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新世界ワイン

Terra1_2Lapalma1_2ワインの分類に、『新世界ワイン』、『旧世界ワイン』という言葉が良く使われています。
これらの言葉の定義を知りたくてウィキペディアで調べてみましたが、そのままの言葉では出てきませんでした。・・・ところが【ワイン】で検索し産地の項目を読むと、ヨーロッパが中世以降の伝統的な産地であること。しかし近代に入ってヨーロッパ以外の地域でワインが造られるようになり、これらの地域を『ニューワールド』と称すると記述されています。
つまり『新世界ワイン』とはニューワールド、すなわちヨーロッパ以外の地域の新興ワイン造りの地域のことをいい、これに対してヨーロッパを中心とした古くからのワインを『旧世界ワイン』と呼ぶようになったのだと思います。『新・旧世界ワイン』とは、あくまでも便宜的な呼称のようです。・・・でこの分類では、『旧世界ワイン』がフランス、イタリア、スペイン、ドイツなど、『新世界ワイン』はアメリカ、カナダ、アルゼンチン、チリー、オーストラリアなど、となります。
今回は『新世界ワイン』の地域から、アルゼンチンとチリーのワインと取り上げます。
MendozaVinalarosa先ず両国のワイン造りの地域・気候について見てみましょう!
アルゼンチンは半乾燥性気候で降水量は250mmを超えることはまれで、日中は40℃を超えても夜は10℃と温度差は30度にもなるそうです。ワインの産地としてはメンドーサ地方が有名で、ここはアンデス山脈のふもとにある標高600~1000mの高原で、冷涼な気候とアンデス山脈の雪解け水の伏流水に恵まれています(左の写真を参照のこと)。
一方チリは南アメリカ大陸の南北に細長い国で、フンボルト海流の影響を受けた地中海性気候とアンデス山脈の雪解け水の恵みを得て葡萄の栽培に適した土地です。19世紀ワイン造りの本場フランスでは、ブドウの木が害虫によって大きな被害を受けました。しかし当時スペインの植民地で遠く離れたチリでは、これらブドウの苗木が害虫の影響から守られたとのこと。(右の写真を参照のこと)。
両国ともにアンデス山脈の恩恵を受けているのは共通のようです。
ではそれぞれの国のワインを飲んでみましょう!
Terra2まず最初に飲んだのはアルゼンチンのViniterra(ヴィニテラ)社「Serie TERRA」です。この会社は1997年創業と言いますから比較的新しい会社ですが、アルゼンチン最大の飲料グループの一員で優等生と言われているそうです。このワインにはマーベックという品種のブドウが使われています。この品種は果皮が厚くタンニンが豊富で色の濃い赤ワインになるそうです。味わってみると確かにタンニンによる渋みが強く感じられるものの、果実味も豊富で芳醇な味わいでした。
Lapalma2次はチリのVina La Rosa(ヴィーニャ・ラ・ローサ)社の「La PALMA Reserva」です。このワインには赤ワインの定番品種、カベルネ・ソーヴィニヨンが使われています。創立は1824年でチリでは最も古く信頼のおけるワイナリーと言われています。創業者は長男が生まれるのを契機に現在地Cachapoal Valley(カチャポアル谷)にワイナリ-を構え、以後6代続いているとのこと。特にこの谷間は太平洋からの冷たく湿気を帯びた風を減少させる役割を果たしていて、ブドウ作りに適した地域となっているそうです。味わいは渋みが控えめでしたが果実の香りがあってしかも芳醇な味わいでした。
どちらのワインも芳醇な味わいでしたが、ブドウの品種の違いが渋みの違いとなっているように感じました。

[メモ]  ・「Serie TERRA」 2016年 Malbec  13.5%
       Viniterra  Mendoza  ARGENTINA
      ・「La PALMA Reserva」  2014年 Cabernet Sauvignon  14%
      Cachapoal Valley  CHILE

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