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麦焼酎・ガンコな息子

Ganko1Modan1前回に引き続き壱岐焼酎で、「モダンな親父」に代わって「ガンコな息子」を飲んでみました。
前者は減圧蒸留法で、後者は常圧蒸留法で造られており、それぞれに味わいが異なることを説明しましたが、その特徴を【親父の一言】、【息子の一言】として瓶の裏側のラベルに書いてあるので、紹介します!
Modan3Ganko3【親父の一言】は、『やっぱ壱岐麦焼酎はのどごしんよーしち、飲みよか方がよかと。やけん減圧蒸留やろ!ロック、水割りは最高ばい。』・・・方言でしょうかねぇ・・・なかなか味わいのある言葉ですが、要するに減圧蒸留はのど越しも良くロックや水割りが最高とのこと。
一方【息子の一言】は、『壱岐麦焼酎なら麦ん香ばしさと米こうじの甘味んなからな いけんめーもん。そいやったら常圧蒸留たい! お湯割りでんなんでん美味しかばい。』・・・『いけんめーもん』ってどういう意味ですかねぇ・・・ただ言わんとすることは、麦の香ばしさと米こうじの甘さを楽しみたいのなら常圧蒸留だ!と言っているのです(・・・言っているようです)。
確かに、減圧蒸留の焼酎は飲みやすくて、それまでの『オジサンの焼酎』というイメージを変えて、若い女性の支持を得ましたし、常圧蒸留の焼酎は個性のあるものが多く、これまた多くの人に支持を得ています。
ところで壱岐という離島で、どうして麦焼酎が造られるようになったのでしょうか?
壱岐は3世紀ころの魏志倭人伝に、『一大国(一支國とも言うようで、壱岐のことです)に田地あり』と記載されていて、麦や米の栽培が盛んだったことがうかがわれます。そして戦国時代の末期には米が豊富だったことから清酒造りが盛んに。ただ江戸時代に入ると参勤交代制によって財政がひっ迫し麦による焼酎造りに移行したそうです。壱岐の焼酎造りは歴史があるんですね!
Ganko2当時の焼酎造りは、当然のことながら常圧蒸留法でした。
今回飲んだ「ガンコな息子」は一般的に使われる「ガンコ親父」とは違って、【歴史ある常圧蒸留法をガンコに守っていくぞ!】という若い世代の心意気を表しているように、私は感じました。
さて「ガンコな息子」はどんな味わいでしょうか?
焼酎をお湯で割るとその焼酎が持っている特徴を際立たすので、先ずはお湯割りにして飲んでみました。
お湯で麦焼酎が温められ麦の香ばしいかおりが強くなったように思いました。そして口に含むと舌先にちょっと辛みを感じましたが、全体にしっかりとした味わいでした。

[メモ] 25%、原材料:大麦(壱岐産ニシノホシ)2/3、米こうじ(壱岐産)1/3
               麹菌:白麹菌、酵母:自家培養酵母、
         仕込み水:玄武岩層で磨かれた天然水、 入魂度:120%
    壱岐の蔵酒造株式会社
    長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触520
    Tel 0920-45-2111

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