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養老酒造(山梨県)

Yourousz110月のある日、山梨県の養老酒造に出かけました。
山梨県の中心甲府市から北東に10km程、笛吹川沿いにある、小さな酒蔵でした。江戸時代から続く現在6代目の老舗です。しめ縄と杉玉が掛けられた門を入ると大きな母屋があり、ここの2階に上ると広い空間が出現しました。天井板が無いので黒くて太い木組みがそのまま見えて歴史を感じました。一角にはバー・カウンターがありました。実はここは「酒蔵 櫂(かい)」というカフェで、ランチ、ディナーのほか、当然お酒も飲めますし、広い空間を生かしてコンサート・・・例えば11月には、和と洋のジャズ合戦と称した琴、ピアノとタブラ(打楽器)の演奏とか、津軽三味線のライブ、など・・・を随時開催しているそうです。このほか、歌声喫茶、酒飲み合戦、など面白い企画のワークショップもあるとのこと。
Yourousz2酒造としてとてもユニークな空間!どうやって出来たのでしょうか?
実は本業の酒造りを取り巻く状況が厳しさを増していた時期に、社長夫人が女性向け起業セミナーに参加し、調理免許を持っていたことからお酒と料理を楽しめる場を造って本業を盛り立てようと考えたのです。そして開店資金の融資を受け平成11年に「酒蔵 櫂」をオープンし、その後前述のイベントを開催するなど、活動範囲を広げてきたのです。
社長夫人は先見の明があったのですね!
Yourousz3さて当日は昼過ぎに到着したので、ランチをいただきました。鮭の粕漬けがメインでしたが、この粕漬けが絶品!酒造りの過程で出る酒かすを使っているので、分厚い鮭の切り身に味がしみて美味しかった!聞けばこの鮭の粕漬けは、お土産用に販売しているとのこと。早速購入したのは言うまでもありません。
さて肝心のお酒ですが、私は2本・・・純米の養老と生原酒の六波を・・・買い求めました。
「純米の養老」は、長野県産の美山錦と笛吹川の伏流水を使っていて、米と水の相性が良くて調和の取れたふくらみのある味わいが特徴とのこと。また「純米生原酒の六波」は、『あらしぼり』といって酒を搾り出す最初の段階の酒(生原酒)をそのまま詰めたものです。この酒造では、昔ながらの「ふな絞り」という方法で、醪(もろみ)を入れた酒袋を積み重ねて上から圧力をかけ搾っています。『あらしぼり』には雑味が入っていて普通は使わないのでしょうが、あえて製品として出しているのが面白いと思います。
Yourour1Yourour2さてその味わいやいかに!?まずは冷蔵庫から取り出した「六波」から試してみました。
最初口に含んだときほんの少し酸味を感じました。「おやっ!何だこれは!?」という感触でした。でも口の中で温まるにつれてとろりとした濃厚な味わいとなりました。アルコール分は18度と日本酒としては高いから当然ですが・・・

[メモ] 純米生原酒 六波
    18度、原材料:米(国産)、米麹(国産米)、精米歩合70%、製造:平成26年9月
    養老酒造株式会社
    山梨県山梨市北567

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