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芋焼酎・刀

Katana2久しぶりに芋焼酎を飲んでみました。
佐多宗二商店の芋焼酎「刀(かたな)」です。佐多宗二商店といえば、「晴耕雨読」や「不二才(ぶにせ)」などが有名で私も飲んだことがあります。どちらかと言うとしっかりとした味わいの芋焼酎だった記憶があります。
さて今回「刀」を選んだのは、この銘柄がANAの国際線で販売されていると聞いたからです。芋焼酎といういわばローカルなもの(失礼!!)が、国際線というひのき舞台で売られるなんて!・・・正に快挙!・・・ということで以前から気になっていたのです。先日、狛江の籠屋さんに伺ったところ「刀」が置いてあったので、早速購入した次第です。
Katanaところが調べてみると国際線の「刀」はアルコール度44度で、購入したものとは全く別物であることがわかりました。瓶も写真のような独特のもので、刀というラベルの上に薄い和紙を貼って、うっすらと刀の文字が浮かび上がる仕掛けになっているとのこと。しかも44度という高いアルコール度を実現するため・・・焼酎は一般に25度・・・【初溜取り】という方法を用いているそうです。
一般に焼酎の製法は、原材料の芋を麹で発酵させ、それを蒸留してアルコール分を抽出するのですが、蒸留した最初の段階はアルコール濃度が高く、これらの高濃度の焼酎を集めたものを、最【初】に【溜】まった成分を【取り】集めた焼酎、すなわち【初溜取り】といいます。当然のことながら抽出される量は少なく貴重なものとなり、出荷数も限られてます。・・・酒造のHPによると値段は500mlが3800円、下手なウィスキーよりも高いです・・・。
・・・ということで「刀」違いですが、購入した芋焼酎を試してみました。
Katana3ラベルをよく見ると「刀 飛焼 TOBIYAKI」とありました。ここで飛焼(とびやき)とは、鉄を繰り返し鍛えて造る日本刀の肌目のなかで、刃縁を離れて現れる文様のことをいい、刀の美しさを際立たせる、とのこと。・・・飛焼とは、44度の「刀」を切れ味鋭い刃縁とすれば、それから離れた文様を25度の「刀」を飛焼に見立てたのかもしれません・・・。なおこの「刀」は、原材料の紅芋と小金千貫から造った焼酎をブレンドし1年程度熟成しているとのこと。そして酒造の20代のスタッフが企画・立案し、営業までも担当しているそうです。
さてどのようなテイストでしょうか!?
当然お湯割で試しました!  芋焼酎は甘い香りがしますが、この「刀」はほのかに香る、といった感じでした。口に含んでも優しい感じでしたが、のど越しに辛口の余韻が残りました。全体に鋭い切れ味の刀というよりも、優しさの中にキラリと光るものを持っている刀、といったところでしょうか。

[メモ] 25度、原材料:さつま芋(南薩産黄金千貫・紅さつま)、米麹(白麹)
     仕込み水:開聞山系の地下水使用
     有限会社佐多宗二商店
     鹿児島県南九州市穎娃町別府4910番地


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