« 酒造訪問・七賢の山梨銘醸(株) | トップページ | ウィスキー・Old Parr(オールドパー) »

日本酒・七賢 風凛美山(純米)、嵇康(けいこう)(純米吟醸)

7ken前回「七賢」の酒造・山梨銘醸(株)を訪問し、日本酒を二本購入したことを報告しました。純米酒の風凛美山と純米吟醸酒の嵇康(けいこう)です。早速試飲したいところですが、その前に「七賢」の特徴を述べてみます。
第一に【水】です。初代中屋伊兵衛は白州の水質の良さを気に入り現在地に酒蔵を構えたと言われてます。仕込みに使う水は甲斐駒ケ岳の伏流水で、長い年月をかけて花崗岩層で濾過されて名水百選の一つに選ばれています。酒造では給水場を設置し、近所の方がくみ上げた水を自由に使えるようにしてあります。
7ken3第二は白州で育てた自社米や良質の酒蔵好適米を使っていて、積極的に山梨県産の【米】を使用していることです。そして最後は三百年の歳月に培われた酒造りの【技】でしょう!蔵人制度で培われた「七賢」の味は山梨銘醸の社員に引き継がれ、古来の醸造法と現代の醸造技術の融合を図っているのです。
7kent17kenf1さてこうした三つの特徴で造られた「七賢」のテイストはどんなでしょうか?
先ず純米酒の「風凛美山」から!!
伏流水と地元産の米(ひとごこち、あさにの夢)で醸した純米酒!酒造によるとこのお酒の飲み方は、冷や、常温、お燗、とほぼオールマイティ。私は先ず【ぬる燗】で試してみました。純米酒らしいほんのりとした甘い香りがし、口に含んでも刺激がなく、そして口の中に旨みが広がりました。のど越しに刺激がなくすっきりした味わいでした。【常温】でも飲んでみましたが、甘い香りが少し弱くなったように感じましたが華やかに感じる香りとちょっと辛口の味わいが印象的でした。
7kenk1次は純米吟醸酒の「嵇康(けいこう)」です。
このお酒は酒造の売店かWeb限定だそうで、女性店員が中国・魏の時代の末期(3世紀ころ)に活躍した「七賢人」の名前をつけた限定品シリーズを紹介してくれました。つまり7種類の純米吟醸酒に7人の賢人の名前がつけられているのです。もちろんテイストはそれぞれ変えてあって、私は「風凛美山」よりもう少し甘口のものが欲しいと言って「嵇康(けいこう)」を選んでもらいました。
Keiko01さて七賢人のひとり嵇康はどんな人物でしょうか?時は3世紀の中国で、魏、蜀、呉の三国が覇権を争っており、こうした中で【竹林の七賢人】は酒を飲んで清談に明け暮れていたと言われています。清談といっても現実離れしたお気楽な話ではなく、時として当時の世相や政治を命をかけて批判したこともあったそうです。7kenk2_2嵇康は琴の演奏の名手だったそうですが、讒言により死刑を宣告され若くして亡くなったとのこと。
さて悲劇の賢人の名前を冠した純米吟醸の「嵇康」、酒造のお勧めの飲み方は【冷酒】です。
冷やしているからか香りはそんなにありませんが、口に含むととろりとした感触で、お酒が温まると少し甘みを感じました。嫌みのない甘さでした。

[メモ]  純米 風凛美山 16度、原材料:米(山梨県産、ひとごこち、あさひの夢)、
                           米麹(国産米)
                 精米歩合 70%
     純米吟醸 嵇康  15度、原材料:米、米麹(国産米)
                 精米歩合 57%
     

|

« 酒造訪問・七賢の山梨銘醸(株) | トップページ | ウィスキー・Old Parr(オールドパー) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/63570788

この記事へのトラックバック一覧です: 日本酒・七賢 風凛美山(純米)、嵇康(けいこう)(純米吟醸):

« 酒造訪問・七賢の山梨銘醸(株) | トップページ | ウィスキー・Old Parr(オールドパー) »