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日本酒・古都足利

先日足利氏館跡の「ばん(鑁)阿寺」と日本最古の学校「足利学校」に行きました。
Banaji実は私最近、関東の城巡りをしてまして、まだ数は少ないのですが、小田原城、川越城、忍城(のぼうの城のモデル)、などを訪問しています。
今回のばん阿寺は真言宗の名刹として知られてますが、当初は源姓足利義兼が水堀の内側に土塁をめぐらせた平城として建設し、その後足利氏の菩提寺として栄えたとのこと。
なお室町幕府を開いた足利尊氏は義兼から数えて7代目になるそうです。
舘跡に入ると本堂など国の重要文化財、楼門は県の有形文化財の指定を受けており、歴史を感じさせる建築物ばかりでした。本堂には年配の参拝者のほか小学校の新入生も両親とともにお参りに来ていてにぎわっていました。
Ashikagasc次に訪れたのが「足利学校」です。この学校が歴史に上るのは室町時代に上杉憲実(のりざね)が現在国宝に指定されている書籍を寄進し、足利学校を再興した頃からと言われています。現在は学校跡保存事業により江戸中期の姿に復元されています。かやぶき屋根の方丈(学生の講義などに使用)と庫裏(食堂などに利用)が再建され見ごたえがありました。
Oldashikaga1Oldashikaga2前置きが長くなりましたが、本日飲んだお酒は足利で買い求めたものです。純米吟醸の「古都足利」。このお酒を見つけた酒屋のご主人は、『この酒は人気があってなかなか手に入らないんだ。』と言ってました。
人気があるようなので、期待できそうです!
さてこのお酒!同じ栃木県の小山市にある杉田酒造のものです。明治初期に新潟から移った杉田房吉が創業した酒造で現在は4代目とのこと。
酒造のある小山市上泉は、地下水が豊富で水質が良いと言われてます。
Sugitaこの酒造の特徴は昔ながらの製法で酒造りをしていることです。発酵を終えた醪(もろみ)をしぼって清酒を取り出しますが、この工程は現在自動圧搾機を使うのが一般的です。しかし杉田酒造では「佐瀬式槽搾り」法によっています。これは醪をつめた酒袋を積み重ねて上から加圧して搾り出す方法で、写真のように上のハンドルを回すと重石が徐々に下に移動して酒をしぼり出します。
さて人気のある「古都足利」はどんな味わいでしょうか?
純米吟醸なので冷やして飲んでみました。冷やしても米の甘味が感じられ、ちょっとまったりとして濃厚な味わいでした。なおぬる燗でも試してみましたが、のど越しにやや辛口の余韻が残る感じで、私は冷やして飲むほうがいいように思いました。

[メモ] 16度、米、米こうじ、精米歩合55%、
     足利産米(銘柄 五百万石)100%使用
     杉田酒造(株) 
     栃木県小山市上泉237

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