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ワイン Bierzo Mencia Joven (ピエルソ・メンシア・ホーベン) 2017

Mencia1 スペインの赤ワイン「Bierzo Mencia Joven 2017」を飲んでみました。このワインは、【エル・カミーノ(El Camino)シリーズ】の一つで『フルボディ』ということなので、味わいがどんなものか期待できます。このワインを造るワイナリーはスペイン北部カスティーヤ・イ・レオン州の温暖な地Bierzo(ピエルソ)にあって、設立は1879年という約140年の歴史があります。2013年にはスペイン・ワインで初の世界No1に選ばれたこともあるそうです。          スペイン北部でワインづくりが盛んになった条件としては、もちろん気候・風土も挙げられますが、この他に【サンディアゴ・デ・コンポステーラ】と【エル・カミーノ】という言葉がキーワードとして挙げられます。       Santiago_de_compostela__cathedral ここで【サンディアゴ】とは、イエス・キリストの十二使徒の一人で、最初の殉教者・聖ヤコブのスペイン語読みであり、【コンポステーラ】はラテン語由来で、星の野とか墓場という意味もあるそうですが、ここでは【良い場所】とか【ふさわしい場所】の意味でつかわれています。つまり【サンディアゴ・デ・コンポステーラ】とは、【聖ヤコブにとってふさわしい場所】ということになります。その理由は、1世紀半ばに聖ヤコブが処刑され遺骸が船でスペイン北部に運ばれ埋葬され、その後9世紀になり神のお告げにより羊飼いが発見した、という故事にのっとりこの地に聖堂が建てられたのです。このため【サンディアゴ・デ・コンポステーラ】は、カトリック教信徒にとってローマ、エルサレムと並んで最も人気のある巡礼地となっています。 

Map_santiago_de_compostela2Map_santiago_de_compostela そしてこの地を目指す巡礼の旅がフランスとスペインの国境を隔てるピレネー山脈を越えて聖ヤコブの埋葬地を目指す道を【エル・カミーノ】と言います。その距離はスペイン国内で約800kmといわれています。さてこの巡礼路では無料の宿泊所や無償の奉仕活動が行われているとか。まるで四国のお遍路さんと同じです!四国遍路道は約1000kmと言われ、先々でお接待という無料でお茶や簡単な食事がふるまわれる風習があります。こう考えると【エル・カミーノ】沿いにワイナリーが出来、巡礼者がワインを飲んで疲れをいやす、といったことが自然に行われ現在に至っているのでしょう!

Mencia2 さて「Bierzo Mencia Joven 2017」はどんな味わいか?  華やかな香りがしましたが、赤ワイン独特の渋みはあまり感じられず柔らかいテイストでした。『フルボディ』と言われていますが、濃厚ではあるものの口当たりがよく、果実味とタンニン(渋み)とのバランスが取れた飲みやすい赤ワインでした。

[メモ]14% 格付けDenominacion de Origen(D.O)

    Por Re 8172/LE00 Cacabelos Leon Espana

 

 

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