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正月の酒・八海山 雪室瓶貯蔵

Hakkaiy1前回取り上げた「緑川」と一緒に購入した「八海山 雪室瓶貯蔵」を飲んでみました。「八海山」は新潟のお酒として良く知られていてスーパーの棚に並んでいるのを見かけます。
でも実は私が「八海山」を飲むのは初めてなのです。
そこで先ずはどんな酒造なのかちょっと調べてみました。
【八海醸造(株)】は大正11年(1922年)創業と言いますから歴史は100年弱、他の江戸時代から続く酒造と比べると短い方だと思います。所在地は南魚沼市なので緑川酒造と距離的に近く、これはやはり米と水に恵まれているからでしょう。
Hakkaij酒造のホームページには、『八海山の志』が掲げられています。簡単に紹介しますと・・・
『ここ30年間で日本酒の消費は半減、最大の理由は品質の低下である。普通酒を安く大量に造り、一方で希少な高級酒を造るやり方は間違っている。このため八海醸造では、普通酒は吟醸造りに、吟醸酒は大吟醸を目指す酒造りをして、しかも安定して供給していく。』というものです。
素晴らしい【心意気】です。
ではこの【心意気】を具体的にどうやって実現しているのでしょうか。
それは先ず、大吟醸酒造りの技術をを全部の酒類の製造に応用することで、具体的には手作りの麹、長期低温発酵法(雑味の無いまろやかでソフトな吟醸香を引き出すことが出来る)、精米歩合を最低でも60%とする、などです。
更に八海山系の地層から湧き出る水(硬度2の軟水)の利用。そして最後は酒造好適米へのこだわりです。新潟県の五百万石、兵庫県三木町の山田錦などを仕入れて、心白(コメの中心の白い部分)が大きいものを厳選しているとか。大きな心白は水分をよく吸うので中心まで蒸されて麹菌が中までしっかり付着するのだそうです。
さてこのようにこだわりの醸造法で出来たお酒を瓶詰めにして雪室に春から夏にかけ約7カ月間貯蔵したのが今回飲むお酒です。
どんな味わいでしょうか?早速試してみました。
Hakkaiy2ラベルには【雪室瓶貯蔵酒】と大きく表示されていて、『八海山雪室は約1000トンの雪を生かした天然の冷蔵庫です。』と書かれてます。今回のお酒の貯蔵期間は、2017年3月23日から10月28日と表示されています。
冷酒で飲んでみましたが、香りはほんの少し甘い香りがしました。・・・これがソフトな吟醸香と言うんでしょうか・・・そして味わいは一言でいうと【淡麗旨口】でした。口に含んだ最初の印象はあっさりしていて、でも温まるとまったりというかしっかりした味わいになりました。これは長期低温発酵法の効果でしょう!?
アルコール分は19度と日本酒としては高めです。冷酒で口当たりが良いのでついつい盃を重ねてしまい、すっかり酩酊してしまいました。

[メモ] 19度、米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
     精米歩合 60%
     八海醸造株式会社
     新潟県南魚沼市永森1051

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