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正月の酒・李白 特別純米

Rihaku2017年が始まりました。
今年はどのような年になるのでしょうか?ヨーロッパやアメリカの状況をみると内向きの傾向が顕著になるようで・・・歴史の歯車が逆転するような、そんな世界になっていいのかな?・・・と危惧してます。
さて私事ですが新年早々国家試験を受け、孫4人が泊まりに来て、と結構忙しく過ごしました。
ところで我が家では、正月三が日は【お屠蘇(おとそ)】を頂くことにしています。
【お屠蘇】とは、屠蘇散という種々の漢方薬草が調合されたものをみりんに浸したもので、いわば滋養強壮飲料です。この由来は、今から1200年前の嵯峨天皇の御代に唐から伝わり、天皇が元旦の四方拝の儀式に屠蘇を浸した御酒を用いたことから、庶民の間に新しい年の初めに、家族の健康を願って飲む風習が広まった、と言われています。私の実家では私が小学生の時正月になると飲まされて、当時は甘ったるくて変な味がしてあまり良い印象は無かったです。それが歳取ってから思い出したように【お屠蘇】を頂くなんて・・・ただ甘ったるいのは好みでは無いので、みりんの他に日本酒を加えて飲んでます。
前置きが長くなりましたが、今回の「李白 特別純米」は、【お屠蘇】用と正月の祝い酒用として買い求めたものです。
Rihakushuzou島根県松江市の李白酒造のお酒ですが、創業は明治15年(1882年)というから百年以上続く老舗です。『李白』という銘柄は、昭和3年(1928年)に松江市出身で首相経験者の若槻礼次郎氏により命名されたとか。この『李白』は、唐の時代の詩人の名前で大酒のみだったそうです。自らを「酒中の仙」と称したそうで、天から島流しになってこの世に来た仙人と言われたそうです。『天から島流し』って、相当酒癖が悪かったのでしょう!
Rihakus同時代の詩人で李白と交友のあった杜甫は李白について次のような漢詩を詠んでいます。
   『 李白一斗百篇  長安市上 酒家に眠る
     天子呼び来れども船に上がらす
    自ら称す 臣はこれ酒中の仙と 』
李白は酒を一斗(一升瓶で10本!)飲んでは詩を百篇創った、とは・・・。私にはとてもまね出来ませんねぇ・・・。

Rihaku2さてこの「李白 特別純米」どんな味わいでしょうか?!
例によってぬる燗で試してみました。ぽっと、純米酒らしい甘い香りが立ち上がりました。では甘口のお酒かというとのど越しに辛口の余韻が残りました。口当たりも良くてしかも安い!
更に冷蔵庫で冷やしても飲んでみました。ひんやりとした舌触りで甘い感触がありましたが、口の中で温まるにつれて辛口の味わいが立ち上がる感じがしました。
この酒造のホームページには、酒造の銘柄別に投票とコメントを記入することが出来るページがつくられています。それによると「李白 特別純米」は第5位、『ひやも燗もうまい。』、『バランスの良いお酒。』などのコメントが並んでいました。

[メモ] 15度、原材料:米(国産)、米麹(国産米)
     酒造好適米100%、精米歩合58%
     李白酒造有限会社 
     島根県松江市石橋町335番地
     Tel 0852-26-5555 http://www.rihaku.co.jp

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