« ウィスキー・The Arran Malt | トップページ | 麦焼酎・さそりらいと »

日本酒・楯野川

Tatenokawa明けましておめでとうございます。
2015年が明けました。良い年であるよう、祈念しています。
正月といえば日本酒! 今年は山形の「楯野川 純米大吟醸 初槽」を飲んでみました。昼から飲む酒はいいですねぇ・・・少し飲んだだけでほろ酔い気分。いや、歳をとって弱くなったのかも・・・
ささやかなおせち料理とはいえ、やはり日本酒が合います!
さてこの「楯野川」は、山形県酒田市の楯の川酒造のお酒!
この酒造は江戸時代の天保3年(1832年)、上杉藩の家臣がこの地の水の良さに目を留め、当時の五代目平四郎に酒造りを勧めたのが始まりと言われています。
このように180年ほどの歴史ある酒造ですが、現在の当主六代目蔵元佐藤淳平氏が東京農大・醸造学科を卒業し半年間酒問屋で販売を学んだ後、家業を継ぐため蔵に戻ったのが平成13年。でも当時は、山形県内で58社ほどある酒造で一番少ない製造量で、しかも借金は年間売り上げ(約3000万円)の10倍もあったそうです。
Tatenokawa2そこで彼がとった戦略は?
それは他の酒造が地元を中心に普通酒を販売していたのに対し、県外で勝負することにしたのです。つまり純米吟醸や純米大吟醸など特長のある酒を中心に都会に売り込む作戦で、酒問屋の経験で得たネットワークを使って都市を中心に販路を開拓したのです。そうはいっても良質の酒でなければ意味がありません。そこで佐藤氏は、酒造好適米(山形県産の美山錦、出羽燦々)を契約農家で栽培し、鳥海山の伏流水を仕込み水に使い、精米歩合を酒米の種類に応じて50%から18%まで最適の歩合に変える、などの試行を繰り返して現在の「楯野川」を造りあげたのです。なお昔は酒造と同じ「楯の川」であったブランド名を「楯野川」に変えたとのこと。
その後2010年には【100年ビジョン】を発表し、その中で『2030年には世界のSake TATENOKAWAを目指す』としています。当主の佐藤氏は現在30歳台半ばになると思いますが、その心意気やよし!!是非頑張ってもらいたいと思います。
こうした熱い想いのこもった『楯野川 純米大吟醸 初槽(はつぶね)』はどんな味わいでしょうか!?早速試してみましょう。
【生、要冷蔵】の表示があったので冷やして飲んでみました。冷やしたためか、香りはほとんどありませんでしたが、口に含むと少し酸味と、まろやかな中に力強さも感じました。そしてのど越しに辛口の味わいが残りました。このお酒は【初槽】ですから、その酒造年度で一番最初に搾るお酒で、新酒の若々しさもあるように思いました。
なおデータでは日本酒度+2、酸度1.5、となっており、どちらかというと【端麗辛口】のお酒となります。

[メモ] 16度以上17度未満、山形県産酒造好適米 美山錦、精米歩合 50%、
   楯の川酒造株式会社
     山形県酒田市山楯字清水田27番地
    

|

« ウィスキー・The Arran Malt | トップページ | 麦焼酎・さそりらいと »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/60923804

この記事へのトラックバック一覧です: 日本酒・楯野川:

« ウィスキー・The Arran Malt | トップページ | 麦焼酎・さそりらいと »