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ウィスキー・Platte Valley(プラット ヴァレー)

Plattvalley1久しぶりにウィスキーを飲んでみました。
アメリカ・ミズーリィの「Platte Valley(プラット ヴァリー)」です。ラベルには【100%Corn】との表示がありました。【Corn】つまりトウモロコシ100%のウィスキーなのです。トウモロコシを原材料とするのはアメリカではバーボン・ウィスキーがよく知られています。ではこれはバーボン・ウィスキーなのか?バーボンとの違いは何なのか?・・・調べてみると・・・アメリカの法律によると原材料のトウモロコシが51%以上ならバーボン、80%以上であればコーン、と称することが出来るとされています。ここで紹介する「Platte Valley」は100%なので、当然コーン・・・トウモロコシ・ウィスキー?!・・・と呼ぶのでしょう!!
Plattvalley3_2さてこのウィスキーを造っているのはMcCormick(マコーミック)蒸留所です。この蒸留所は1856年現在地に設立されたのですが、この地は地下水が湧き出る泉があったのが決め手になったそうです。日本酒もそうですがやはり【水】は醸造にとって大切ですね(写真はFaceBookから借用しました)。
設立当初はウォッカの蒸留が主力で他にアルコール飲料の輸入をしていて、3代目のオーナーの時に現在の社名マコーミック蒸留所に改めたそうです。この蒸留所が大きく発展したのは1992年マイク・グリーサー(Mike Griesser)が就任してからで、当時社員が35名、売り上げが5000万ドルだったのが、14年後の2006年には186名、15000万ドル、と約3倍の規模になりました。
Singlegrainところで「グレーン・ウィスキー」なるものをご存知でしょうか?
『シングルモルトを愉しむ』(土屋守著、光文社新書)によると1800年代に連続式蒸留器が発明され高アルコール度のウィスキーが製造されるようになりました。連続式ではアルコール度数94.8%なるものも実現可能ですが、でもこんなに高いと没個性的になってしまうとか。当時『モルトは癖が強く、一方グレーンは味もそっけも無い』との評判でした。ならばモルトとグレーンを掛け合わせてみてはどうだろうかという発想をした人物がいて、トライしたら風味も安定し旨いウィスキーが出来ました。以来グレーンウィスキーは専らブレンド・ウィスキーに使われるようになったのです。そして当初は小麦や大麦が使われていたのが、安価なトウモロコシが原材料として使われるようになったのです。
なお一例として、サントリーの角瓶のラベルを見ると、【モルト、グレーン】との表示があります。参考にアイリッシュ・ウィスキーのシングル・グレーンの写真を載せます。
Plattvalley2話が横にそれてしまいましたが、トウモロコシ・ウィスキー「Platte Valley」はどんな味わいでしょうか?
色はうすい黄色、淡黄色で、やや鼻にツンとくる刺激がありました。かなりガツン系かな?!と思って口に含んだところ、意外にマイルドでのど越しにやや辛口の余韻が残る味わいでした。
女性にもお勧めのウィスキーだと思います。

[メモ] 40%、100% Straight Corn Whiskey
    Selected & Bottled by McCormick Distilling Co.
    Weston, MO

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