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ウィスキー・シングルトン(Singleton)

Singleton21先週スコットランドの独立を決める住民投票が実施されました(2014年9月18日)。結果は、独立賛成が45%、反対が55%で、スコットランドは英国に留まることになりました。でも自治権の更なる拡大をキャメロン首相が約束したので、政治的には得るものが多かったように私は思います。
この選挙で私が注目したのは、今回の住民投票で投票年齢が16歳以上とされたことです。この拡大による有権者数の増加は430万人に対して11万人なので全体の2.5%程度、大勢に影響はなかったかもしれないけど、私には『将来を決めるのも若者の責任。』との考えがあったように思うからです。そしてもう一つは投票率が85%と高かったことと、敗北が明らかになった時スコットランド独立党首が結果を率直に受け入れたことです。
大人の対応というか、成熟した民主主義の国との印象を深くしました。
・・・で、今回はスコッチ・シングル・モルトの「シングルトン(Singleton)」を選んでみましたが、実はこのウィスキー!2011年8月15日のブログで取り上げて、そのシングル・モルトらしからぬまろやかな味わいが印象に残りました。
Singleton3年前と比べると、瓶の形とラベルは変わらないものの外箱のデザインが変わってました。前回は白とうすい青のグラデーションでしたが(右の写真を参照のこと)、今回は全体がモス・グリーンというのでしょうか落ち着いた深緑色になってました。このウィスキーの正式名称は、【The Singleton Single Malt Scotch Whisky of Glen ORD】です。ここで【Glen ORD】がキーポイントとなります。・・・これはGlen ORD蒸留所で造られていることを意味しており、アジア向けに造られているのです。この他、同じ【Singleton】を名乗るウィスキーにGlendullanとDufftownの2つありますが、これ等はそれぞれ米国向けとヨーロッパ向けに造られているのは、前回述べたとおりです。
Glenord01さて新しい箱には、このウィスキーの特徴が述べられています。
先ず蒸留所のモットーとして、『1838年以来Glen ORD蒸留所で手作業で造られてきたシングルモルトで、これを” I shine,not burn ”』と書いてあるのです。・・・さて困った、not burn?これをどう解釈したらいいのでしょうか?英語をまじめに勉強して来なかったツケが回ってきてます・・・まぁ・・・『このシングルモルトを燃やすことなく?(無くしてしまわず)、磨きあげるのだ』とでも解釈しておきましょう!!・・・かなりいい加減・・・
そして、・伝統的な手法による製法、・選別した大麦を使用、・山の恵まれた水、・長時間(5日間)発酵法、・ゆっくりとした蒸留、・バランスのとれた熟成(アメリカとヨーロッパの樫樽を使用)、といった特徴が述べられています。
特に長時間発酵とスロー蒸留によって、味わいに深みが増し豊かで自然なフレイバーが増しているとして、『Rich、smooth and perfectly balanced』なウィスキーに仕上がっている、と自画自賛しています。
さて、どんな味わいでしょうか?
Singleton22先ず色が濃くて黄金色というか赤みがかった色で、刺激的な香りはしませんでした。ストレートで試してみましたが、口当たりが柔らかく個性の強いガツン系のシングル・モルトとは違う味わいでした。オンザロックもお勧めですし、優しいテイストは女性が飲むのにも適しているウィスキーにだと思いました。

[メモ] 40%
    Distilled,Matured and Bottled in Scotland
    The Glen ORD Distillery,Muir of ORD Ross-Shire

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