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まるきワイナリー

Takebow20183私は山梨県甲州市の「まるきワイナリー」の【マイワイン・システム】を利用しています。このブログでも何回か取り上げましたが、これは収穫した甲州種を仕込んだ白ワインを最長5年間自由に蔵出し出来る【システム】です。
この【マイワイン】には、A:甲州辛口(1口100本)、B:甲州樽熟成(1口60本)、C:甲州辛口(1口50本)、の3コースがあります。
私は過去にBコースを利用し樽熟成が時間と共にワインの色が濃く、黄金色に変わっていくのを楽しみました。今回Cコースに変更したのは、2、3年位空けて再度申し込みビンテージの違いを比べてみようと思ったのです。しかしその後新規募集が停止となり利用は出来なくなりました。
・・・う~ん、残念!!
Marquis6さて「まるきワイナリー」は、1877年に日本人として初めてワイン醸造技術を習得するためフランスに渡った中の一人土屋龍憲氏が帰国後醸造所を引き継ぎ、1891年に「まるき葡萄種」を設立したものです。当時のものと思われる社名を記した看板が店内に飾ってありました。
このワイナリーのブドウ畑の特徴は、不耕起草生栽培とサスティナビリティでしょう!!
不耕起草生栽培とは、『畑を自然に近い状態で、出来るだけ人の手を入れずに栽培する』というものですが、口で言うほど簡単ではありません。
経験や知識を元にその土地にあったやり方を試行錯誤する必要があります。またサスティナビリティは、こうした努力を絶え間なく続けていくことを意味しています。
まるきワイナリーは大資本のワイナリーとは違いますが、常に新しいチャレンジを続ける創業者の精神が脈々と生き続けるワイナリーと言えます。
またワインのラベルにも特徴があり、ブドウの葉で統一されていてそれぞれ原材料となるブドウの種類に応じた葉をデザインしてあります。ただ私のように予備知識のない者にはちょっと『猫に小判』です・・・。
・・・ここで裏話を・・・実は以上述べたことはまるきワイナリーのホームページ(HP)を参照したものです。このHPを読むとワインの歴史や原料づくり、仕込みなどに対するワイナリーの考え方を知ることが出来、大いに参考になりました。
充実したHPの一読を強くお勧めします!!
Takebow20184Takebow20185さて今回は、【マイワイン・システム】の白ワイン「Take‐Bow」と「ヤマ・ソービニオン」という赤ワインを飲んでみました。
なお【マイワイン】は、私が作成したラベルを印刷・貼り付けするサービスがあり、今回は我が家の庭に咲いた「ノウゼンカヅラ」が夏の時期にふさわしいと考えラベルに使ってみました。一方「ヤマソービニオン」は、山梨大学ワイン研究所の山川氏が県内に自生する「山ブドウ」と赤ワインで広く使われている「カベルネ・ソービニオン」を交配し、11年かけて完成したものです。この品種は赤ワイン専用種で、醸造後樽熟成をしているとか。このため豊かな樽香、力強いタンニン(渋味)などが特徴だそうですが、その味わいはどんなものでしょうか?
早速試してみました。
先ずは「Take‐Bow」から。辛口のあっさり系の白ワインでした。良く『甲州種のワインは和食に合う。』と言われてますが、正にその通りだと感じました。和食の繊細な味わいを邪魔することなく、でも白ワインの存在感はしっかり示している、そんな感じの味わいでした。
Takebow20186次は赤ワインの「ヤマソービニオン」をいただきました。
フランス・ボルドーのカベルネ・ソービニオンを使った赤ワインとはちょっと違う・・・うまく表現できませんが・・・独特のしっかりした味わいでした。ラベルには右のようなティスティング・チャートが載っていて、『あっ!なるほど!!』と納得しながら楽しむことが出来ました。

[メモ]  まるき葡萄酒株式会社
      山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488
  Tel 0553-44-1005 http://www.marukiwine.co.jp/

【余談】 天謝園
      まるきワイナリーでは、昨年2017年にブドウ狩り、ワイナリーとカフェが楽しめる観光ブドウ園「天謝園」をオープンしたそうです。伝聞形式にしたのは実際に行ったことがないからですが、私が注目したのは工場見学やティスティングも合わせて出来ることです。そして併設のカフェでは、熟成ワインで煮込んだカレー、ワインスムージー、更にワインパウンドケーキなどワインに関する食品がメニューにあるようです。
なんだか美味しそうですねぇ・・・これは是非一度立ち寄ってみなくては・・・

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