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米焼酎・府中ろまん

Fuchur1先日、東京・府中市にあるJAの売店をのぞいたら「府中ろまん」という地酒・・・地焼酎とでも言った方が正確かも?を見つけました。
でもラベルを読むと『府中で収穫した古代米を使って、九州熊本の酒造に委託して造った米焼酎』とのこと。古代米で造った焼酎で、しかも東京と熊本のコラボというのが面白いので早速購入しました。
ところで【古代米】ってどんなお米なんでしょうか?!
単純に考えると「古代から栽培していた品種」ですが、古代の米がそのまま現代に残っているとは考えにくく、「古代の野生種の形質を残した品種」とでもいうのが正しいようです。そして「赤米、黒米、緑米のような色素のあるお米に限定し、野生種の形質をもっている品種」を古代米としているようです。・・・かなりあいまいな書き方ですが、これは【古代米】と言う言葉が農学上の概念ではなく、宣伝用として使われた用語であるため古代米の品種の範囲が必ずしも明確でないことによるのです。
(この項ウィキペディアによる)
Kodaimai一般に、赤米はタンニン系の色素、黒米はアントシアン系の色素により果皮が赤や黒くなっていて、特に黒米は気候の変化に強く育成が比較的容易なので、全国的に栽培が盛んに行われています。
東京・府中市でも「府中市古代米研究会」が活動し、メンバーの澤井行雄氏が市内の水田を使って黒米を栽培している様子がJAのホームページで紹介されています。そのなかで黒米の水田作業を撮影した写真が、【東京「農」の風景<景観コンテスト>】で会長賞を得たもので参考のため掲載します。
Fuchur2ところで黒米を醸造する堤酒造はどのような会社でしょうか?
創業は明治11年(1878年)と古く約140年続く老舗です。
従業員は社長を入れても20名弱と少人数で、販売量は少ないものの、伝統を単に継承するだけでなく新しい研究開発や設備を取り入れ新たな伝統を創り上げることを企業理念としています。その成果は伝統の米焼酎だけでなく、例えば特産品のトマトと米焼酎を掛け合わせたリキュールの「KUMA TOMATO」、深入り焙煎のコーヒー豆を米焼酎に漬け込んだコーヒーリキュールなど、ユニークな製品を造り出しています。
こうして出来た「府中ろまん」は、どのような味わいでしょうか?
早速お湯割で試してみました。香りはそんなに強くなく米焼酎のほんのり甘い香りがしました。米焼酎は日本酒的な味わいのものが多いように思いますが、この「府中ろまん」はどちらかと言うとしっかりとした味わいでした。

[メモ] 25度、原材料:米(国産、うち黒米30%)、米こうじ(国産米)
     製造元 株式会社 堤酒造
     熊本県球磨郡あさぎり町岡原南390-4

     府中市古代米研究会事務所  042-368-1121

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