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ワインのお勉強・その3

Wstudy3ワインのテイストを表現する言葉に、『ジューシィ』、『黒系フルーツ』、『スパイシー』などの表現を目にします。ワインのお勉強として今回はこの3つの味わいについて、それぞれ代表的なワインがセットになっているので実際に飲んで確認をしようと思います。
実はワインの味わいを果実の味で表現することは多いようで、果実味が多いことを『ジューシィ』といい、カシスやブラックベリーなどの黒い実がなる果物を『黒系フルーツ』、そして黒コショウなどを感じるものを『スパイシー』と表現するそうです。このように言葉で表現されると何となく分かりますが、実際にその違いがわかるか試してみたいと思います。
Wstudy31『ジューシィ』な1本は、アルゼンチンの【アリド・マルベック】です。
南アメリカではチリ・ワインがよく知られていますが、私はアルゼンチンのワインは初めてです。アルゼンチンの主要なワイン産地はメンドーサ州ですが、地図で見ると隣国チリと国境を隔てるアンデス山脈がある標高の高い地域です。でもこの高さと湿度が低いためブドウの病害が少ないという利点があるとのこと。このワインのブドウ品種は「マルベック」ですが、アルゼンチンは高品質のマルベック種のワインを生産する地域として知られています。この品種は果皮が厚いため、ワインの色が濃くなりタンニンを多く含むと言われています。【アリド】とは『乾燥した』という意味だそうで、標高が高く雨量が少ない畑で育ったブドウを手つまみで収穫し、ステンレスタンクで発酵させているとのこと。
凝縮した味わいが楽しめる、とのことですが、さてどんな味わいでしょうか?確かに濃いルビー色でタンニン(渋み)もありましたが、全体にバランスがとれていてまろやかな赤!という味わいでした。アルゼンチンのワインは初めてでしたが、とても美味しく感じました。
Wstudy32南アフリカ産【ル・カフェ・ピノタージュ】は『黒系フルーツ』系です。
南アフリカのステレンボッシュという所はワインの醸造では有名だそうですが、そこのクロ・マルベルヌ(Clos Malverne)は、小さな家族経営の蔵元だそうです。収穫から醸造に至るまでブドウの状態を肌で感じながら手作業でワイン造りを行っているとのこと。このワインはオーク樽で9ヶ月間熟成させているそうです。なおブドウの品種は南アフリカの地場品種ピノタージュで、名前の【ル・カフェ】のとおりコーヒーのような香りに特徴があるとのこと。
では早速試してみましょう!    コーヒーのような香り?正直あんまり感じませんでした、ごめんなさい。強いてあげればコーヒー豆を焙煎するときのスモーキィな感じがあるような・・・。一番感じたのはタンニンが強くてしっかりとした豊かな味わいだったことでした。
Wstudy33『スパイシー』ものはカルフォルニア・ワインの【レンウッド・BBQ・ジンファンデル】です。
【BBQ】とはどんな意味なのでしょうか?まさかバーベキューでは無いだろうと思ったら、バーベキューに合うワインということでジンファンデルという品種のブドウで造られたのだそうです。さてこのユニークなコンセプトのワインを造ったのはレンウッド・ワイナリーで、ゴールドラッシュ時代からワインを醸造しているカルフォルニア州のアマドール郡にあります。先日山火事があって広大な面積が焼失しいくつかのワイナリーが被害にあったようですが、このワイナリーが無事であることを祈ります。
さてバーベキューに特化した?ワインですが、どんな味わいでしょうか?!
和食に合うのかな・・・。酸味を感じる香りがしてコクのある濃厚なテイストでした。やはり肉料理に合うワインです。フレンチ・オーク樽で14ヶ月も熟成したとのことなのでしっかりとした味わいでした。
こうして3種類のワインを試したのですが、それぞれ比べれば違いが分かるものの、単独で飲むとあんまり違いが分からないと思います。まぁ、いろいろ飲みくらべて自分が好きな1本を見つければ良いのだと思います。

[メモ]  【アリド・マルベック】
      13.5%  ARIDO Malbec、Mndoza Argentina、2015
      【ル・カフェ・ピノタージュ】
      14.5% Clos Malverne、Stellenbosch、 2015
      【BBQ・ジンファンデル】
      14% Renwood California、2014
      

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