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麦焼酎・白猿

Shirozaru1今回紹介するのは、小正醸造の麦焼酎「白猿」です。
この焼酎はスーパーの棚に普通に並んでました。では何故沢山並べられている焼酎の中から選んだのか?というと、それは【ワインのような気品ある香り】というキャッチコピーと共に、ワイングラスを掲げた白い猿のイラストに注意がいったからです。
でもキャッチコピーの【気品ある香り】って何でしょう??
この「白猿」は酵母に【ワイン酵母】を使っているので、【ワインのような気品ある香り】としたんでしょうけど、これはまるで『ワインは高級、なので香りにも気品がある。』という先入観?があるように思います。・・・まぁ、目くじらを立てるようなことではないか!・・・でも良くできたキャッチコピー!!何故なら私が思わず買ってしまったんだから。
Komasaj2小正醸造は創業が1883年(明治16年)と言いますから130年余ほど続く酒造です。この酒造は日本で初めて長期熟成の焼酎を造ったことで知られています。『世界の蒸留酒は貯蔵熟成されている。ならば焼酎でも可能ではないか?』という発想で試行錯誤し、1951年米焼酎の原酒をオーク樽に入れ6年間熟成した1957年に「メローコズル」として発売したのが最初だそうです。なお長期熟成貯蔵庫は日本三大砂丘のひとつである「吹上浜」に面し気象条件に左右されないよう地下貯蔵方式にしているそうです。こうした点にもこの酒造のこだわりを感じます。(酒造のホームページとグーグルアースの画像を参考まで掲載します。)
Komasaj3現在複数のブランドがあります。例えば『小鶴』、『蔵の師魂』、そして『猿』、など。それぞれに芋、麦、米を材料に使った焼酎を醸造しています。例えば今回取り上げる『猿』ブランドには、『白猿』の他に紫芋を使った『赤猿』、黒麹を使った『黒猿』、黄麹を使った『黄猿』(どちらも、さつま芋が原材料)といった具合です。
さてこの「白猿」の特徴は、最初に述べたように【ワイン酵母】を使っていることでしょう。焼酎の醸造になんでわざわざ【ワイン酵母】を?という疑問が生じますが、これまでの麦焼酎にはない『果実のような濃醇な香り』を出したかったそうです。確かに麦焼酎自体はあまり香りが無くグレーンウィスキーのような味わいだと思います。そこでこの酒造では、原材料に二条大麦を使い、酵素力の高い白麹で糖化を促進し、次にワイン酵母でアルコール発酵を行いますがこの時低温発酵でゆっくり発酵させ、更に低温蒸留を行うことで濃醇な甘い香りを出すことに成功したとのこと。低温蒸留とはいえある程度高温でないと蒸留できないと思うんですが、どうなんでしょうか?
良く分かりません。
まぁ、それはともかく試飲してみましょう!
ワインのような気品ある香りがするのでしょうか!?
先ずは香りを・・・ウ~ン、確かにほんのり甘い香りがしましたが、これを気品があると言うんでしょうか??微妙ですねぇ・・・でお湯割りで試してみました。香りはそんなに強くないけど、口当たりは確かに甘味が増しのど越しに辛口の余韻が残るように感じました。全体として、高貴な香りがする麦焼酎というよりもちょっと甘味を感じる飲みやすい麦焼酎でした。

[メモ] 25度、原材料:麦、麦こうじ
    小正醸造株式会社
    鹿児島県日置市日吉町日置3314
    Tel 099-292-3535

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