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日本酒・聚楽第 純米吟醸

2013年も残すところ数日となりました。
酒飲みのたけぼうとしては、年末年始に何を飲むかが重大関心事です。
基本は日本酒を中心に例年ですとあれこれ考えるのですが、今年は迷いがありません。・・・というのも京都・佐々木酒造の日本酒を飲むと決めてあるからです。
Jurakudai1なぜか?!・・・それは今年の11月京都に宿泊して未公開国宝展(原則未公開の国宝を春・秋に期間限定で公開するもの)を参観し、その時地酒「聚楽第」(佐々木酒造)を飲んで美味しかったのでお正月はこの酒造のお酒を飲むことに決めてあったからです。
実はこの酒造のお酒を新幹線京都駅で買い求めるつもりだったのに、売店では置いてなくてこの12月になってインターネットで直接注文したのです。
佐々木酒造は1893年(明治26年)、佐々木次郎吉が今の京都市内で創業したので100年以上続く老舗ですが、京都と言えば伏見の酒が有名なので、駅の売店には置いてないのでしょうか?・・・ちょっと残念!!
この酒造には『洛中伝承』という言葉があって、【洛中】すなわち京都市内で唯一の酒造として酒造りの伝統を守り続けていく、という創業以来の精神を凝縮したものだそうです。
なお【洛中】とは、昔平安京を中国王朝の首都であった洛陽に擬し、その平安京域内を洛中、域外を洛外と呼んだそうで、佐々木酒造が創業した明治には130余あった酒造が今は佐々木酒造だけとなりました。
さてこの酒造の4代目社長は佐々木晃氏ですが、ホームページに掲載されている挨拶が面白い!・・・失礼・・・ので簡単に紹介します。
晃氏は3男で酒造を継ぐつもりは無かったそうですが、長男が『飲んで無くなるものを造るのはいやだ』といって建築家となり、次男が酒造を継ぐべく大学の農学部でバイオ研究を行うなど酒造家の道を歩んでいたのに突然俳優になってしまった。・・・佐々木蔵之介という名で「救命病棟24時」などに出演・・・。こうした事情から中国文学を専攻していた晃氏が『いやいや酒造を継ぐ』ことになったそうです。この社長の「ごあいさつ」はウィットに富んだもので楽しく興味深く読むことが出来ます。是非ご覧ください。
Jurakudai2Jurakudai3話がかなり横道にそれましたが・・・いつものことだろう!ですって?・・・どうもすみません・・・、
今回手に入れたのは純米吟醸「聚楽第」と特別純米酒「西陣」です。どちらも純米酒なので酒の味がストレートに味わえると考え選びました。まず年末に「聚楽第」、年始には「西陣」を飲んでみようと思います。
その「聚楽第」を冷酒で飲んでみましたが、香がほんのり甘く感じました。口に含むと舌先に甘味と同時に少し辛口も感じた複雑な味わいではありましたが、全体にあっさりとした飲み口でした。寿司を食しながらいただいた「聚楽第」は、和食の食虫酒として最適だと思いました。なおぬる燗でもいただいてみましたが、辛口がちょっと強くなったように感じ、私としては冷酒の方が好ましいと思いました。

[メモ]  15度、米(国産)、米こうじ(国産米)、精米歩合 60%
      佐々木酒造株式会社
      京都市上京区日暮通棋木町下ル北伊勢谷町727

【余談】 テレビCM
  トラック・メーカーの日野自動車のテレビCMを見たことがありますか?
  このCMは、日野自動車のトラックを使っているユーザーを柳沢慎吾が訪ねるストーリーで、なんとその相手が佐々木酒造なのです。環境に優しい日野デュトロハイブリッド車のCMで、もちろん佐々木蔵之介も出演しトラックの荷台には「佐々木酒造」の文字が・・・。なかなか目の付け所が良いCMだと思いますが、佐々木蔵之介が家業を継がず俳優になったのを知ると、『このCMは蔵之介のせめてもの恩返しかな?』などとつい詮索してしまいます。

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