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ウィスキー・ロイヤル・ロッホナガー(Royal Lochnagar)

Rlochnagar1久しぶりにスコッチのシングル・モルトを飲んでみました。
ロイヤル・ロッホナガー(Royal Lochnagar)は、スコットランドのハイランド地方にある同名の蒸留所で造られています。地図で見ると蒸留所は、北緯57度位に位置し北海に面したアバディーン市にそそぐディー川沿いにあります。北緯57度といえば、日本では北海道の更に北の樺太をも通り越したオホーツク海になります。
かなり寒冷地と想像できますが、グーグル・アースでは緑の丘陵が広がり蒸留所の石造りの建物が見て取れます。
Balmoral_castleの蒸留所の歴史は古く1845年設立となっています。
当時はヴィクトリア女王がスコットランドを治めており(1837年からなんと64年間!)、避暑のため蒸留所の近くにあるバルモア城(右写真)に滞在し、設立後間もない1848年に蒸留所を訪問しました。そして女王は『Royal Warrant』・・・王室のお墨付き、とでも言えば良いのでしょうか・・・を与えたことから、以後『Royal』を冠して「Royal Lochnagar」と名乗るようになった、と言われています。実はこの話には裏があって、当時蒸留所のオーナーJohn Begg氏が機械好きで知られたアルバート王子に声を掛けたところ女王も一緒に訪問したと言われています。Begg氏の気配りによって【Royal】の冠がついた、と思います。
なおヴィクトリア女王は、ボルドーの極上ワインにこのモルトを数滴たらして飲むのを好んだそうですが、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?!
・・・ただし私はもったいないので遠慮します・・・。
Rlochnagarhistory1_2Roya_lochnagar_2このRoyal Lochnagar蒸留所は、・・・それにしても読みにくい名前ですねぇ!ちなみにLochは湖という意味で全体で『岩の露出した湖』とのこと・・・グーグル・アースによると蒸留所から南へ約10kmにその湖がありました。・・・で蒸留所は石造りの長屋のような建物で、設立当時の建屋を今も使っています。参考までに現在の写真と昔(撮影時期は不明)を掲載します。
更にここでは蒸留法も変えておらず、ウォッシュ(もろみ)用とスピリッツ用に蒸留器を1基づつ使った単式蒸留方式です。近代的な蒸留所では連続式蒸留器を使うのですが、ここでは昔と同じ方法でウィスキーを造り続けているのです。
Royal_lochnagar_distillery2Rlochnagar2_2さてこうした昔ながらの製法によるシングル・モルトはどの様な味わいでしょうか!?
香りは少し刺激の強いものでした。これはガツン系か!、と思って口に含むと意外に優しくまろやか!これは多分ピート(泥炭)で香り付けをして無いからだと思いました。でも口の中で温まると刺激が強くなり、のど越しに残りました。
これはやっぱりガツン系! でも飲みやすいウィスキーでした!!

[メモ] 40%
     The Royal Lochnagar Distillery
     Crathie,Ballater,Aberdeenshire SCOTLAND

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