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ワイン・コンテ・デ・カンピアーノ(イタリア)

Campiano1Campiano2今回は珍しくワインを取り上げます。
今回のワインはデパートのワインセットに入っていて、持った時に他のワインと比べて太いボトルで重かったのです。・・・なぁ~んだ、そんな理由で取り上げるか!?って、笑わないでください。普通のワインの瓶と並べてみるとボトルが太いことが分かりますが、内容量は750mlで同じなので瓶の厚さがあってそのために重いのだと分かります。でも何故このような形状になったのか、その理由は分かりませんでした。
もしかしたら、ガラスの強度が弱かった時代に造られた瓶の形状をそのままで使っているのかもしれませんが・・・。
Italianmap_2さてこの「Conte di Campiano(コンテ・デ・ カンピアーノ)」はイタリア・プーリア(州?県?)産のワインです。イタリアは国の形がブーツ・長靴にたとえられますが、プーリアはその長靴の足のかかと部分に相当します。この地方は地中海に突き出たイタリア半島の南端にあって、東のアドリア海を挟んでギリシャにつながっており、ワイン造りが盛んな地方です。実は2017年6月このブログでイタリアンワインを取り上げてまして、プーリア産の「チャンキー・レッド・ジンファンデル」という象が描かれた赤ワインを紹介してます。
Campiano3さてこのワインの特徴は、ブドウの種類とその製法にあります。
ブドウは「ネグロアマーロ」という種類で、【ネグロ】はイタリア語で【黒】、【アマーロ】は【苦み】という意味だそうですが語源はイタリア語のほか古代ギリシャ語の説があるとのこと。
古代ギリシャ語が起源であればギリシャとアドリア海を挟んでいるから、このブドウ種が古代にギリシャから伝わったのかも知れません。「ネグロアマーロ」種は素朴な味わいと、豊かな芳香、そして土っぽい苦みが特徴だそうですが、【土っぽい苦み】ってどんな味わいなのでしょうか?
次の特徴は「アパッシメント」という製法です。これは樹についたままブドウを3週間以上陰干し、その後手摘みしてステンレスタンクで発酵させます。特に「アパッシメント」によってブドウの水分が半分になるので、醸造には普通の倍の量のブドウが必要になるものの、糖分が濃縮しアルコール度が高くなるそうです。
ラベルを見ると【アパッシメント(APPASSIMENTO)】と大きく赤字で表示されていて、その下に英文で・・・イタリアのワインなのに英語で書かれている・・・『アパッシメント製法は我々の情熱であり、・・・他にくれべようもないのだ!(Like No Other)』。
かなり自信を持っていることがうかがわれますが、その味わいはどうでしょうか?
色は、光にかざすと深い赤みを帯びだワインであることが分かりました。香りは少し甘みも感じるさわやか系のものでした。全体にどっしりとしたフルボディ系のワインでありながら、なめらかで飲みやすいワインでした。
なおこのワインは、2017年ベルリン・ワイントロフィー金賞を受賞していて、あるワイン誌によると2万円の価値があると激賞されているそうです。ちょっと大げさですが、試してみる価値はあると思います。

[メモ] 14.5% 、
     Conte di Campiano  
     サレント(SALENTO)
     I G T ネルロアマーロ、パッシート

   注1 サレントはプーリアの更に地中海に突き出た地域をいう。
   注2 IGTは1992年に設定された地域特性表示ワインを示す。 

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