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ワインのお勉強・その2

Tanin1デパートから購入した【ワインのお勉強セット】の第2弾として「タンニン」について取り上げます。
『このワインはタンニンがよく効いている。』などとワイン通の人・・・見かけだけかもしれません・・・が、もっともらしく話しているのを聞きます。一体全体『タンニンって何だろう?』と思った記憶がありますが、要するに【渋み】のことだそうです・・・なぁんだ!!
それでお勉強セットには、渋みの強いものと軽いものが用意されています。これ等を飲み比べて「タンニン」を実感してみようとの企画です。
まず最初は「タンニン」の少ない、渋みをあまり感じない、と言われるワインから・・・。
Tanin2チリの赤ワイン「Paso del SOL(パッソ デル ソル」です。
チリ・ワインは19世紀にフランスでブドウ栽培が害虫で大きな被害を受けて以来、苗木をチリで育てることから始まったとのこと。これはチリの気候が地中海性気候であることと、国土の東側に連なるアンデス山脈の雪解け水が豊かな恵みを与えてフドウ栽培に適してた土地であること。また一年を通して日照時間が長いことからワインに含まれるポリフェノールがチリワインには一番多く含まれている、という報告もイギリスの研究機関が行っています。
ブドウの品種はカルメネールでフランスでは結実が悪かったものの、チリではよく育って今や国を代表する赤ワインの品種となりました。チリの原住民は『生命は、母なる大地と太陽との結合で創造された。』と信じているそうです。この考えは正にチリのブドウ栽培にも当てはまるかと思います。
早速試してみました。
色はやや明るいルビー色で香りは少しツンとくる刺激がありフレッシュな感じがしました。口に含むとあまり渋みを感じなくて柔らかい舌触りでした。のど越しに渋みが残りましたが、全体にソフトでまろやかな赤ワインでした。…解説によると、こういうのを【タンニンが柔らかい】と表現するそうですが、私にはちょっと理解が難しい表現でした。
次に試したのは、スペイン産の「BALBAS(バルバス)」という赤ワインです。
Tanin3このワインには主にリベリア半島で栽培されている「テンプラニーリョ」という黒ブドウ品種が使われています。ここで「テンプラノ」とは「早熟の」という意味で大半の黒ブドウ品種よりも数週間早く熟すそうで、こうした名前になったとか・・・日本語の「天婦羅」とは関係ありませんので・・・。
さてこの醸造元はボデガス・バルバスといって、1777年からワインを造り続けている家族経営のワイナリーですが、最新の設備を導入し、フレンチ・オークとアメリカン・オークの樽で5ヶ月間熟成したものだそうです。解説では、『樽熟成によって複雑な味わいと共に豊かな渋みを感じる濃縮した味わい。』となっていますが、さてどんな味わいでしょうか!?早速味わってみましょう!!
色はやや明るいルビー色で、一口飲むと口の中に渋みが広がり、まるで舌全体で渋みを受けている感覚がしました。確かにチリ産の赤ワインとは違った味わいで、【これぞタンニン!】という存在感がありました。でも渋みだけでなく濃厚な味わいだったので、全体にバランスがとれていると思いました。
今回は【タンニン】すなわち【渋み】について比較してみました。ただ【渋み】に限って評価するのは簡単ですが、ワインの評価は渋みだけでなく全体のバランスが大事だと思うし、個人の好みもあるので一概に決め付けることは難しいと感じました。
まぁ、ソムリエではないので楽しく酔っ払えればいいのです。

[メモ]  「Paso del SOL(パッソ デル ソル」  2015年   12.5%
     Produced and Bottled by TerraMater
     Isla de Maipo Chile
     「BALBAS(バルバス)」    2015年 14%
     Balbas Barrica Family Wines since 1777
     Product of Spain
     

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