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芋焼酎・山ねこ

Yamaneko1久しぶりに芋焼酎を飲んでみました。
選んだのは前から飲みたいと思っていた、【尾鈴山蒸留所】の芋焼酎「山ねこ」です。蒸留所の名前がそのまま会社名になっているのは珍しいな、と思って調べてみると同じ宮崎県の【黒木本店】が1998年に開設した蒸留所でした。別会社になっているものの、本店の別蔵の位置づけです。
さて【黒木本店】は、1885年(明治18年)創業の歴史ある酒造ですが、現社長の黒木敏之氏が東京の企業からUターンした1980年当時は、まだ焼酎ブーム前で売れない酒造の一つだったそうです。その後、麦焼酎を樫樽でねかせた『百年の孤独』が焼酎らしからぬ味わいでヒットし、一躍プレミアム焼酎となったのは有名な話です。ちなみに私のようなビンボーニンには「百年の孤独」はとても手が出ません・・・
Oreizanそれはともかく【黒木本店】が別蔵として建てた【尾鈴山蒸留所】は時代の先を見据えたコンセプトで創られています。それは『自然と共生し環境に配慮しつつ循環型サイクルによる酒造りを行う。』というものです。具体的には、製造過程で出た廃棄物は有機肥料や飼料として活用するほか、一部を太陽光エネルギーで稼働しているとのこと。
そして蒸留所を微生物が活動する場所(製麹、発酵等の過程)と人間が活動する場所(原料の処理、蒸し、もろみの蒸留など)に分けて、双方の建屋はガラス張りのブリッジでつなぐ徹底ぶりです。更に2004年には【甦る大地の会】という農業生産法人を設立し減農薬による環境保全型農業を行っています。
Yamaneko2ところで「山ねこ」は、九州108号(ジョイホワイト)という品種の芋を原料とし、木桶で仕込み2年以上貯蔵・熟成した芋焼酎です。
原料の芋はすべて自家農園(甦る大地の会)で栽培し、掘れたての芋を使用しているとのこと。そして麹米も宮崎産の「ヒノヒカリ」を使い、仕込み水は蒸留所のある尾鈴山の湧水を利用するという徹底ぶりです。更にラベルは、地元の版画家黒木郁朝氏によるものだそうで、正に『宮崎県純正』の芋焼酎!!
このように地元にこだわって造られた「山ねこ」はどんな味わいでしょうか、早速試してみましょう!お湯割で試してみましたが、香りはそんなに強くなくてほんのり甘い匂いがしました。飲み心地は芋焼酎独特の甘みを感じることもなくやや辛口の味わいでした。

[メモ] 25度、甘藷、米麹
    株式会社 尾鈴山蒸留所
    宮崎県児湯郡木城町大字石河内字蔵谷656-17

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