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麦焼酎・モダンな親父

Moga我が家の酒が底をついたので、東京・狛江市の籠屋さんに仕入れに行きました。最近焼酎を飲んでいないので、今回は珍しい焼酎があればと店内を見渡すと・・・ありました!!壱岐焼酎の「モダンな親父」と「ガンコな息子」が目に留まりました。・・・でもこれはちょっと変ですね!?
一般に『ガンコ親父』という言葉があるから、普通は「ガンコな親父」と「モダンな息子」でしょうけど、それを逆にしたところが面白いと思いました。・・・でもこれって単なる言葉のアソビかな?だったら意味がないけど・・・中身とネーミングが一致していることが大事です。ラベルを見比べると、「モダンな親父」は減圧蒸留法、「ガンコな息子」は常圧蒸留法、でそれぞれ造られているので味わいに違いがあるようです。ここは比べるために両方買うしかない・・・ということで、まんまと酒造の戦略に乗せられて2本ゲット!
Modan1さてこのユニークなネーミングの焼酎を造る【壱岐の蔵酒造】は、1974年(昭和59年)壱岐の島にある6つの酒造蔵が共同で協業組合を設立したのが始まりで、比較的新しい酒造です。
また1995年(平成7年)国税庁が、壱岐の島で作られる焼酎を『壱岐焼酎』と表示することを認めました。これを原産地表示といいますが、その要件は次の通りと定められています。
①原材料を大麦2、米こうじ1の割合とすること。
②壱岐島内の水を使うこと。・・・つまり『壱岐焼酎』は麦焼酎、ということです。
Modan2さて、どんな味わいでしょうか?早速飲んでみましょう。
おっと、その前に、蒸留法の違いについて復習しておきましょう。
焼酎の製造工程を簡単に言うと、こうじ(麹)菌によって原材料をアルコール発酵させ、蒸留によってアルコール分を抽出します。
この蒸留を、大気中・・・すなわち沸点100度で行うのが【常圧蒸留法】、蒸留釜の空気を抜き・・・すなわち減圧して100度以下の沸点で蒸留するのを【減圧蒸留法】と言います。減圧蒸留法によると、雑味成分が蒸発せずイオン交換樹脂などによって除去出来るので、結果として雑味成分が少なくなりスッキリ系の焼酎が出来ます。一方常圧蒸留法ではこうした雑味成分はどうしても残りますが、それが逆にその焼酎の個性となるわけです。
ですからどちらの蒸留法が良いと一概にいえません。飲み比べて自分の好みのものを選ぶしかありません。「モダンな親父」は減圧蒸留法で造られています。
今回は暑くなったしロックで試してみました。
ロックなので麦の香りが減少しましたが、確かにスッキリ系で飲みやすい焼酎でした。冷たい水で割ってアルコール度を下げて楽しむのを良いかもしれません。

[メモ] 25%、原材料:大麦(壱岐産ニシノホシ)2/3、米こうじ(壱岐産)1/3
               麹菌:白麹菌、酵母:自家培養酵母、
         仕込み水:玄武岩層で磨かれた天然水
    壱岐の蔵酒造株式会社
    長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触520
    Tel 0920-45-2111

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