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ウィスキー・Old Parr(オールドパー)

Oldparr1今回取り上げる「Old Parr(オールドパー)」は、私が30代の時外国出張した先輩が買って帰り、職場の皆と飲んだ時、『こんなに美味しいウィスキーがあるのか!!』と感動したのを覚えてます。
当時「Old Parr」は1万円したと思います。私の給料の手取りが20万円を切っていたので、とてもじゃないが手が出せないウィスキーでした。ところが、今や3000円程度で買えるのです!
昔手が出せなかったあこがれのウィスキーを買って飲めるだなんて・・・長生きはするもんですねぇ!!
Oldparr3さて「Old Parr」・・・正式には「Grand Old Parr」ですが・・・、1871年にGreenlees兄弟が創業したと言われています。ラベルにはひげのおじさんが描かれてます。彼は【Old Tom Parr】といって、なんと1483年生まれで1635年に亡くなったとか!
年齢152歳ですって??・・・で兄弟は長生きした彼にちなんで「Grand Old Parr」と命名。そして通称「Old Parr」が定着したのです。
Old_thomas_parrところで【Old Tom Parr】は本当に152歳だったのでしょうか?実在したのは間違いないようで、彼の肖像画(左の写真)が博物館にあって説明文に【1483年~1635年】とあり、更に彼の遺体が埋葬されているウェストミンスター寺院の墓石にも同じ年数が刻まれているそうです。しかし研究者による最近の調査では70歳代ではないか、という結果もあるそうです。
・・・で、これは想像ですが、【Old Tom Parr】は生年があやふやだったんではないかと思います。そして自称していた生年が独り歩きし、計算したらなんと152歳になってしまった!・・・でも当時の英国の社会はそれを受け入れた・・・ユーモアを解する英国らしいな!、と私は思います。
Oldparr2ところでこの「Old Parr」は、1873年に欧米使節団の岩倉具視が持ち帰ったウィスキーとしてよく知られてます。創業が1871年ですからできたばかりの「Old Parr」だったんですねぇ・・・
また吉田茂や田中角栄が愛飲していたことでも知られてます。
吉田茂は高知県の出身ですが、高知市の旅館「城西館」にはラベルが褐色になった一本の古びた「Old Parr」が残されているそうです。そして側面に貼り付けられたメモ書きに、『思いで深い、吉田先生御使用の残りそのまま』とあって、吉田茂が飲み残したものだそうです。
高知で「城西館」に泊まる機会があれば、是非ご確認ください。
さて日本人に愛されているこのウィスキーは、どんな味わいでしょうか!?
早速ストレートで試してみました。
香りは刺激のない優しい感じでした。口に含んでもあまり刺激がなく飲みやすいものでした。個性豊かで時に荒々しいシングルモルトのスコッチ・ウィスキーとは違って、正にGentleman!何事にも中庸を好む日本人に合っているのが人気なのかも!

[メモ] 40%、Blended Scotch Whisky
    Distilled,Blended & Bottled in Scotland
    Mscdonald Greenlees Distillers
    Edinburgh EH12 6JW SCOTLAND

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