのかに甘い香りが強まったように感じましたが、辛口の味わいで軽やかな飲み心地は変わりませんでした。やはり冷酒の方が飲みやすいですが、飲み過ぎには注意が必要です。

[メモ] 15度~16度、原材料 米、米麹(国産米)、麹米・掛米   (玉栄)、仕込み水(富士山伏流水)、日本酒度+2、酸度1.2

     井出醸造店 井出預五右衛門 山梨県富士河口湖町船津8番地

     http://www.kainokaiun.jp

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