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ごま祥酎・紅乙女

Beniotome店頭でこの焼酎を見つけた時、ちょっと違和感がありました。
まず第一にゴマから焼酎ができるのか?なぜ「焼酎」ではなく「祥酎」なのか?一番目の疑問については、ラベルをみると原材料が麦、米こうじ、胡麻、となっているので、基本は麦焼酎で、それにゴマの成分を加えているのではないかと想像しました。
ただなぜ「祥酎」にしているのか?分かりませんでした。
そこで酒造のホームページを見ることにしました。
この紅乙女酒造は福岡県久留米市で昭和53年8月に設立されたとのことで、歴史は35年程度の比較的新しい酒造です。
そしてその設立の経緯から当時の創業者の想いを知ることができます。
この「紅乙女」誕生は、久留米市田主丸に300年続く蔵元「若田屋酒造場」の12代当主に嫁いだ奥様が、【安いイメージしかない焼酎を本当に美味しいお酒にしたい】との発想で開発を決意し、当時子育て中であったことから「紅乙女」の名前を付けたそうです。
Beniotome2でもなぜ「焼酎」を「祥酎」と呼ぶのでしょうか?
「祥」は、「おめでたいしるし」という意味があるそうで、今までの焼酎とは違う全く新しいお酒として「祥酎」と呼び、口にすると福が来る焼酎として『口福の祥酎』と呼ぶようにしたとのこと。
なるほど!やはり女性・・・それも母親・・・の発想はすごい!
それで紅乙女酒造を作ってしまうんですから・・・その提案を受け入れたご主人の度量もたいしたものです・・・ホント!!
でも名前だけで中身が伴わなければ、酒飲み、いや消費者には受け入れてもらえません。そこで全く新しい焼酎を!という意気込みで、米や麦の他、小豆、ヒエ、といった新しい素材で試行錯誤を重ね、その結果たどり着いた素材が『胡麻』だったそうです。なお原材料を確認すると、【麦、米こうじ、胡麻】、更に【胡麻(10%以上)】と表示されているので、麦と胡麻で造った焼酎をブレンドしていると思います。ただし製法は門外不出で特許を取得しているためか、ホームページでも公開されてません。
こうして世界的にも珍しい唯一無二の「胡麻祥酎」が出来たわけですが、その努力が認められて「国際味覚審査機構(iTQi)」で5年連続(2006~2010年)で最優秀賞を受賞しています。
さて珍しい「ごま祥酎 紅乙女」はどんな味わいでしょうか、気になります!
まず定番のお湯割りで試してみました。確かにほんのりゴマの香りがしました。
でもそんなにゴマの味が強くありませんでした。むしろのど越しにほんの少し余韻が残る程度でした。これは麦焼酎ではなく、まさに【ごま祥酎】です!!
それからロックでも飲んでみましたが、ゴマの香りが弱まり焼酎というより、ちょっとウィスキー的な味わいでした。こうしたテイストが国際的に評価されたのでしょう!

[メモ] 25度、麦、米麹、胡麻 焙煎胡麻10%以上使用
    株式会社 紅乙女酒造
    福岡県久留米市田主丸町益生田562-1
    Tel 0943-72-3939 http://www.beniotome.co.jp


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