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ウィスキー・Henry Mckenna(バーボンウィスキー)

Hmckenna1今を去る180年位前の1837年、一人の青年がアイルランドから新天地アメリカにわたりました。
彼はアイルランドの蒸留所で働いていて、彼の手にはアイリッシュ・ウィスキーのレシピが握られていました。そして2年後の1839年、彼はケンタッキーのフェアフィールドに定住しバーボン・ウィスキーに出会ったのです。
彼の名はHenry Mckenna。その後彼は1855年に蒸留所を開設し、持参のレシピを元にハンドメイドのバーボン・ウィスキーを造ったのです。ハンドメイドですから生産量は少なく、手に入りにくかったので『幻のウィスキー』と言われたそうです。更に1883年にはレンガ造りの蒸留所が完成しましたが、醸造工程のほとんどが人の手によるものだったので、『オールドファッションド・ハンドメイド・ウィスキー』と呼ばれたそうです。
一般にバーボン・ウィスキーは、次の3つの条件で規定されています。
①51%以上が原料のトウモロコシであること。②ホワイト・オーク樽で2年以上熟成すること。③アルコール度160プルーフ(80%)以下で蒸留し、125プルーフ(62.5%)以下で熟成すること。
これに対してHenry Mckennaは、【サワーマッシュ(Sour Mash)方式】という、モロミを一度発酵させ、蒸留後残ったモロミを1/4以上加えて更に長時間発酵させました。こうすることで有害な酸の発生を抑えることが出来たそうです。また熟成のため【ホワイト・オーク樽】を使いますが、事前に1分間位火入れすることを5回繰り返す【樽焦し】を行い、更に熟成にあたり【オープンリック方式】といって、広々とした熟成倉庫を建て風通しを良くするため窓を大きくとる、という独特の工夫を重ねています。
なお「モロミ」とは、トウモロコシを粉砕し水を加えて混ぜ合わせたものを言います。
Hmckenna2さて手元にあるHenry Mckennaバーボン・ウィスキーはやや赤みが勝った色をしていて、独特のバーボンらしい香りがしました。ラベルには「SOUR」と「MASH」の文字が配置され、独自の【サワーマッシュ(Sour Mash)方式】で造られたことを示しています。裏のラベルには、『(このバーボンは)Henry Mckennaの妥協を許さないウィスキー造りのため世に知られるのに長い時間がかかったが、今や【a real whiskey with real history】を求める人を満足させている。』と書いてあります。
ウ~ムなるほど、ではどんな味わいでしょうか?!
ロックで試してみました。さっき述べたとおりバーボンらしい香りがしましたが、口に含むとまろやかでのど越しも柔らかく・・・熟成されているためか?・・・今までのバーボン・ウィスキーとは違った印象を受けました。女性でも気軽に飲めると思います。

[メモ]  40%
      Kenyucky Straight BOURBON Whiskey
      Distilled by H.Mckenna Distillery, Bardstone, KY

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