« 芋焼酎・黒利右衛門 | トップページ | 麦焼酎・桜岳(おうがく) »

ウィスキー・3&7

37a最近の食品スーパーの品ぞろえには目を見張るものがあります。
先日例によってお酒コーナーをブラブラしていると、見慣れないウィスキーが目に留まりました。ボトルに菱形の突起状の装飾があってしかも黒ラベルに「3&7」とあります。『これはスコッチ・ウィスキーかな?はじめてみるなぁ・・・』と思って手に取ると、日本のもので製造者は【本坊酒造】となってます。・・・なぁんだ「Twin・Alps」(2015年4月8日のブログ参照)で取り上げたあの【マルス・ウィスキー】・・・本坊酒造の信州マルス蒸留所で造られるウィスキー・・・でした。
37cそれにしてもマルス・ウィスキーは瓶にこだわるところがあるようです。例えば「Twin・Alps」では瓶にあてる光線の具合によってアルプスの稜線が浮き出る工夫がされてましたし、この「3&7」では三角錐を組み合わせて菱形を造っています。普通ウィスキーのボトルはプレーンであまり装飾を施さないのが多いと思いますが、こうしたボトルの装飾にこだわるのは異色です。
37_mars名前もユニークですねぇ・・・調べてみると「3」は3年以上熟成させたグレン・ウィスキー、「7」は7年以上のモルト原酒を意味していてこれらをブレンドし、中央アルプス・駒ケ岳の山麓地下120mからくみあげた良質な水を加えて造っているとのこと。ウィスキーを熟成する樽にはホワイトオークを使い、樽の香りとウッディな味わいを手軽に楽しめるウィスキーを目指している、とのことです。
37b前回の「Twin・Alps」のブログで述べたように、本来焼酎専門の本坊酒造(1909年焼酎醸造開始)が何故ウィスキーを製造するようになったか?それは人と人のつながりだったのです!【日本のウィスキーの父】と言われる竹鶴政孝を、英国へウィスキー造りを学ぶため留学させたのが当時摂津酒造の常務岩井喜一郎でした。その後岩井が大阪帝国大学で教鞭をとった時、師事したのが本坊蔵吉(後の本坊酒造会長)で岩井の娘と結婚してます。第二次大戦後岩井は本坊酒造に顧問として迎えられ、ウィスキー醸造免許を取得すると(1949年)醸造計画担当として工場設計に携わったのです。
まさに人から人へとウィスキー造りがバトンタッチされたのです。
日本のウィスキーはサントリーとニッカが双璧ですが、竹鶴政孝を源とする我が国のウィスキー造りを継承するマルス・ウィスキーももう少し注目されても良いように私は思います。
さてその味わいは!?
先ずロックで試してみました。全体の印象は優しいウィスキーだということです。口あたりは柔らかでのど越しも優しいものでした。樽の香りも刺激的でないのが優しい印象を与えていると思いました。

[メモ] 39%、モルト、グレーン
    本坊酒造株式会社MW  *MWはMars Whiskyの略
    鹿児島市南栄3丁目27番地(本社)
    信州マルス蒸留所
    長野県上伊那郡宮田村4752-31

|

« 芋焼酎・黒利右衛門 | トップページ | 麦焼酎・桜岳(おうがく) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/63112827

この記事へのトラックバック一覧です: ウィスキー・3&7:

« 芋焼酎・黒利右衛門 | トップページ | 麦焼酎・桜岳(おうがく) »