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ウィスキー・モンキー ショルダー

Monkeys1今回はちょっと変わったウィスキーを飲んでみました。それは、ボトルに三匹の猿が付いている「Monkey Shoulder(モンキー ショルダー)」です。・・・なんでこんな名前を??・・・日本で三匹の猿と言えば、『見ざる、聞かざる、言わざる』という言葉がありますが、イギリスのスコットランドにもあるのかな!?
・・・あるわけないなぁ・・・では何んでこんな名前をつけたのか。
その答えはラベルに書いてありました。
スコッチウィスキーを造る過程に「モルティング」があります。これは原材料である大麦を発酵させ麦芽をつくるため、コンクリートの床に大麦を20~30センチの厚さに敷き詰め水を加えて発芽を促します。すると発酵によって熱が発生するので木製のシャベルで4~6時間毎に上下入れ替えます。この作業を行う職人を「モルト・マン(malt man)」といいますが、ハードな肉体労働で1日の作業が終わると疲れきって『まるで猿が肩に乗っているようだ』ということから、「Monkey Shoulder」としたのだそうです。
Monkeys3・・・そうすると三匹の猿がボトルに乗っているのは??
実はその理由はラベルには書いてありませんでした。・・・でこれは私の推察ですが、「Monkey Shoulder」はスコットランド・スペイサイドの3つのシングルモルト・・・Glenfiddich、Balenie、Kininvie・・・をブレンドしているので、猿が3匹必要になった、と思うのですが、如何でしょうか。
それと【Batch 27】という表示があります。これは、『樽熟成された原酒の中からそれぞれテイストを試験して選ばれた27のモルトを一まとめ(batch)にして「Monkey Shoulder」を造っている。』ことを表しています。
更にブレンド・ウィスキーに使われるグレン・ウィスキー(トウモロコシから造ったウィスキーで高アルコール度であるが味が無いため、キーモルトの味を妨げないのでブレンド用として良く使われている)を使っていないとのこと。
こうした独特の手法で造られたこのウィスキーは、『味わいがスムースで豊か(Rich)』であるとラベルに書いてあります。
Monkeys2この蒸留所William Grant & Sonsは1887年創立で古い歴史があります。この「Monkey Shoulder」は2006年に初登場したのですが、【ブレンド ウィスキー】の分野で2011年に各種金賞を獲得したのも、前述した製法からすると当然だと考えます。
さてどんな味わいでしょうか!?
実は私、人間ドックでピロリ菌が発見されたので、この1週間除菌の薬を飲んだのです。もちろんこの期間は禁酒です。禁酒明けにウィスキーを飲むのはきついかな!?と思ったんですが、誘惑には勝てず試してみました。
色は黄金色というより赤色が強く、香りはシングルモルトのような強い個性はないものの柔らかな感じの好ましいものでした。ストレートとロックで試しましたが、そんなに刺激は強くなくマイルドな優しい味わいでした。確かに『smooth and rich』でした!!

[メモ]  40%、
     Distilled,Matured & Bottled in Dufftown, Scotland
     by William Grant & Sons LTD,Family owned since1887

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