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ウィスキー・TEACHER’S

Teachers1最近はスーパーとはいえ、酒類の品揃えが豊富になってきました。先日ウィスキー・コーナーに立ち寄ったら見慣れないウィスキーが置いてありました。今回取り上げる「TEACHER’S」です。
しかも安い!!ラベルを見るとブレンド・スコッチ・ウィスキーとなってますが、知らない銘柄です。・・・で、『TEACHER’Sだから先生用かな?そんなことは無いか・・・』などとつまらぬことを思いつつ、あまり期待しないで買ってみました。
さて家で調べてみたら、意外や意外!歴史あるウィスキーでした。
【ほんと知らないということは恐ろしい】、私の不明を恥じるばかりです。
Teachers3Teachers5このウィスキーをつくる会社名は【Wm. Teacher and Sons】といって、創業者はWilliam Teacherです。彼はいわば立志伝中の人物で7歳の頃から紡績工場で働き、1830年にはスコットランドのグラスゴーの雑貨店で働き店主の娘と結婚。その後ワインとスピリッツを売るライセンスを取得し、Drum Shop(一杯飲み屋)を経営。更にウィスキーの醸造販売にも事業を拡大しました。彼は1876年に亡くなりましたが、息子たちが後を継ぎ現在に至る歴史を紡いだのです。特に第一次世界大戦時には、ウィスキーの生産量を自主的に削減し、その際週に5杯分のチケットや2週間にボトル1本を保障するなどしたため、大戦後売上げが急上昇したとのこと。販売戦略にも長けた一族でもあったのです。またウィスキーの醸造だけでなく、1913年にはSelf-opening キャップ(現在使われているボトルキャップ(栓)と同じもの)を使ったボトル【写真左】をリリースしたり、1967年に軽量カップつきのボトル【写真右】の発売(Jigger Capとショットグラス付、こちらは廃れてしまったようですが・・・)などボトルの栓にもいろいろ工夫を重ねてきました。・・・ということで「TEACHER’S」は、正にTeacher家が100年以上にわたって育て上げたウィスキーだと言えます。
Teachers2_2さて「TEACHER’S」の裏側のラベルには、『泥炭(ピート)で香り付けしたハイランド・モルトを多く混ぜてある』との記述があります。
これは昨年NHK朝ドラで、日本のウィスキーの父と言われた竹鶴政孝氏をモデルにした主人公「まっさん」が、『これが、スモーキィ・フレーバーじゃ!!』と叫んでいたテイストそのものでしょう。ブレンド・ウィスキーでこうした味付け?をしているのは少ないと思います。
早速味わってみました。
オンザ・ロックで試しましたが、確かにスモーキィ・フレーバーでした!香りはそんなに強くないものの舌先に刺激があり、味わいは伝統的なスコッチ・ウィスキーでした。ブレンドとはいえシングル・モルトに負けない味わいのウィスキーが、千円以下で買えるなんて!
ほんとに【びっくら、ポン】でした。

[メモ]  40%、Malt and Grain
      Blended Scotch Whisky
      Distlled Blended and Bottled in Scotland 

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