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麦焼酎・桜岳(おうがく)

Ougaku1今回取り上げるのは「桜岳(おうがく)」という麦焼酎です。
一見焼酎らしからぬ四角柱の形をしていて、『ウィスキーかな?』と思ったほどです。醸造会社は何とあの【本坊酒造】です。前回も「マルスウィスキー 3&7」で取り上げたばかりで、『犬も歩けば棒に当たる!』ではなくて『酒類を選べば本坊酒造にあたる!』と言えそうです。
本坊酒造は資本金1億円、従業員200名を擁する会社で、小さな酒造が多い焼酎の醸造メーカーの中では大会社です。焼酎だけでも芋(35品種、以下同じ)、米(1)、麦(3)、更に今まで見てきたようにウィスキー(6)にワイン(10)、その他にブランデー(1)や梅酒(13)まで造っているから驚きです。
この本坊酒造は1872年(明治5年)に物品販売の会社として創業し、1909年(明治42年)に現在地(鹿児島県南さつま市加世田津貫)で焼酎造りを始めています。
この【津貫】と言う地名は、【加世田】から【坊津】へ至る道の途中の山に囲まれた盆地にあり、『坊津に貫ける』と言うことから転じて【津貫】となったとのこと。・・・なお【坊津】は、古くから遣唐使の寄港地や外国貿易の港として栄えたところで、【津貫】は【坊津】に至る中継地として栄えたことでしょう。ブログ「芋焼酎・黒白波」(2015年11月15日)の項でも取り上げておりますので参照してください・・・。
Honbou_tunuki1Honbou_tunuki2さて本坊酒造では醸造所に名前をつけていて、それぞれ津貫貴匠蔵(焼酎)、知覧蒸留所(主に芋焼酎)、屋久島伝承蔵(手作り甕仕込みが特徴)、星舎蔵(ほしやぐら・梅酒)、山梨ワイナリー、信州マルス蒸留所、となっております。なかでも津貫貴匠蔵は本坊酒造の焼酎造りの原点であり、現在でも歴史を感じさせる石蔵が現存し原酒の貯蔵庫として利用されているそうです。
Ougaku2今回の「麦焼酎・桜岳」は津貫貴匠蔵で醸造・石蔵で樫樽熟成されたとのこと。『原材料の大麦と麦麹を使った大麦100%の貯蔵焼酎で、やや薄い琥珀色に樽の香りがする。』と酒造の口上書にあります。
早速試飲してみました。
色はうすい黄色で琥珀色とでも言うんでしょう!そしてほんのり木の香りがしました。お湯割にすると少し甘みを感じて、麦焼酎の味わいに樫樽熟成のテイストが加わった複雑な味わいでした。でも全体に刺激が少ない柔らかな口あたりで、のど越しに辛口の余韻が残りました。

[メモ] 25% 原材料:大麦、麦麹
     本坊酒造株式会社 津貫貴匠蔵
     鹿児島県南さつま市加世田津貫6594
     (本社)鹿児島市南栄3丁目27番地   http://www.hombo.co.jp/

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