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日本酒・屋守(おくのかみ)

Okukami1先日、東京・狛江市の籠屋さんに行きまして、「屋守」という見慣れない日本酒を見つけました。
・・・さて何と読むのか?『やもり』?・・・でも、『やもり』は爬虫類だし、日本酒のネーミングとしてはおかしい・・・と思ってラベルを良く見ると『おくのかみ』と書いてありました。確かに読めないことはないけど、いまいちピンときませんでした。
さてラベルには醸造元として東村山市の豊島屋酒造となってます。『豊島屋酒造といえば、「金婚」?だったかな。確か酒造を訪ねたけど、いつだったろう?』と思ってブログを調べてみると、2012年6月30日に【東京の地酒・金婚(豊島屋酒造)】がありました。その時は酒造を訪ねて行ってレポートしたのですが、あれから3年も経っているのです・・・年月が過ぎるのは早いですねぇ・・・。当時銘柄は「金婚」だけだったように思ったのですが、「屋守」も出しているなんて知りませんでした。
Toyoshimaya2Toyoshimaya1前回ブログの復習になりますが、【豊島屋酒造】のルーツは江戸時代まで遡ります。慶長元年(1596年)に豊島屋十右衛門が神田に酒屋兼一杯飲み屋を開業したことに始まります。
そして昭和初期に富士山の伏流水が豊富な現在地の東村山市に豊島屋酒造を開設したのです。つまり豊島屋本店は神田、醸造部門の豊島屋酒造は東村山の二元体制となっています。
なお前回のブログから酒造の写真を参考まで掲載します。
さて今回取り上げる「屋守」は初リリースから10年目になるそうです。なので前回3年前に酒造を訪問した時には目にした筈ですが、全く印象に残ってません。今ほど評判になっていなかったのかもしれません。実はこのお酒は、酒造の4代目醸造責任者・田中氏が『15年位前に【醸し人九平次】を飲んで衝撃を受け』、それを目標に造り始めたそうです。そして今や日本酒マニアから注目される人気ブランドになったのです。
Okukami2【屋守】ブランドで各種リリースされてますが、今回取り上げるのは、「屋守 純米吟醸 無調整生」で、【屋守】の字体が緑色のものです。このほかに、水色は【純米・直ずみ(搾った酒を直接瓶詰めしたもの)】、青色は【純米・中取りの生酒】、金色は【純米・生・ひやおろし】など、お酒のバリエーションに合わせて屋守の字体の色を変えてます。
今回の緑色の「屋守」は、【無調整生】ということから、搾ったお酒を濾過せず加水もしていない生酒ということになります。つまり原材料のお米の旨さがそのままお酒の味わいになっていると思われます。なお原料米は広島県産の八反錦で、精米歩合は麹米50%、掛米50%となっていて、アルコール度は16度です。
Okukami3_2特に面白く思ったのは、裏のラベルに緑色のやもりのイラストがあって背番号?に23と打ってありました。イラストの横に『仕込み23号』と書いてあるので、背番号は仕込みの号数(順番?)のようです。酒造の遊び心が見えて、楽しくなりました。
さて味わいはどうでしょうか?
冷蔵庫から取り出して飲んでみました。少し酸味が混じった香りがしました。かなり濃厚な味わいがするように感じましたが、口に含むととろりとした舌触りがしました。それでいてフルーティな味わいでスイスイと飲めるので、知らず知らずに盃を重ねてしまいそう・・・私には危険なお酒でした。
[メモ]  16度、原料米:広島県産八反錦、
      精米歩合:麹米50%、掛米50%
      日本酒度:±0.0 酸度:1.5
      豊島屋酒造株式会社
                  東京都東村山市久米川町3-14-10

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