« ウィスキー・ブルイックラディ 17年 | トップページ | 日本酒・FISHERMAN »

麦焼酎・粋 九十九

Tsukumo九州・玄界灘の島「壱岐」の麦焼酎「粋 九十九」を飲みました。
ラベルの「粋(いき)」は島の名前「壱岐」をかけているのかも?などと想像しつつ、『さて、壱岐はどこにあるんだっけ?』 と思って日本地図で調べてみると、佐賀県の東松浦半島の沖合い20km位にありました。ただし壱岐は佐賀県と思いきや、長崎県に属しているいるんですね!これには歴史を遡る必要があります。
壱岐は、平安から戦国時代にかけて肥前の国(現在の長崎、佐賀県)を中心に勢力を誇った水軍の松浦党の支配を受け、江戸時代になって松浦氏を領主とする平戸藩に属し、明治の廃藩置県により平戸県、後に長崎県に属することとなった歴史があります。
地理的には、対馬、壱岐、と朝鮮半島と九州を結ぶ海上交通の要路にあり、大陸からの侵攻にも遭いながら大陸の文化も伝承してきました。江戸時代には大麦を使った焼酎造りが盛んだったようです。・・・まぁこれは米は年貢で取られてしまい、大麦を使うしかなかったという事情もあったようです・・・
Table_ikinoshima壱岐の麦焼酎は、1995年(平成7年)にWTO(世界貿易機関)の【地理的表示】の産地指定を認定されています。つまり壱岐で造られた麦焼酎だけが名乗ることが出来るわけですが、その条件として次の3つが挙げられています。
   原料は大麦 2/3、米 1/3の割合とし、醸造すること。
   壱岐島内の水で仕込むこと。
   壱岐島内で蒸留し容器詰めすること。
なお壱岐焼酎のほかには、球磨焼酎(熊本県)、泡盛(沖縄県)、薩摩焼酎(鹿児島県)などがあります。
Tsukumo2今回の『麦焼酎・粋 九十九』は、壱岐の蔵酒造のものですが、この酒造は1984年(昭和59年)にそれぞれ麦焼酎を造っていた6つの酒造が協業し「壱岐焼酎協業組合」として設立。その後2010年に現在の社名に変更したものです。ホームページを拝見すると、酒造としての歴史は短いものの麦焼酎造りには長い歴史を持っているとの自負が見受けられます。
さてその思いのこもった「粋 九十九」はどんな味わいでしょうか?
原材料の大麦と米をブレンドした壱岐焼酎は他の地域の麦焼酎とどんな違いがあるのでしょうか?一般の麦焼酎では、口に含んだとき「麦こがし」のようなちょっと焦げた感じがするものがあります。これに対して壱岐焼酎は原材料に米麹が多く入っているためでしょうか、少し甘みさえ感じました。・・・といってものど越しには辛口の余韻が残りました。
一味違う麦焼酎!壱岐焼酎「粋 九十九」!試してみる価値はあると思います!!

[メモ]  25度、原材料 大麦2/3、米麹(国産米)1/3
     壱岐の蔵酒造株式会社
     長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触520
     Tel 0920-45-2111 http://www.ikinokura.co.jp/

|

« ウィスキー・ブルイックラディ 17年 | トップページ | 日本酒・FISHERMAN »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/59197451

この記事へのトラックバック一覧です: 麦焼酎・粋 九十九:

« ウィスキー・ブルイックラディ 17年 | トップページ | 日本酒・FISHERMAN »