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ワイン・Take-Bow the last one

  Takebowlast1  今や甲州ワインは日本を代表するワインの一つと言ってもいいでしょう!山梨県には数多くのワイナリーがあり、サントリーやメルシャンなどの大手をはじめとして、ここで紹介する「まるきワイナリー」のような小粒ながらキラリと光る特徴のあるワイナリーがあります。実はわたくし、このワイナリーとは【マイワイン・システム】を通して10年近くお付き合いがあり、折に触れてこのブログで紹介してきました。今回このシステムが終了し利用するのが最後となったので、このワイナリーの特徴などを簡単に振り返ってみることにします。     Marquis6 先ずはその歴史から・・・明治に入って山梨・勝沼でぶどう栽培と醸造技術を学ぼうと勝沼町祝の土屋龍憲と高野正誠の両名が1877年(明治10年)フランスに派遣されました。  そして2年後帰国した土屋龍憲は、フランスから持ち帰ったブドウの苗が害虫に侵され廃棄せざるを得なかったため、 地元の甲州ぶどうにこだわったワイン造りを行い、1891年「マルキ葡萄酒」を設立したのです。(右写真・設立時の屋号を示す看板が店内に飾られています。)        Marquis1 このワイナリーの特徴を私なりに一言でいうと『ユニークな取り組みをしている』ことです。例えば減農薬の取り組み、羊を使った不耕起草生栽培(2008年~、雑草を増やしながら土壌の持つ微生物の力を利用する取り組み。)、サスティナビリティへの取り組み(2013年~、一例として羊の放飼いによる循環型農法など)。更に自社農園も山梨県以外にも、北海道、群馬県、長野県にも所有し、それぞれの土地にあったブドウ栽培を行っています。            さてこうしたユニークな取り組みの中で、私が最もお世話になったのが前述した【マイワイン・システム】です。これは1972年に始まり正式名称を『ワインを楽しむ会(Discover Wine Life)』といいます。辛口、樽塾のコースがあり申し込み後5年間、好きな時に蔵出しが出来る仕組みです。更に自分でデザインしたラベルを張り付けてもらえるのでマイボトル的な楽しみもありました。ただ残念ながら貯蔵倉庫のスペースの確保が難しくなったそうで、2016年から新規の申し込みが終了しました。このため私が契約していたマイワインも最後の蔵出しとなり、今回最後の1本を味わうことにしました。なお組み合わせに【ラフィーユ・トレゾワ 南野呂収穫】の赤ワインを選びました。     Takebowlast2 Takebowlast3 先ず白ワインの「Take-Bow」を味わいました。2015年の甲州種を仕込んだ辛口コースのもので、辛口のあっさりした味わいが特徴です。樽塾コースでは、樽に長期間貯蔵することでワインが黄金色に変化するのを楽しむことが出来ましたが、辛口コースは多分ステンレス製タンクで貯蔵されているので樽塾コースほどの変化を楽しむことは出来ません。そらでも時間とともにゆっくりと熟成が進むのでその変化・・・少し酸味を感じるものの、口当たりが柔らかくまろやかな味わいを楽しむことが出来ました。                       次に赤ワインの「ラフィーユ・トレゾワ・南野呂収穫」を味わってみました。このワインは甲州市の隣にある笛吹市南野呂の単一畑で収穫されたベリーA種を使いフレンチオーク樽で熟成したものです。赤ワインの特徴であるタンニン酸が少ないのでしょうか、あまり渋みを感じずまろやかな味わいでした。このワインにはテイスティング・チャートが貼ってありワインを選んだり飲むときの参考にすることが出来ます。親切な試みだと思います。

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