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とうもろこし焼酎・静寂の時

Seijaku1スーパーのお酒コーナーの棚を眺めていたら、「とうもろこし焼酎」の文字が目に留まりました。【とうもろこし】で焼酎???・・・焼酎には、芋、麦、米、がTOP3で、続いてそば、紫蘇(しそ)、じゃがいも、があることは知ってましたが、とうもろこしとは・・・!?
この焼酎の醸造元は宮崎県北部、熊本県境に近い高千穂町の高千穂酒造です。宮崎県の焼酎の分布は、大まかに言うと南部が芋焼酎、北部は麦焼酎、というのが一般的です。
こうした常識?からすると【とうもろこし】は正に想定外です。
さて高千穂酒造は、明治35年創業の110年余の歴史がある酒造です。当初は米焼酎を中心に醸造していたそうですが、昭和45年(1970年)に工場を新設し現在地に移転、麦、そば、とうもろこしなど地元産の穀物を原料に焼酎作りを始めたとのこと。この背景として、酒造のある高千穂町は山間部で斜面が多くやせた土壌のため、そばやとうもろこしなどの雑穀類の栽培が盛んに行われていることがあるようです。
この酒造で造られる焼酎は多種多様です。例えば麦焼酎は8ブランド、芋焼酎は3、その他に米、そば、とうもろこしがそれぞれ2ブランドずつ、合計5種類の焼酎で17ブランドあります。更にリキュールが2ブランドあるので、全体では19ものブランドを醸造しています。原材料は地元産を使用しているとのことで、正に地域の雇用・経済を担う企業です。また焼酎造りに欠かせない水は、県境をこえて熊本県南阿蘇村の名水百選に選ばれた【白川水源】の水を使っているとのこと。
Seijaku2さて今回購入したのは、「とうもろこし焼酎 静寂の時」です。
原材料を確認すると、とうもろこし、とうもろこし麹、となっています。一般に焼酎は米麹を使うのですが、この「静寂の時」はとうもろこしから造られた麹を使っているのも注目点です。つまり全部とうもろこしを使っているので【全量とうもろこし】です。例えば芋焼酎の「一刻者(いっこもん)」が原材料に芋と芋麹を使っているので、【全量芋】をうたい文句としているのと同じです。
さてその味やいかに!?
「静寂の時」は黄金色ほどではありませんが、薄黄色の透明な液体で、ほんのり甘い?香りがしました。3年間熟成しているとのことなので、ウィスキーのような印象を持ちました。そこで先ずはロックで試してみました。口当たりはまろやかで・・・何というんでしょうか・・・何かフルーツのような甘みを感じました。でもしつこい甘みではなくすっきりとした飲み易い焼酎でした。
お湯割りでも試してみましたが、どちらかと言えば私はロックで飲むほうが好みでした。

[メモ] 25度、とうもろこし、とうもろこし麹
    高千穂酒造株式会社
    宮崎県西臼杵郡高千穂町押方925
    Tel 0982-72-2323

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