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芋焼酎・黒利右衛門

Riemonb1酒屋さんで棚を見ていると変わったデザインの焼酎が目につきました。ひらがなで「りえもん」とあって三角形にデザインされた「黒」という文字が見て取れました。『これは、「利右衛門」の黒なのかな?』と思って裏のラベルをみると、正しく「黒利右衛門」とありました。
Riemon_aka芋焼酎「利右衛門」は以前飲んだことがあって、ラベルは伝統的というかコテコテの古めかしいもの・・・開聞岳と思われる山に太陽が昇っているという・・・だったので(2014年3月30日の「赤利右衛門」のブログ参照)、こんなに洗練されていて・・・と私は感じたのですが・・・
同じ焼酎の黒バージョンとは想像がつかなかったのです。
Riemon_jinja2Riemon_jinja1さて【利右衛門】は、江戸時代中期薩摩藩の漁師あるいは農民といわれ、当時の琉球からさつま芋を持ち込んだ人物とされています。明治以降子孫が前田姓を名乗ったことから、【前田利右衛門】の名が定着したようです。彼は持ち帰ったさつま芋を郷里(現在の指宿市山川)で栽培法を研究し、火山灰地でも生育させることに成功。その後幕府が全国に普及させますが、この時青木昆陽が尽力したことが知られています。当初唐(カラ・中国)から来たので『カライモ』と言われてましたが、その後薩摩から来た芋なので『さつま芋』と言われるようになったとか。
なお【利右衛門】の死後、彼の功績をたたえ地元には徳光神社(通称カライモ神社)が江戸時代に建立されています。
Riemon_companyこの「黒利右衛門」は、指宿市の指宿酒造が醸造しています。この会社は1987年(昭和62年)に明治に創業した地元の有限会社5社が集まり【指宿酒造協業組合】を組織したことが始まりです。その後2008年(平成20年)に株式会社化し、現在は21名の従業員を抱える指宿酒造となりました。
ホームページで見ると社屋は新しく大きな貯蔵タンクが目に付きます。
Riemonb2酒造によると、「黒利右衛門」は【旨味の黒とコクと風味の黒。この二つの黒麹の焼酎が出会い溶け合う。これが「あわせ黒」。更に大谷金山跡の柔らかい地下水を割水に使用することで、さらに芳醇な香りと旨味を表現。】となってます。
果たしてどんな味わいか!?早速飲んでみましょう!!
お湯割で試してみました。いも焼酎独特のほんのり甘い香りがして、口に含むと刺激がなく柔らかく優しい感じでした。そしてのど越しも辛口の余韻は強くなく、全体に優しいものでした。
一般に黒麹仕立てはインパクトがあるといわれてますが、この「黒利右衛門」はソフトな味わいでした。

[メモ] 25度、さつま芋、米こうじ、
     平成27年9月30日瓶詰め
     指宿酒造株式会社
     鹿児島県指宿市池田6173番地1
     Tel 0993-26-2277       http://www.riemon.com

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