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そば焼酎・吉兆雲海

Kunkai1そば焼酎と言えば「雲海」!が直ぐに思い浮かびます。酒屋さんで棚に並んだ「雲海」と「吉兆雲海」を見て、『「雲海」は飲んだことがあるから、今回は「吉兆雲海」を買ってみよう!』と選んだのです。
ところが「雲海」は飲んだことがあると思ったら、実はブログを調べてみると「雲海」は飲んでなかったのです。更に過去に飲んだそば焼酎は、今回と同じ雲海酒造の「那由多の刻(なゆたのとき)」でした。
・・・ほんとに記憶はあてにならないもので、どうやら最近認知症が更に進んだようで・・・。
さて雲海酒造は昭和42年創立と比較的新しい酒造ですが、資本金は1億200万円と小規模の酒造が多い焼酎業界では大会社です。もちろん扱う酒類も清酒から焼酎、更にワインや地ビールまでも。焼酎もそば焼酎だけでなく芋や麦焼酎も造ってます。それにこの酒造の特徴は、例えば焼酎については宮崎県に3つ、鹿児島県に1つ蔵を設けて、それぞれ、そば、麦、芋、米の焼酎を造っているのです。
まぁ、大きな会社だから出来るのかもしれませんが・・・
Kunkai2さてこの雲海シリーズは、宮崎県の北部、熊本県との県境に近い【五ヶ瀬蔵】で造られています。この地方の国見が岳から五ヶ瀬地区にかけて美しい雲海が広がり、そば焼酎の名前としたそうです。
【五ヶ瀬蔵】の特徴は、九州山地を流れる清流・五ヶ瀬川の水と気候でしょう!水は軟水、弱アルカリ性で不純物はほとんど無いそうですし、気温が一年を通し低いのでもろみがゆっくり時間をかけて発酵し酵母が繊細な旨みを造ってくれる、とのことです。
更にこの「吉兆雲海」は、伝統的な黒麹と【日向灘黒潮酵母】を使用しているとのこと。しかもこの【酵母】は、黒潮が流れている宮崎県の日向灘で採取することができた酵母のなかから、大学との共同研究によりそば焼酎の醸造に適しているものを発見した、のだそうです。さて酵母は発酵を促進する重要な役割を果たしますが、【黒潮酵母】という名前を見たとき、『酵母は海にもあるのかな?』という疑問がわきました。『確か酵母は菌類だから海水中に存在しないのではないか?』と考えたのです。ところが調べてみると酵母は単細胞の微生物で、自然環境では果汁や樹液が溜まるところ、淡水や海水中にも分布しているとのこと。
いやはや、私の不明を恥じるばかりです。
今回試飲にあたって、我が家でそばをゆでた時のゆで汁(すなわちそば湯)を使って、「吉兆雲海」を割ってみました。すなわちそば焼酎の【そば湯割】です。
・・・で一言でいうと、Good!おすすめです。
香ばしい香りと優しい口当たりがして、そば焼酎の特徴がより強く出たように感じました。お蕎麦屋さんで一杯やるときに、そば焼酎が置いてあればそば湯をもらって割って飲むのをお勧めします。更にCMにもあるソーダ割りも良いかもしれません。そば焼酎は芋焼酎ほど強い個性がないので、いろんなもので割っても美味しく頂けると思います。

[メモ] 25%、原材料:そば、麦麹、米(国産)
    黒麹仕込み、日向灘黒潮酵母
    雲海酒造株式会社
    宮崎県東諸県郡綾町大字南俣字豆新開1800番5
    Tel 0985-23-7830

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