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正月のお酒・緑川 生酒

新年あけましておめでとうございます。
今年はどんな年になるのでしょうか?世界情勢は北朝鮮、中東、国際テロなど火種が多く、国内では景気回復傾向にあるものの貧富の差が拡大していくように思えます。いずれにせよ穏やかに着実に物事が進む一年であることを願っています。
Midorik1Hakkaiy1さて本題の正月に飲む酒ですが、今年は新潟の酒を選んでみました。かって新潟のお酒は「淡麗辛口」が人気を博してました。でも近年は福島のお酒が全国新酒鑑評会の上位を独占していて、その「芳醇甘口」のお酒が好まれる傾向です。なので常識的には新年のお酒は福島のお酒を選ぶんでしょうが、本来【天邪鬼(あまのじゃく)】というか【へそ曲がり】の私は、あえて新潟のお酒を選びました。
「緑川 生酒 雪洞貯蔵」と「八海山 生酒 氷室貯蔵」で、いずれも生酒で貯蔵方法に積雪を利用しているのも共通しています。
先ずは「緑川 生酒 雪洞貯蔵」です。これは醸造した新酒を一升瓶詰めした後半年間雪のドームの中で貯蔵したものだそうです。酒造お勧めの飲み方として冷酒はもちろんですが、『燗しても美味しい酒』も目指して造った、とのことです。冷やでも燗でも美味しい酒!、二重に楽しめるだなんて正月早々うれしい話です。
Midorikさてこの酒造は明治17年(1884年)創業といいますから、約130年の歴史があります。豪雪地帯の魚沼市にありますが、米処でありまた魚沼川の伏流水を地下50メートルからくみ上げて仕込み水として使っているそうです。この酒造は創業地から市の郊外に移転し(1990年)、この時冷蔵設備を備えた新蔵を建て温度管理方式を導入し、低温発酵、低温長期貯蔵が出来るようにしました。
さてこの「緑川」、ラベルには【燗ができる生酒を知っていますか? 涼暖 生 緑川】となっていて、『燗でも美味しく飲める生酒はなぜできないのか? 緑川正宗で培った技術を応用し、造り上げた生酒です。』と書いてあります。ここで『緑川正宗で培った技術』とありますが、どういった技術でしょうか?「緑川正宗」は、四段仕込みの四段目にもち米を使用しているのです。こうすることで熱燗にするとふわっとした蒸し米の様な香りを醸し出すことが出来たそうで、この緑川正宗を【熱燗専用酒】として熱烈なファンも多いそうです。・・・でこの「涼暖 生」は緑川正宗のようにもち米四段仕込みに十号酵母を使用して醸造したそうです。なお原材料に醸造アルコールを使っているので純米酒ではありません、念のため!
では早速冷酒と熱燗で試してみましょう!
Midorik2先ずは冷酒で・・・ほんのり甘い香りを感じて口に含むと一言で甘口とは言えないちょっと複雑なまったりとした甘口??でした。・・・この言い方、多分理解できないと思います。そしてのど越しに少し辛口の余韻が残りました。
次はぬる燗にしてみました。熱燗とぬる燗の間・・・上燗、と言うんだそうで45度位・・・で試してみました。ややしっかりとしたちょっぴり濃厚で辛口の味わいで、冷酒の味がより強調されたものになりました。
かって新潟のお酒は「淡麗辛口」と言われてましたが、このお酒は試行錯誤をしながら新たな新潟の味を追求しているのだ、と改めて実感しました。

[メモ] 15.5度、精米歩合55%、製造 2017.11.21
     原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
    新潟県魚沼市青島4015番地1
    緑川酒造株式会社

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