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栗焼酎・ダバダ火振

最近のテレビ番組はバス旅とか鉄旅など地方を訪ね歩く番組が多いように思います。日本の地方の豊かな自然や生活が楽しめるからでしょう!

Mutemuka3そうしたローカル鉄道の旅で、私の故郷に近い愛媛県の北宇和島駅と高知県の若井駅をむすぶ予土線が放送されました。この番組は男女のペアが土地の人に聞き込みをしながらその地方のお勧めの所を訪ねる番組です。この路線は日本最後の清流と言われる四万十川に沿っており懐かしく見ていると、高知県の土佐大正駅で日本酒と焼酎の酒造「無手無冠(むてむか)」が紹介されました。特に栗焼酎「ダバダ火振」は有名だとか。番組では30代の蔵人が案内してましたが、しっかりした考えを持ち好感がもてる若者でした。ということで栗焼酎「ダバダ火振」を買い求めた次第です。

Mutemuka4 この酒造は明治26年(1893年)創業と言いますから、100年以上続く老舗です。でも何故「無手無冠」なのか?その心は【冠におぼれず、飾らず、素朴な心を大切に自然を生かした酒造りを行う】ということから命名したとのこと。    では具体的にはどんな取り組みをしているのでしょうか?例えば米作りは農薬を使わない有機肥料を使い、雑草の除去のため紙を地面に敷いて穴をあけて苗を植える紙マルチ栽培法(紙は水に溶けて土に戻る利点がある)を採用。更に有機肥料は栗焼酎の搾りかすを利用するなど、いわゆる循環型農法を行っています。

Dabada3 さて栗焼酎「ダバダ火振」ですが、名前がユニークです。 どんな意味があるのでしょうか、調べてみました。    まずこの地方では山里で人の集まる場所を「駄場(ダバ)」と言い、夏に四万十川で闇夜にたいまつの火を振ってアユを定置網に追い込む伝統のあゆ漁法のことを「火振り」と言うことから、「ダバダ火振」と命名したそうです。     いかにも四万十川のそばで長年にわたり酒造りに励んでいる、その地にふさわしい栗焼酎だと思いました。

Dabada4 さてどんな味わいでしょうか?!  まずはお湯割りで!      芋焼酎と同じように甘い香りがしました。ただこれは栗焼酎だからというより発酵による焼酎独特の香りかな?とも思いました。口に含むと辛口の刺激を感じました。ガツンという強い刺激ではないもののしっかりとした味わいを楽しむことが出来ました。なお原材料には栗を50%使い、その他に麦と米を使っているそうです。

 

[メモ] 25度 栗、麦、米(国産)、米麹(国産米) 

     株式会社 無手無冠  高知県高岡郡四万十町大正452

     0880-27-0318   http://www.mutemuka.com/

【余談】 四万十川焼酎銀行

Dabada1Mutemuka1  この地では毎年焼酎を預かり(預金ではなく預貯酎)預かる期間に応じて「おまけ」(利息)を提供するユニークな銀行があります。銀行は毎年500壺限定(専用の美濃焼の壺)で栗を75%使った栗焼酎の募集を行い、 ①普通口座は、預入期間を1か月以上1年以内とし、利息は熟成による【うま味と香り】とする。②定期口座では1年、2年、3年の預入期間があって、年数に応じて預貯酎の小瓶が利息として付く、というものです。ネットでも申し込み出来るみたいですよ!いかがですか?!

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