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焼酎・無一物

Muichi1前回に続き焼酎を飲んでみました。壱岐焼酎の「無一物」です。壱岐焼酎といえば・・・麦焼酎です!特に今回選んだのは5年熟成したものです。この「無一物」は、昭和59年(1984年)に壱岐の6つの酒造が共同で設立した「壱岐焼酎協業組合」が、2010年10月に「壱岐の蔵酒造株式会社」となって、この会社が醸造したものです。比較的新しい酒造ですが、壱岐焼酎は400年の歴史があり、米麹1/3、大麦2/3の割合で減圧蒸留という伝統の方法で造られています。
この会社のモットーは、『壱であること。
               麦焼酎の歴史を語る上で、壱であること。
               米麹の旨味と麦の風味を問う上で、壱であること。
               飲む人に愛される上で、壱であること。』  です。
さて壱岐焼酎は、WTO(世界貿易機関)が定めるトリプス(TRIPS)協定・・・簡単に言うと、貿易に関連する知的所有権を定め、ワインやスピリッツの原産地を特定する表示を認めるもので、例えばボルドーワイン、薩摩焼酎、など・・・に登録されています。つまり「壱岐焼酎」は、麦焼酎で壱岐で造られたものだけが名乗ることが出来るのです。
Muichi2特にこの「無一物」は、スペインから輸入したシェリー樽に入れて5年熟成したもので、樽から出した原酒でアルコール度42%のものと、加水して25%にしたものと2種類あります。なお「無一物」は販売店向け限定酒で、私は東京・狛江市の籠屋で手に入れました。
・・・で、今回試したのは25%のものです。
ところでこのネーミング「無一物」とは禅の「本来無一物」という言葉から来ていて、『一切の煩悩を持たない』状態で、『さわやかでゆったりとした境地』のことを言うそうです。つまりこの麦焼酎が「さわやかでゆったりとした」味わいであるように期待を込めて名づけたものと想像できます。
さてこの「無一物」!ネーミングどおりさわやかでゆったりとした味わいでしょうか?!
この麦焼酎はうっすらとした黄金色をしてました。シェリー樽で熟成した効果でしょうか?!それに香がスコッチウィスキーのようなちょっと刺激のあるものでした。麦焼酎は香が豊かと言われてますが、この「無一物」は独特の香りがしました。これもシェリー樽効果でしょう!
さて肝心の味はどうでしょうか?刺激のある香に反して飲み心地はマイルドでした。夏なのでロックで試しましたが、心地よく酔うことが出来ました。私のような煩悩の塊の者にも、ひと時【本来無一物】の心境を味わうことが出来ました。
煩悩をかかえる皆さん!是非試してみてください。

[メモ] 25%、原材料:大麦2/3、米麹(国産米)1/3
    壱岐の蔵酒造株式会社
    長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触520

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