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まるきワイナリー

Marquis45月に、山梨の勝沼町にある「まるきワイナリー」に行きました。
このワイナリーの【マイワイン・システム】を利用しているので何回か訪れていて、店内のリニューアル後2度目となります。入口を入って右側の壁にワインが整然と陳列されてます。そして店内を少し奥に進むとカウンターとワイン樽のテーブルがあり、ワインの試飲ができるようにアレンジされてました。無料と有料の試飲がありますが、無料だからといってがぶ飲みはいけません。
Marquis5_2Marquis6さて店内で入口の近い壁に2枚の木の看板が掛けてありました。どちらも【マルキ/サフラン葡萄酒】となっていて、【明治十年起業 発売元 甲州土屋合名会社】、【特約店 丸屋商店】の表示がありました。ではこの2枚の違いは?というと、ひとつは(右)【金銀銅賞牌百余箇受領】、もうひとつ(左)は【東宮殿下御買上賜】、と読むことが出来ました。どうやら特約店向けの受賞記念や殿下御買上記念の看板だと思います。
明治十年起業といえば日本で最古の会社では!?・・・で、ちょっと調べてみました。
甲州・勝沼は江戸時代から河川の扇状地で水はけが良く盆地で寒暖の差が大きいことからブドウの栽培が盛んでした。そこで明治10年(1877年)大日本山梨葡萄酒株式会社が設立され、同年10月に高野正誠(25才)と土屋龍憲(19才)の両氏が、ブドウの栽培と醸造技術を習得するため横浜港からフランスに向け出発しました。2年後二人は帰国し、葡萄酒を造り始めましたが、技術が未熟で不良品が流通したことから、1886年会社は解散しました。その後土屋龍憲氏が中心となって、現在の勝沼町下岩崎に『マルキ葡萄酒』を設立しました(1891年)。
それからは、「サフラン葡萄酒」(1895年)、「朝日シャンパン」(日本初、1902年)などを発売し順調に事業を拡大。第二次世界大戦後の1950年に、『まるき葡萄酒』と改称し近代的な経営形態へ移行。更に1970年には、当時としては画期的な「マイワイン・システム」の受付を開始したのです。実は私も利用させてもらってますが、45年もの歴史があるシステムなんですねぇ・・・以上は、まるきワイナリーのホームページから拝借しましたが、詳しい歴史はそちらを参照してください。
Maruqui1なおワインの技術を勝沼の地に紹介した高野氏と土屋氏の二人を記念して、二人をアレンジしたシンボルマークが勝沼町の要所や国道20号線沿いに設置されているそうです。私は残念ながら見ておりませんが、ワイナリー巡りをしながらこのシンボルマークを探すのも楽しいかもしれません。
・・・というわけで、先の2枚の看板はマルキ葡萄酒がサフラン葡萄酒を販売した1895年頃のもので、発売は土屋氏の合名会社が行っていたのであろう、と想像できます。
さて歴史ある「まるきワイナリー」のワイン!どんなテイストか、3本購入してみました。
Marquiwines写真の右から、「ラフィーユ 樽べーりーA」(赤ワイン)、「いろ 甲斐ノワール」(赤)、「ラフィーユ 樽甲州」(白ワイン)です。ラベルにはブドウの葉が描かれていますが、これらはブドウの品種によって葉が異なっているので、それらをデザインしたとか!・・・ブドウを栽培している人が見ればワインに使われている品種が分かるのでしょう・・・
更にワインの裏のラベルには、テイスティング・チャートが載ってますので、参考に掲載してみます。
MrbellyMrbelly2「ラフィーユ 樽べーりーA」(赤ワイン)
完熟したベーリーA種をフレンチオーク樽でじっくり熟成。香り高い樽の匂いとコクのある味わいが特徴とのこと。限定3900本。

MkainowMkainow2「いろ 甲斐ノワール」(赤ワイン)
甲斐ノワールは、ブラッククイーンとカベルネソヴィニオンを交配して生まれた醸造専用品種とのこと。濃い赤紫色でスパイシーな香りと酸味のバランスが良いとのこと。限定4750本。

MrkoshuMrkoshu2「ラフィーユ 樽甲州」(白ワイン)
甲州種のみを使用し、果汁を冷凍濃縮。低温発酵させたあと、フレンチオーク樽で熟成。樽熟成によるまろやかな味わいが特徴とか。マイワイン・システムの樽熟成白ワインとの比較も楽しみです。限定2590本。

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