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ビール考

Beer旧聞になりますが、2か月程前の4月16日付の朝日新聞に『増税の苦み 新味で消す』と題して、ビール会社が消費税のアップによる売り上げの落ち込みをカバーするために、新たなビールを投入し消費者を引き付ける戦略をたてていることを紹介してました。
ビール大手各社の読みは、『増税前の3月は駆け込み需要で潤うが、反動が心配される4月こそ勝負!』、ということで新商品を4月、5月に投入する計画を立てたのです。すなわち、サントリーは【和膳】(4月8日発売)、アサヒビールは【ドライブラック バースタイル ライム】(4月22日発売)、サッポロビールは【ホワイトベルグ】(5月13日発売)、と新商品を投入。これに対してキリンビールは、【一番搾り サッカー日本代表応援缶】(4月22日発売)と、中身は同じで缶のデザインにサッカー代表選手をあしらう方法を採用しています。
Bwazen1Bsuperd1これ等新商品のなかで、サントリーの【和膳】は「和食専用ビール」をうたい、アルコール度数を一般のビールより低い3.5%に抑え、『和食の繊細な味わいに合わせ、厳選した素材のうまみを丁寧に引き出した。』とのこと。
アサヒビールの【ドライブラック】は、アルコール度5.5%で辛口の黒ビールで、『氷を入れるとおいしい!』が売り。氷を入れたグラスにドライブラックを注ぎ、レモン、ライム、オレンジなどを絞って注ぐ。TVCMでダルビッシュがやってますよね!
そしてサッポロビールの【ホワイトベルグ】は、前記二つのビールと異なり「リキュール(発泡性)①」でアルコール度5%です。つまりビールでもなく発泡酒でもない、いわゆる第3のビールです。ベルギーのホワイトビールに学んでベルギー産麦芽と小麦麦芽を使用し、豊かな味わいときめ細かな泡を実現したとのこと。さらに伝統的に用いられているコリアンダーシードとオレンジピールを使って香りづけをしたそうです。
Bwhite1Bichiban1これに対してキリンビールは、人気が確立した『定番商品』である【一番搾り】の缶のデザインを変える戦略をとりました。確か【一番搾り】は今年になってリニューアルし缶のデザインを変えたはず。新たに新商品を投入する必要はない、と判断したのでしょう。でも目新しさは必須なので、6月開催のワールドカップ・サッカーに合わせ代表選手の写真をプリントした「サッカー日本代表応援缶」を企画。でも代表選手の肖像権は莫大な経費がかかったんじゃないかな・・・・と思います。
さて4種類のビールを買いそろえたのですが、実は私はビールの味がよく分からない、と言うか最初の一杯ののど越しの感じは分かるんですが、2杯目以降はどれも同じように思えるのです。焼酎や日本酒、ウィスキーなどのようにじっくり味わうのではなく、瞬発力?が試されるビールはちょっと苦手です・・・はい。
とはいえ取り上げた以上はどんな味わいか、レポートしないわけにはいきません。
独断と偏見で私見を述べさせていただきます。
まず【和膳】ですが、「和食に合う」というのが最大のアピールなのでしょう!
曰く、『和食の味を妨げない』とか『アルコール度数が低い』など。確かに私の友人は度数が低いのがよいと言ってるし、刺身を食しながら飲むと悪くはありませんでした。
では、【一番搾り】ではだめなのか、と言われるとダメだと断言できないし・・・。
【ブラックドライ】はCM通りに氷を入れたグラスに注いでみました。・・・すると泡がきめ細かくなり、最初に泡が唇に触れた時柔らかな感触がしました。『おっ!ちょっと違うな・・・』というのが最初の印象でした。
そして新商品の最後【ホワイトベルグ】は、これまでのビールとは一味違いました。
何というか・・・独特の甘い香りがあってのど越しにちょっと甘みが残ったのです。
新商品投入には直球勝負ではなく変化球を投げてきた、といったところです!

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