« 秩父の地酒3 武甲正宗 | トップページ | 梅酒 大黒福梅 »

ウィスキー・クラウン・ロイヤル(Crown Royal)

今回はカナダのウィスキーを飲んでみました。
カナダのウィスキーは、ライムギを原料に使っており、トウモロコシをベースにした高純度(アルコール度95%)のグレーン・ウィスキーと掛け合わせて造っています。このため非常に軽いライトタイプのウィスキーと言われています。
Crownr1Crownr2さて「クラウン・ロヤル」を箱から取り出すと金糸のステッチが入った紫の袋にボトルが入ってました。ちょっと豪華な感じですし、名前からして何やら由緒ありげなウィスキーのようです。
実はこのウィスキー、1939年英国のジョージ四世とクイーン・エリザベス妃が初めてカナダを訪れることとなり、当時のシーグラム社社長のマミュエル・ブロンフマンが訪問を記念してウィスキーを贈ろうと発案して造ったのが始まりとのこと。ですからシングルモルトのように100年以上の歴史があるとは言えません。ただ何といっても王様への贈り物ですから醸造にはかなり神経を使ったようで、600種以上のモルトから50種を注意深く選定しブレンドしたそうです。
王様一行はカナダ国内を汽車で移動しましたが、列車に「クラウン・ロイヤル」を10ケース積んだ、とのエピソードがあります。
なおシーグラム社は1857年にカナダのオンタリオで創業しております。
またクラウン・ロイヤル蒸留所は、現在ロンドンに本部のある多国籍企業のDiageoの傘下になってます。
Crownr4さてこの「クラウン・ロイヤル」は、カナダのマニトバ州(カナダの中央部、アメリカと国境を接した州)、カナダで6番目に大きな湖・ウィニベク湖畔ギムリー(Gimli)市にあります。グーグルで見ると四角形の倉庫が整然と配置されてます。どうやらこれ等は熟成するための貯蔵庫のようです。
この「クラウン・ロイヤル」の原材料は、ライムギ、トウモロコシ、大麦で、8割を現地マニトバ州で調達しており、更に【水】は石灰岩で濾過されたウィニベク湖の水を使用しているとのこと。醸造所のあるギムリ市は北緯51度位なので、日本でいうと北海道を越して樺太のほぼ中央に位置します。ですからかなり寒冷な気候で、零下の気温が普通の地域なのです。
Crownr3さてどんな味わいか、早速試してみましょう!!
色はやや薄い黄金色で、香りはそんなに強くありませんでした。ストレートで試してみましたが、口に含んでも刺激がなく確かに軽くて飲みやすいものでした。日本での人気はどうなんでしょうか?「クラウン・ロイヤル」のホームページを見ると、レモンなどのジュースで割った飲み方が紹介されてますが、若い女性の支持を得ることが出来ると思いました。

[メモ] 40度 Crown Royal  Fine De Luxe
    The Crown Royal Distilling Company
    Toront Ontario CANADA

【余談】 ギムリー・グライダー
 ギムリー市の郊外に元カナダ空軍の基地があります。この基地は、1983年7月飛行中の旅客機が燃料切れを起こしグライダーのように空中を滑空し無事この基地の滑走路に着陸した事件で有名になりました。飛行中に燃料切れだなんて信じられませんが、ヤードポンド法とメートル法の表示を見誤ったことが原因のようです。
事故を起こした飛行機がグライダーのように着陸したことから、表記の呼び方になったとのこと。

|

« 秩父の地酒3 武甲正宗 | トップページ | 梅酒 大黒福梅 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/64623971

この記事へのトラックバック一覧です: ウィスキー・クラウン・ロイヤル(Crown Royal):

« 秩父の地酒3 武甲正宗 | トップページ | 梅酒 大黒福梅 »