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芋焼酎・風の番人

Kaze1今回取り上げるのは芋焼酎の「風の番人」です。
酒造は宮崎県の「すき酒造」ですが、どこにあるのだろうとホームページを参照してみたら、なんだか以前見たような気がしました。『はて、何というお酒だったんだろう?』とあれこれ考えても思い出せません。・・・やはり加齢と共に脳が縮小しているようで・・・で仕方なくブログをさかのぼってみると、ありました!2011年12月25日のブログ「芋焼酎・鰐塚」がすき酒造のものでした。
すき酒造は、宮崎県小林市須木という鹿児島県と熊本県に近い山深い地域にあり、地名の【須木】をひらがなにして酒造の名前にしたとのこと。
Sukisz03Sukisz04_3創業は明治43年(1910年)と言いますから百年以上続く酒造です。そして創業百年目の2010年に総木造りの新しい酒蔵を造って移転したのです。その時の写真がホームページに載ってますが、中でも大きな甕壷を設置する様子が珍しいので拝借して掲載します。
Sukil3さて酒造のある須木地区は、山々に囲まれて清流があり須木栗の産地です。例年栗祭りが開催され、栗拾い体験イベントも行われています。そしてこの栗で作った「栗焼酎・美栗」がこの酒造から販売されてます。・・・でもなんと呼べばいいんでしょうか?「美栗」・・・びくり?・・・それとも、びっくり??このほか地区には、天然ヒノキ造りの温泉場「かじかの湯」や全長155m、水面高30mの「大つり橋」、「ままこの滝」という、その昔継母が邪魔になった子供を突き落そうとして足を滑らして落ちてしまったという伝説がある滝などがあり、自然豊かな地区です。
Sukil2さてこの「風の番人」という名前のいわれは何でしょうか?
これまで述べたように、須木地区は九州山脈の山深いところにあり、風の通り道で秋から冬にかけて強い風が吹き抜けるとのこと。このため酒造の杜氏は蔵の門を開閉し、蔵に風を入れたり止めたりして温度管理をし焼酎造りを行ったそうです・・・もちろん現在はコンピュータで温度管理しているんでしょうけどね・・・。そしてこうした杜氏のことを「風の番人」と称したそうです。
芋焼酎「風の番人」は、黒麹を使って甕壷で仕込んでいます。黒麹はしっかりした味わいになると言われてますが、酒造によると【「風の番人」は黒麹としては甘く、やさしく、スッキリとした味わいの中にも力強さがある。】とのことです。
Kaze2実際にはどうでしょうか?さっそく試してみましょう!!
お湯割りにするとほんのり甘い香りがし、まろやかな味わいでした。黒麹効果によるしっかりした味わいよりも、甕壷熟成によってまろやかさが強調されたように思いました!
なお「風の番人」には、白麹仕込みの「風の番人<夏>」(ラベルは同じ図柄で全体にブルーにして夏らしさを強調)とか、全体を暖色系にしたラベルの冬バージョンのものがあります。チャンスがあればこれ等を飲み比べてみたいと思います。

[メモ] 25度、さつま芋(宮崎産契約栽培)、米麹(国産米)
     すき酒造株式会社
     宮崎県小林市須木下田唐池393-3
     Te 0984-48-2016 http://suki-syuzo.jp/

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