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日本酒・副将軍

Fukushougun1今年はホントついてない年です。3月に体調を崩して喉や鼻を痛め、更に4月に入ると検査入院を余儀なくされる、など・・・。
このためブログの更新が滞りましたが、なんとか回復したので
たまってるお酒のレポートを再開したいと思います。
・・・なにっ!!体調悪くても酒を飲んだのか!? 
・・・はい、さし障りのない程度に・・・
ということで、いささか旧聞に属する情報からアップします。
Kairakuen1Kairakuen2_23月に水戸に行き偕楽園、弘道館などを見学し、「副将軍」のブランドを出している明利酒類(株)を訪ねました。
偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつといわれていて、私はやっとこの歳で三名園を訪ね終えました。偕楽園は、幕末を生きた水戸藩第九代藩主徳川斉昭が飢饉と軍用の非常食として梅に着目して造園したと言われてます。また斉昭は文武両道の修練する場として弘道館も造りました。
Kairakuen3当日はあいにく雨模様で広い庭園をくまなく見ることはできませんでしたが、見事な梅林は一見の価値がありますし、うっそうとした孟宗竹の林、こんこんと湧き出る吐玉泉など、変化に富んだ造りでした。なお吐玉泉は大理石をくりぬいた井筒から水が湧き出る構造で、造園当初からのものだとか。
Koudokan次に訪ねたのは弘道館です。市の中心部にあり、藩士の師弟が儒学のみならず医学、薬学、天文学、兵学など、実用的な学問を学んだとされてます。中に入ってまず驚いたのは、天井の高さです。我が家のちまちました造りとは違って廊下も幅広く開放的な造りで、この藩校を造った斉昭の熱意がうかがわれました。庭には600本を越える梅が開花していて、館内からの景色は一見の価値があります。
さて水戸の歴史に触れた後は、お楽しみの酒造巡りです。
選んだのは「明利酒類」という酒造で、偶然にも以前ブログでこの酒造の「百年梅酒プレミアム」を取り上げていました(2015年12月)。
Besshunnkan工場見学は難しいので、会社に隣接した「別春館」という展示館を訪ねました。ここでは2階に酒造りの歴史が展示されていて、1階ではブランド銘柄「副将軍」や各種梅酒が展示販売されてました。
2階の展示室に年譜が掲げてあり、それによると創業は幕末の安政年間に加藤高蔵氏が創業、戦後1950年(昭和25年)に明利酒類(株)を設立したとの事。最初は焼酎を造っていて、その後梅酒、清酒の製造免許を取得したそうです。この酒造の特筆すべき点は、清酒の製造に必要な【清酒酵母】の製造免許を取得し、「明利小川酵母」を造り(1968年)、その後も1995年に新酵母「M310」を開発したことです。
Fukushougun3Fukushougun5さてあれこれ迷ったあげく、【副将軍】の「純米吟醸」と「特別本醸造・生貯蔵酒」の2本を購入しました。
ブランド銘は天下の副将軍、第二代藩主水戸光圀公から採ったのはいうまでもありません。ラベルのデザインも助さん角さんを従えた光圀公(やや劇画調)と葵の御紋があしらってあります。
さて気になるのはその味わい。生貯蔵は冷酒で飲みましたが、甘さを抑えたちょっとあっさり系で口当たりが良くつい飲み過ぎてしまいました。一方純米吟醸の方はぬる燗で試してみました。純米酒らしく香り豊かでまろやかな味わいでした。この純米吟醸酒では「M310」酵母を使って醸造しているそうです。

[メモ]  ・副将軍 特別本醸造 生貯蔵
      15度、米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
      ファインセラミックス膜を用いて濾過しているとのこと。
      ・副将軍 純米吟醸
      15度、米(国産)、米麹(国産米)、精米歩合50%
   明利酒類株式会社 茨城県水戸市元吉田町338

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