« 麦焼酎・さそりらいと | トップページ | ワイン・バローロ 2006年 »

ウィスキー・初号ブラックニッカ(復刻版)

Bnikka1NHK朝の連続テレビ番組「マッサン」は、年明け後舞台を北海道余市に移し、蒸留所を建てウィスキー造りに取り組み、ドラマは佳境に入ってきました。こうしたドラマの進行に合わせるように1月27日、ニッカウヰスキーからブラック・ニッカの復刻版がリリースされました。『数量限定』ということなので、早速スーパーに行って購入。手に取ってみて意外だったのは、【ひげのおじさん King of Blenders】のイラストが無かったことです。私が社会人となって初めて購入したのが「ひげのブラックニッカ」でした。なので私の中では、【ひげのおじさん】のイメージが定着していたので、地味なパッケージには拍子抜けしました。
Bnikka5_2Bnikka4_2実はこの「初号ブラックニッカ」は、1956年に【日本を代表する銘柄にしたい特級ウィスキー】として・・・そう言えば特級という名称がありましたっけ、懐かしいです・・・発売されたのですが、デザインコンセプトは1940年に発売した「初号ニッカウヰスキー」に使われていたニッカエンブレム(上図参照)をメインにすることだったそうです。なおこのエンブレムは、スコッチウィスキーを王室に献上する時に付けられていたそうで、創業者の竹鶴政孝が参考にして自ら考案したとのこと。エンブレムには左右に魔よけの狛犬、中央に兜、そしてブランを示す文字周辺を元禄文様にしたとのこと。あくまでも純日本的なエンブレムです。私が初めて購入した「ひげのブラックニッカ」は1965年の発売だそうですから、以来50年【ブラックニッカといえばひげのおじさん】のイメージが定着しているのです。
MassanRita_2ところで朝のテレビ番組では、ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝氏をモデルに彼を支えた外国人妻との家族愛がテーマのひとつですが、実在の妻リタさんは1961年に65歳の若さで亡くなっています。つまり【ひげのブラックニッカ】の発売とその後の人気を知らずに生涯を終えているのです。
彼女は日本の生活に溶け込もうと努力を重ね、その結果『日本人以上に日本人らしい』と言われています。流暢な関西弁を操るほど上達したそうですが、それでも『政孝(まさたか)さん』と言うのが難しく『マッサン』と呼ぶようになったとか。
Bnikka3さて現在の「ブラックニッカ」は多彩な商品展開をしていて、【ブラックニッカ】を冠するものが4種類もあります。「スペシャル」、「8年」、「リッチブレンド」、「クリア」、ですが、「スペシャル」は1965年発売と同等のものと思われます。それ以外では「リッチブレンド」を試してみました。シェリー樽で貯蔵した原酒を使っていて飲みやすく優しい味わいとなってました。このほか「クリア」は、ピートを使用しないいわゆる【スモーキーフレイバー】がない「ブラックニッカ」です。
テレビ番組の「マッサン」では、主人公が『スモーキーフレイバーの無いウィスキーは、ウィスキーではない!!』と言ってますが、この点からすると「クリア」はウィスキーとは認められないかも!しかしこの「クリア」は1997年の発売以来2年間で2000万本を売る大ヒット商品になったのです。つまり幅広い消費者に認められたのです。この結果を「マッサン」どう思っているでしょうか?私は多くの人に受け入れられることもまた必要で、そのために企業努力するのは当然だと思いますが・・・
さてこの「初号ブラックニッカ(復刻版)」はどんな味わいでしょうか?
このウィスキーは現存する初号の中味をブレンダーが再現したとのことで、まずロックで試してみました。スモーキーな香りを感じましたし、かなりシッカリした味わいで、日ごろ味わっているブレンドウィスキーとはちょっと違いました。そして全体として武骨な印象を受けました。

[メモ] 43% モルト、グレーン
    製造者 ニッカウヰスキー株式会社
    販売者 アサヒビール株式会社
    http://www.nikka.com

|

« 麦焼酎・さそりらいと | トップページ | ワイン・バローロ 2006年 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/61055411

この記事へのトラックバック一覧です: ウィスキー・初号ブラックニッカ(復刻版):

« 麦焼酎・さそりらいと | トップページ | ワイン・バローロ 2006年 »