« 2016年11月 | トップページ | 2017年1月 »

梅酒 大黒福梅

Daikokuume1今年も余すところ2日となりました。
この一年は皆さんにとってどのような年でしたでしょうか?
よく『終わりよければ、すべて良し』といいますが、私にとっては最悪の年になってしまいました。
12月に入ってから発熱はないものの鼻水が出るなど風邪の症状が続き10日間ほど家でごろごろしてました。そして症状が治まったと思ったら、親不知の虫歯がひどくなり抜歯。この歯を抜くのが大変で、なかなか抜けずかなり時間がかかり麻酔が効かなくなり激痛が・・・。ようやく抜けた歯を見ると2本の根がねじ曲がっていて、道理で素直にスパッと抜けなかったわけです。思わず先生に『性格がねじ曲がっていると、歯の根まで曲がるんですかね?!』と聞いてしまいました。おかげで虫歯の痛みからは解放されたものの、今度は抜歯の予後が大変で結局1週間ほどアルコールを控える羽目になりました。
・・・というわけで、12月は散々な月となり、この一年は『終わり悪ければ、すべてわるし』な印象です。
そこでなんとか【福】を取り戻そうと、お酒を飲むにあたって選んだのが・・・もらいものですが・・・「大黒福梅」という【梅酒】です。何といっても、【大黒様】が【福】をもって来る!!縁起がいいですねぇ!来年こそはもっと良くなる…ような気がします。
Kawachiw1さてこの「大黒福梅」は、大阪・羽曳野市の【河内ワイン】という会社で造られているとのこと。・・・えっ、大阪でワイン?・・・というのが最初の印象です。でも羽曳野地区では明治中期からブドウの栽培が始まり、昭和初期には全国一の生産量があったとか。・・・知りませんでした・・・。しかし台風の直撃によってブドウ棚が壊れ壊滅的な被害を受けたことから、昭和9年に金銅徳一氏がワイン造りに転換することを決断し、果実酒製造免許を取得し「金徳屋洋酒醸造元」を設立したのです。その後二代目金銅一氏が昭和53年に河内産ブドウを100%使った「河内ワイン」を製造販売し、平成8年に株式会社「河内ワイン」が設立され現在に至っています。
Kawachiw2Kawachiw4現在「河内ワイン」では、『ワインではなく和飲・・・和にあわせるをテーマに自由なワイン造りをする。』をコンセプトに、新しいKIEIシリーズ、古くからの河内葡萄酒シリーズがありますし、梅酒は福梅シリーズがあります。それぞれにユニークですが、特にラベルに注目です。河内葡萄酒と福梅の各シリーズはレトロなラベルがいい雰囲気を出してます。なおワイナリーには売店(右の写真)とレストラン(左)が併設されていて、レストランはなかなか良い雰囲気のようです。
さて来年こそは良い年となりますように!と祈念して、「大黒福梅」を飲んでみました。
Daikokuume2この「大黒福梅」は、初代金銅氏が仕込んだ特性梅酒にブランデーをベースとし、更に黒糖で仕込んだとのこと。一体全体どんな味わいか見当が付きませんが、先ずは飲んでみましょう!
グラスに注ぐと色はやや濃くて少し濁って(不透明な感じ)ました。香りはブランデーを甘くしたようなもので、ストレートで試してみましたが、口に含むととろりとした舌触りで、甘味が強いのでかなり濃厚な感じがしました。アルコール度が12度位と高いのでロックにしてみましたが、こちらのほうが甘味が抑えられ飲みやすくなりました。
今宵はこの一年の厄払い!酩酊していやなことを忘れるまで飲み続けますよ!!
・・・いささか眠くなりました。皆さまどうぞ良いお年をお迎えくださいzzzzz。

[メモ] 12度、原材料;梅、砂糖、醸造アルコール、ブランデー、黒糖
     株式会社 河内ワイン
     大阪府羽曳野市駒ヶ谷1027

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウィスキー・クラウン・ロイヤル(Crown Royal)

今回はカナダのウィスキーを飲んでみました。
カナダのウィスキーは、ライムギを原料に使っており、トウモロコシをベースにした高純度(アルコール度95%)のグレーン・ウィスキーと掛け合わせて造っています。このため非常に軽いライトタイプのウィスキーと言われています。
Crownr1Crownr2さて「クラウン・ロヤル」を箱から取り出すと金糸のステッチが入った紫の袋にボトルが入ってました。ちょっと豪華な感じですし、名前からして何やら由緒ありげなウィスキーのようです。
実はこのウィスキー、1939年英国のジョージ四世とクイーン・エリザベス妃が初めてカナダを訪れることとなり、当時のシーグラム社社長のマミュエル・ブロンフマンが訪問を記念してウィスキーを贈ろうと発案して造ったのが始まりとのこと。ですからシングルモルトのように100年以上の歴史があるとは言えません。ただ何といっても王様への贈り物ですから醸造にはかなり神経を使ったようで、600種以上のモルトから50種を注意深く選定しブレンドしたそうです。
王様一行はカナダ国内を汽車で移動しましたが、列車に「クラウン・ロイヤル」を10ケース積んだ、とのエピソードがあります。
なおシーグラム社は1857年にカナダのオンタリオで創業しております。
またクラウン・ロイヤル蒸留所は、現在ロンドンに本部のある多国籍企業のDiageoの傘下になってます。
Crownr4さてこの「クラウン・ロイヤル」は、カナダのマニトバ州(カナダの中央部、アメリカと国境を接した州)、カナダで6番目に大きな湖・ウィニベク湖畔ギムリー(Gimli)市にあります。グーグルで見ると四角形の倉庫が整然と配置されてます。どうやらこれ等は熟成するための貯蔵庫のようです。
この「クラウン・ロイヤル」の原材料は、ライムギ、トウモロコシ、大麦で、8割を現地マニトバ州で調達しており、更に【水】は石灰岩で濾過されたウィニベク湖の水を使用しているとのこと。醸造所のあるギムリ市は北緯51度位なので、日本でいうと北海道を越して樺太のほぼ中央に位置します。ですからかなり寒冷な気候で、零下の気温が普通の地域なのです。
Crownr3さてどんな味わいか、早速試してみましょう!!
色はやや薄い黄金色で、香りはそんなに強くありませんでした。ストレートで試してみましたが、口に含んでも刺激がなく確かに軽くて飲みやすいものでした。日本での人気はどうなんでしょうか?「クラウン・ロイヤル」のホームページを見ると、レモンなどのジュースで割った飲み方が紹介されてますが、若い女性の支持を得ることが出来ると思いました。

[メモ] 40度 Crown Royal  Fine De Luxe
    The Crown Royal Distilling Company
    Toront Ontario CANADA

【余談】 ギムリー・グライダー
 ギムリー市の郊外に元カナダ空軍の基地があります。この基地は、1983年7月飛行中の旅客機が燃料切れを起こしグライダーのように空中を滑空し無事この基地の滑走路に着陸した事件で有名になりました。飛行中に燃料切れだなんて信じられませんが、ヤードポンド法とメートル法の表示を見誤ったことが原因のようです。
事故を起こした飛行機がグライダーのように着陸したことから、表記の呼び方になったとのこと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秩父の地酒3 武甲正宗

Bukou3Bukou4秩父で次に訪ねた酒造は、「武甲正宗」の柳田総本店です。「秩父錦」の酒造場は市の中心部から離れていたのに対して、こちらはメインストリートに面していて向かい側には大きなスーパーがありました。そして酒造の街角には秩父三十四箇所巡りの道標が建ってました(写真右)。この酒造は1753年(宝暦3年)といいますから江戸時代中期の創業で260年余の歴史があります。現在の建物は約190年前に八代目長谷川亀吉が建てたもので、中に入ると太い木材を沢山使っているのが分かりました。ちなみにこの店舗は2004年2月に国指定登録有形文化財になりました。
Bukou2Bukoumasa1_2日本酒は良い水が命、といわれてますが、この酒造は敷地の中庭に内井戸がありその水を使っているとのこと。この水を求めて何回も移転し、現在は平成の名水百選に選ばれた武甲山伏流水を使用しているそうです。
さて店舗の中に入ると先に述べたように太い木組みの内部が印象的でしたが、それ以上に各種銘柄の武甲正宗が並べられていて壮観でした(写真左)。どのお酒を選ぼうか!?散々迷いましたが、私は「武甲正宗 特別純米原酒 ひよおろし」と「純米酒 武甲正宗」を選びました。
Bukoumasa2Bukoumasa4先ず「ひやおろし」のほうですが、原酒と名乗るようにアルコール度が18度と高くしかも寒造りした清酒を火入れし低温熟成し、秋口の涼しくなる頃に生詰で出荷するという製法・・・いわゆる「ひやおろし」・・・で造られています。この「ひやおろし」はやや辛口で度数が高い原酒ですが、濃醇な旨みと熟成によるまろやかなコクが期待できます。・・・さてどんな味わいでしょうか!?
それともう一つの「純米酒」の方は、前述の武甲山の伏流水と厳選した酒米と米麹だけを使用した純米酒で、日本酒本来の旨みとコクを併せ持っているとのこと。そのまま常温でよし燗ならぬる燗が最適だそうで、旨みに幅のある芳醇なタイプなので料理との相性も良く、酒造は食中酒として楽しむように勧めています。
・・・こちらのお酒もどんな味わいか?!気になります!!
Bukoumasa3Bukoumasa5先ずは「ひやおろし」を常温で・・・そんなに香りは高くないものの辛口で、しかもアルコール度が高いせが濃厚な味わいでした。ぬる燗でも試してみましたが、匂いがきつくなったのでお勧めできません。・・・まぁ酔うことは出来ましたけどね・・・。むしろロックか冷酒にして飲むと口に含むと濃厚な味わいが口の中に広がり、それでいて辛口の余韻が残るものでした。
次の「純米酒」ですがぬる燗で試してみました。口に含むと柔らかい口当たりで純米酒の甘味と辛口のバランスがとれていると感じました。冷酒では試していませんが、バランスが良いお酒なので期待できます!!

[メモ] 武甲正宗 特別純米原酒 ひよおろし
    18度、原材料:米(国産)、米麹(国産米)、精米歩合:60%
    製造年月:平成28年10月

    純米酒 武甲正宗
    15度、原材料:米(国産)、米麹(国産米)、精米歩合:60%
    製造年月:平成28年9月


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年11月 | トップページ | 2017年1月 »