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芋焼酎・小牧(鴨神楽)

Komakik芋焼酎の「小牧(鴨神楽)」を飲んでみました。
この芋焼酎は名前の通り鹿児島県の小牧醸造のもので、このブログではこの酒造の、「一尚」(ブログ掲載2011年3月)、「金時一刻(きんときいっこ)」(2007年7月)、「一刻者(いっこもん)」(2007年2月)、と何回か取り上げてますが、なかなか個性のある焼酎造りをしている酒造だと思います。
「小牧」はこの酒造の定番商品でいわゆるレギュラー焼酎ですが、今回取り上げるのは同じ「小牧」でもラベルに【鴨神楽】との表示があるように合鴨米を米麹に使って発酵させているのが特長です。合鴨米は、田んぼに鴨を放って鴨に害虫を食べさせ無農薬肥料で育てる農法で、手間が掛かることから酒造のあるさつま町の近隣農家で合鴨米生産をする契約農家が減少し、従って焼酎の生産量が限定されるため夏から秋にかけて年1回の製造販売となったそうです。・・・まぁ今回はたまたま運良く手に入れることが出来た、ということです。なおラベルには、【鴨神楽】のネーミングにちなんでラベルの右下に鴨、左上に神楽を舞う人物が描かれています。
Komakik2さてこの小牧醸造は、薩摩半島北部さつま町の一級河川・川内川(せんだいがわ)沿いにあります。創業は1909年(明治42年)なので100年以上続く老舗です。仕込み水は北方にある紫尾山系の伏流水を使っているそうですが、川の傍にあるため過去3回河川の氾濫による水害に遭ってます。特に1972年には6月と7月、2回被災し再開までに7年を要したとのことです。
この酒造のホームページを見ると、【不言実行  昔より鹿児んま士は、ひとたび事が決まれば、『議は申さん』と意を固める。 小牧衆も造りには、『議は申さん』と醸し続ける。】とあります。これは水害による苦難の歴史にへこたれることなく焼酎を造り続ける、小牧醸造に働く人たちの心意気を表していると感じました。
さて、限定酒「小牧 鴨神楽」はどんな味わいでしょうか?!
いつもは定番のお湯割ですが、今回は先ずロックで試してみました。
常圧蒸留で甕壺仕込みの芋焼酎!というからしっかりした味わいだろうと考えロックにしたのですが、意外に優しい感じでした。これは白麹仕込みなので柔らかく日本酒的な味わいになったのかもしれません。これが黒麹だったらガツン系だったかも・・・。次にお湯割にしてみました。芋焼酎独特の甘い香りがして、口に含むと優しい口当たり、のど越しにちょっと辛口の余韻が残る感じがしました。合鴨米の効果は??・・・ウ~ン、良く分かりませんでした・・・ごめんなさい。

[メモ]  25度、麹:河内菌白麹、酵母:鹿児島2号酵母、鹿児島県産黄金千貫
           米:鹿児島県産合鴨米、甕仕込み、常圧蒸留
      小牧醸造株式会社
      鹿児島県薩摩郡さつま町時吉12番地
      0966-53-0001 http://komakijozo.co.jp/

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